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3日目を終えてトップに立った天才少女だった金田久美子プロが
プロ初の最終日トップで迎えたサントリーレディスオープンゴルフトーナメントは、
バックナインで大混戦となりました。

トップの金田プロは11番（パー3）でバディーを取った時点で
10アンダー単独首位で残り7ホールでしたが、続く12番（パー5）・13番（パー4）を
連続ボギーとし8アンダーとし、森田理香子プロ、吉田弓美子プロ、比嘉真美子プロに
並ばれてしまいました。

ここから抜け出したのが今シーズン2勝を挙げている森田プロでした。
5アンダー　6位タイからのスタート直後の2番（パー3）でボギーとすると
5番（パー5）でバーディーを取り返すも、前半は1バーディー、1ボギーの
イーブンパー、5アンダーのままでしたが、10番（パー4）・11番（パー3）と
連続バーディーとすると、15番（パー4）・17番（パー5）・18番（パー4）と
後半だけで5バディー、ノーボギーと自分のゴルフに集中していたようでした。

18番のバディーパットを沈め単独トップに立った森田プロがそのまま逃げ切り
今シーズン3勝目、通算5勝目の優勝を獲得しました。

金田プロは14番〜17番でバディーを取り返すチャンスがありましたが
活かしきることができず、通算2勝目はお預けとなってしまいました。

ギリギリで予選を通過し連続予選通過試合記録を97試合に伸ばした
横峯さくらプロは、3日目に5バディー、ノーボギーでトータル3アンダー
9位タイまで順位を上げ、最終日も3番（パー5）・5番（パー5）でバーディーを奪い、
5アンダーまでスコアを伸ばし上位に食い込んでくるかに見えましたが、
INに入り、10番（パー4）・15番（パー4）・17番（パー5）でボギーとして
失速してしまいました。
トータル2アンダー、17位タイで長い4日間を終えられました。

賞金ランキングは、3勝目を挙げた森田プロがトップのまま、
2位に佐伯プロ、3位に横峯プロと続いています。
誰が最後に女王に輝くのか、まだまだ賞金女王争いは分かりませんね！