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2017年09月22日
京の空〜気分に応じて京都のイマソラ、過去ソラを届けます〜
2017年07月21日
洛中洛外〜ジモティが語る京都のあれこれ〜
2017年06月16日
洛中洛外〜ジモティが語る京都のあれこれ〜
2017年05月15日
永谷園
永谷宗円とはWikiによると
「中国から日本にもたらされた茶は、南宋に渡った栄西が『喫茶養生記』で茶の効能を説いたように、当初は寺院での修行や薬用として飲用されていた。
やがて各地で栽培が広がりますが、、宇治の特定の茶師は、幕府の許可を得て高品質の碾茶の製造を独占して、富裕層が好んだ抹茶とは違い、庶民は色が赤黒く味も粗末な「煎じ茶」を飲んでいた。
そんな中、宗円は15年の歳月をかけて製茶法を研究し、味もすぐれた緑の新しい煎茶(正確には「だし茶」である)を作り上げた。この宗円が発明した「青製煎茶製法」はその後の日本緑茶の主流となる製法となった。宗円は完成した茶を携えて江戸に赴き、茶商の山本嘉兵衛に販売を託したところ、たちまち評判となり、以後「宇治の煎茶」は日本を代表する茶となった。宗円の煎茶を販売し大きく利益を得た「山本山」では、明治8年(1875年)まで永谷家に毎年小判25両を贈った。」
宗円は自身が発明した製茶法を近隣にも惜しみなく伝えたため、「永谷式煎茶」「宇治製煎茶」は全国に広がることとなった。」とあり、現在、お茶漬けのりなどで有名な「永谷園」の開祖でもあるそうです。
宇治田原の「永谷園」はその永谷宗円が暮らした住居跡に、製茶道具や「焙炉(ほいろ)」跡を保存するため昭和35年(1960)に建設された施設であり、隣接する神社に「茶宗明神」として祀られたそうです。
現在は土日のみ公開されており、10分ほどのビデオと簡単な案内、そしてお茶の接待が受けられます。
公共交通機関ではなかなかいけない場所ですが、車なら宇治田原町の中心部から10分程度、足を延ばせば信楽までも遠くない距離なので、ドライブの途中に寄られてはいかがでしょうか?
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2017年04月24日
嵐山・高雄パークウェイ
2017年04月11日
花見のころ(2)
今年は4月の花見時の天気が悪いですね。
とういうか、3月がすごく寒くて花の見ごろが随分遅かったため平年より一週間ほどずれ込んだことにも関係があるかもしれません。
京都にはたくさん花見の名所がありますが、お金がかからなくて結構楽しめる場所は加茂川の堤です。
特に出町柳の三角デルタから出雲路橋、北大路橋を経て北山橋あたりまで歩くコースがお勧めです。
もちろんお金はかかりませんし、4月のこの時期大学生の新入生歓迎コンパがあったりしてそれを見ながら歩くだけでもなかなかおもしろいですよ。
北大路を越えると左岸には府立植物園と半木の道(なからぎのみち)があり、ここには「桜のトンネル」があります。
四月初旬の週末には「鴨川売店」が開催され、琴の演奏会や日本舞踊などが披露されます。
もし時間のある方は、府立植物園まで足を延ばされてみてはいかがでしょうか?
2017年04月05日
花見のころ(1)
京都人にとってまた悩ましい季節がやってきました。
といっても花粉症ではなく、花見の観光客による交通渋滞です。
特に市バスがひどい、京都のバスは真ん中に入口があり前に出口がある後払い方式です。
また、市バスは一日乗車券は使えますが、京都バス以外民間のバスには使えません。
最近は使える範囲が少し拡大したようですが、それでも観光客(特に修学旅行生や外国人観光客)には使用範囲が分かりづらいようです。
京阪バスで東大路を通るとただでさえ道路が渋滞している上に、出口で慌てて小銭を用意する観光客のために停車時間が長くなり、五条坂から四条河原町まで30分以上かかるということもざらにあります。
今年は桜の季節が例年より遅かったのと、いい天気の日が少ないので渋滞が少ないのかなと思っていたのですが、この週末は雨天にもかかわらず、やはりあちこちの道路が大渋滞、今週からは春休みも終わるので少しはましになるのでしょうか?
2017年03月29日
街中を歩く(6)〜若冲の寺〜
裏寺通りにある宝蔵寺は昨年の若冲生誕300年のフィーバーもようやく落ち着き、知らないと通り越してしまそうなの静かな佇まいのお寺でした。
京都の場合はビルに囲まれたお寺という構図が違和感なくあちこちで見られますが、この宝蔵寺もその一つでした。
何しろ本堂の裏手にすぐRAUND1の大きなビルが目に入ってきます。
ご住職の話によると、昨年はオリジナルの御朱印帳や御朱印をもらう人の長蛇の列ができたそうですが、今回はまったく待たされることもなく御朱印をいただくことができました。
有名な「髑髏図」や「竹に雄鶏図」は非公開のため見られませんでしたが、今後、季節ごとの特別公開や寺宝展で見ることが可能と思われます。
新京極や河原町の喧騒を少し離れると、裏寺にはこのような穴場のお寺がまだまだたくさん残っています。
2017年03月28日
街中を歩く(番外編1)
今回は新京極を少し離れて、京都御所について書いてみたいと思います。
正式には公園は「京都御苑」という名前で環境省が管理、また京都御所、大宮御所、仙洞御所は宮内庁が管理しているらしいのですが、我々ジモティにとっては小さいころから「御所」という名前でひとくくりにしていました。
周りは地元の中高生がよく一周約4kmのランニングコース、これは昔も今も変わりません。
また「御所」は知る人ぞ知る桜の名所なのです。苑内には約1000本の桜があり3月から4月にかけてはツアーも組まれるほど大勢の観光客で賑わっています。
特に苑内で有名なのは近衛低跡の「糸桜」や清所門近くの「車返桜」、紫宸殿の前に咲く「左近の桜」など天皇や公卿に関する名前がつけられています。
現在は夜間は閉門になるようですが、私の小さい頃は一晩中門が開いており自由に苑内に入れたような気がします。
街灯の薄暗い灯以外真っ暗な御所の中を徘徊するのはとてもスリルがあり、たまにベンチに座っている若いカップル(当時はアベックといいました笑)を見かけるとなぜか子供心にもドキドキしたものです。
最近できた京都迎賓館では大型連休中に開館時間を8時まで延長するようなので、久しぶりに行ってみようかなと思っています。
参考リンク:http://www8.cao.go.jp/geihinkan/kyoto/koukai_kyoto/night.html
正式には公園は「京都御苑」という名前で環境省が管理、また京都御所、大宮御所、仙洞御所は宮内庁が管理しているらしいのですが、我々ジモティにとっては小さいころから「御所」という名前でひとくくりにしていました。
周りは地元の中高生がよく一周約4kmのランニングコース、これは昔も今も変わりません。
また「御所」は知る人ぞ知る桜の名所なのです。苑内には約1000本の桜があり3月から4月にかけてはツアーも組まれるほど大勢の観光客で賑わっています。
特に苑内で有名なのは近衛低跡の「糸桜」や清所門近くの「車返桜」、紫宸殿の前に咲く「左近の桜」など天皇や公卿に関する名前がつけられています。
現在は夜間は閉門になるようですが、私の小さい頃は一晩中門が開いており自由に苑内に入れたような気がします。
街灯の薄暗い灯以外真っ暗な御所の中を徘徊するのはとてもスリルがあり、たまにベンチに座っている若いカップル(当時はアベックといいました笑)を見かけるとなぜか子供心にもドキドキしたものです。
最近できた京都迎賓館では大型連休中に開館時間を8時まで延長するようなので、久しぶりに行ってみようかなと思っています。
参考リンク:http://www8.cao.go.jp/geihinkan/kyoto/koukai_kyoto/night.html
2017年03月23日
街中を歩く(4)
新京極を少し外れて錦小路に出ると、ビルに刺さっている錦天満宮の鳥居の下を西に抜けるとと錦市場に出ます。
本当の名前は錦小路通、平安京の昔は具足小路(具足=武具を扱っていた店が多かったから)といわれています。
しかしその後、通りは衰退して汚れ、尾篭な話ですがそれがなまって糞小路と呼ばれた時代もあったそうです。
その後、四条通の一本南の綾小路に対応して、勅命(ちょくめい=天皇の命令)で錦小路に改められたそうです。
錦小路というと「京の台所」というイメージが強く、歳末には関西や京都のローカルニュースで買物客で賑わう風景が映し出されますが、実際には地元の人間は錦(ジモティは錦市場を略して「錦=にしき」といいます。)へ買物に行くということはまずありません。
いまや錦市場は観光客(特に外人観光客)にとっての観光と食べ歩きの街になっています。
先日、久しぶりに錦市場を高倉通から寺町通まで通り抜けたのですが、外国人観光客の自撮り棒とテイクアウトの食べ物の串で危なくて通れたものではありません。
またスーパーでは198円で売っている京野菜が800円とか、高級料亭向けの商品が多くとてもじゃないけどジモティが簡単に買える商品はありません。
最近できた某アニメキャラクターの店などはファンでもない限り、まず行くことはないと思います。