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テルマエ ロマエの作者ヤマザキマリさんが描いた肖像画がジャケット。
11年ぶりと言うことと、昨今のいわゆるCITY POPブームもあってか、web媒体、紙媒体、ラジオそしてテレビ番組と正に「もの凄い数」の取材〜パブリシティ露出がなされ、発売1週間を経た今でも露出が継続しております。
自称「タツローマニア」の私としてはアルバムの購入は勿論のこと、今回の取材もラジオ地方局でのインタビューとCDレビューのみの雑誌取材は除いて、ほぼ全媒体を聴取、視聴、購読したつもりです。
その中で特に印象に残ったものについてその感想を列記してみたいと思います。
6月15日発売 BRUTUS 「TATSURO'S MUSIC BOOK」
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達郎マニアが狂喜乱舞した2018年2月発行の「BRUTUS SONG BOOK」に続く、一号まるごと山下達郎大特集は、取材6時間+翌日2時間 計8時間 文字起こしにして3万字に及ぶ超ロングインタビューのほか、細野晴臣や矢野顕子をはじめとする関連の音楽家取材やニューアルバムについての今時の若いミュージシャンによる曲目紹介など盛りだくさんの内容です。
この中で個人的な興味を引いたのは、昨今のCITY POPブームでその名前をよく目にする様になっている林哲司のインタビュー。
凄く話しにくそうに答えていたのがありありと分かります。恐らく編集者は過去に林哲司がサンソン「似たものパクリ特集」で思いっきり達郎さんからディスられた事を知らなかったのでしょう。
そのほか、紙質変えて観音開きになっている「全仕事449曲」は資料として自分にも今後とても役立つと思います。
6月22日 オールナイトニッポン ゴールド
オールナイトニッポン出演は46年ぶりだそうで、当時は午前3時からの第2部担当。あまりにも選曲がマニアックすぎて半年でクビになった事は、ファンにはお馴染みの話。でもその時点で発売されていたビーチボーイズの全アルバム全曲をかけた、なんて話は私も知りませんでした。
この番組は、今回の他番組と違い達郎さん自身がDJ=発信者と言うことで、私の様なコアなファンにとってもかなり前のめりで聴けました。本人も言ってましたが「AM局向け」のしゃべり方が新鮮で、FMのサンソンとは違った意味で楽しめました。時間が経つにつれ話し方が落語家口調になってくるのが笑えました。
6月23日 TOKYO FM ワンディジャック
新譜発売日当日は、早朝6時から21時まで東京FM 8番組に出演。この中で・・・
住吉美紀 BLUE OCEAN アルバム収録「光と君へのレクイエム」をかけたあと住吉美紀の曲目紹介トークのバックにビーチボーイズのWouldn't it be nice( 邦題:素敵じゃないか。この光と君へのレクイエムが主題歌だった映画「陽だまりの彼女」で上野樹里が演じる主役が好きだった曲として劇中歌として流された)がかかり、そのことについて私が「住吉さん、Wouldn't it be niceをかけるなんて素敵じゃないか」ってツイートしたら、番組放送中に住吉美紀本人から「いいね」されました。
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LOVE LUNCH TIME POWER MUSIC このLOVEという女性ミュージシャン 初めて知りました。かなり怖いもの知らずで、音楽的な質問を結構タメ口でガンガン達郎さんにぶつけていましたが、僕ら世代からすると逆に微笑ましくて聞いていて楽しかったですね。
「ボーカルはどのくらい直してますか?」神をも恐れぬ質問に対して、達郎「直してませんよ」
LOVE「やっぱり!わー凄い」
「歌のディレクションはどなたがするんですか?」おいおい、誰に向かって聞いてるんだ!(笑)
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ハマ・オカモト THE TRAD ミュージシャンならではのコアな会話に終始。ハマはこれ以外の自分の番組でもよく達郎さんのこと話題にする程の達郎ファン。録音機材のこと、ライブのこと、演奏のこと・・・。リスナーの大半は話の内容半分も分からなかったんじゃないか?
ライブについて、達郎「何やっても文句言う奴は文句言うんですよ。客はやってる奴に似るってね」にハマ爆笑。ハマ「今日は色々伺いまして有り難うございました」達郎「詰められた〜」
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番組アシスタントの中川絵美里さん
6月25日NHK FM 今日は1日山下達郎三昧
「達郎三昧」は11年前に続いて2回目ですが、達郎さん自身は結構この「三昧シリーズ」に出演していて、その発言が毎回かなり面白かった記憶があります。 JB(ジェームスブラウン)三昧、サーフィンホットロッド三昧、失恋ソング三昧など。中でも印象的だったのが、失恋ソングの際のMCが当時のNHK有働由美子アナで、「達郎さんと共演できて、わたしNHK就職して良かった」とまでの発言。
今回のMCは杉浦友紀アナ。彼女もかなりのファンらしく、とてもお詳しい。番組が進むにつれ段々私情が加わってきます。
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一番好きなアルバムはFOR YOUで、SPARKLEからINTERlUDE(!)まで、買ってから月に1回は聴いているとのこと。
彼女の発言で一番驚かされたのは、新宿PIT INNで行われたアコースティックライブに一般抽選で当たって観に行ったこと。さらにもっと凄かったのが2019年のライブツアー、なんとNHKホール公演も抽選でチケット買って観に行った、ってあなたNHK職員でしょう!? しかしよく当たるよね!
6月19日26日関ジャム 完全燃焼SHOW
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関ジャムは竹内まりや特集をやった時点で、いつか山下達郎を取り上げるだろうって希望的観測を持っていました。やるとしたら次のアルバムが発売される際だろうな?と思ってましたが、正にその通りになりました。
もちろん達郎さんがテレビに出演する訳はないので、音声のみの登場となるだろう事も予想通りでした。
が、しかしこれが番組的に非常にプラスに作用しました。喋った内容が一字一句テロップというかボードにテキストとして表示されたので、観てる側が話の内容に集中できて達郎さんの真意がとても良く伝わったと思います。
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![スクリーンショット 2022-07-02 16.40.12.png](/3853/file/E382B9E382AFE383AAE383BCE383B3E382B7E383A7E38383E38388202022-07-022016.40.12-thumbnail2.png)
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2週に渡り非常に深い内容で、Twitterでの反響も「胸が熱くなった」「尊敬します」「説得力が凄い」「カッコいいなぁ」「さすがだよなー」「有り難うございました」などなどが溢れていました。
よくあるパターンとしてテレビ、特に民放地上波では全くうわべだけ、ファンだったら誰でも知っていることのごく一部を切り取って一般ウケしそうに修飾しオンエアするのが常ですが、この関ジャムでは内容的にはマニアにとっては周知の事実でもこれほど丁寧に放送してくれたことは画期的だったと思います。
ローカルのラジオ局ではまだまだ取材・特集が続いておりますが、今回数ある取材を見聞きして感じたことは、以前にも増して「業界シンパシー」が強いこと。
司会者、インタビュアー、編集者、ミュージシャン、番組制作担当などが山下達郎の音楽のファンであり、その存在自体をリスペクトしている割合が非常に高いと感じます。
また自分の周囲も含め、30代以下の方は親からの刷り込みのせいで好きになったパターンがとても多いですね。それは業界人も同様だったって今回のプロモーション出演で認識新たにしました。
これでまた達郎ファンが激増して、ますますコンサートチケットの倍率上がっちゃうな
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