2020年07月05日
7/4 不死川兄弟
3日発売の鬼滅21巻読みましたよ
いやー…どうなるかは知ってたんだけども
とにかく、さねみが可哀想でね…
なんでこういう不幸な生い立ちの男を好きになってしまうかな(語弊)
不幸に不幸が重なってる人生なのに、よく頑張って生きてきたね…あああ…
小説版の方は読んでないんだけど、今日新刊と共に買おうと思ったら小説版が売り切れでびっくりしたわ。
どのようにして柱になったのか、ってのを知りたくてね…なんか、そこを想像する楽しみももちろんあるんだけど、もう公式で出てるんなら真実を読みたいからね。
こないだも言ったけど、こうだったのかなー、ああだったのかなー、と想像する枠が狭いのが難点だよね。いや、違う難点ではないんだけど、想像が広げられないっていう意味ね。
既にあるところから、ない物を想像するのって多くの余白がないといけないからね…
岡枝はね、転生もので時々想像することはあるんだけど、なんかどうあがいてもあの兄弟って幸せになれなくて、想像の中でぐらい幸福にしてあげられたらいいのにって思うんだけど、岡枝の頭の中ではなかなか難しいから他の人の作った幸福な兄弟をみて癒やされています。
岡枝の中では、何度も何度も何度も転生するのにそのたびに死に別れてしまって、だんだん再会を求めなくなっていく兄と、何度も何度も何度も転生してその度に死に別れてしまうから、どんどん執着を強くしていくこじらせた弟、という想像しか生まれないです。
暗い。
暗すぎる。
基本的には一抹でも光がさすような話が好きなんだけど、なんかその仄暗い感じを、背負ったままの不死川兄弟が好きっていう矛盾が生まれてるわ。
「あにっ…あ、に、兄ちゃん!」
「黙れよ」
「なんで…、だってやっと、やっと、」
「…お前にゃ、俺の気持ちはわからねェよ」
「探してた、ずっと。何百年も前から、」
「…何度、俺を苦しめりゃ気が済むんだよ…!」
みたいなね。
あとは、稀血ってのだけ何度生まれ変わっても変わらなくて、なんか特異体質だったり、特殊な病だったり、それによって周囲から煙たがられてひとりぼっちになっちゃうんだけど、宇随さんがこっそりさねみに寄り添ってくれてたり(うずさね推し)
原作で描かれる不死川実弥は、とにかく強くて優しいんだけど、その優しさによって近くに居てくれる人達が、傷ついたり死んだりすることが極端に怖くて、だから誰も近づかないようにケモノみたいに威嚇してる。
そうまでして自分に鞭打って、大切なものを遠ざけてきても、それをひとつひとつ奪われていって、それでも最期まで諦めない。
そういう強さの裏側って、どんなんだろう?
…と、リアルに考えると本当に鬱るくらい辛い。
狂ったり、自害したり、絶望して自棄になったり、何故そうならなかったのかな、と不思議でならない。
そういう方向で話が進む可能性もあったよね。
でも、そうはならなかった。
何故、ならなかったのか。
漫画だから、とかそうならない方がかっこいい、面白い、とかじゃなくて、リアルでもし自分がそういう人生だったとして、それでも諦めずに戦うってどういうことだろう?って。
どうしたら、諦めずに戦えるだろう?って。
イヤ普通に考えたら無理だわ。
でも理由をあえてつけるなら、何かなって考えた。
戦いを放棄すれば、自分の生きた過程で起きた生と死全てが、無駄になる、よね。
全てが無駄になる、意味のない事になる、というのは、それらの存在全てが無かったことにされてしまうということだから。
命を守れなかったなら、せめて、みたいな。
せめて、その魂が願ったことは自分が抱えていかなきゃ、っていう。
いや、それでも岡枝だったら無理かも。
自分で命を断つかも。
でもその時になってみないと、わからないね。
どんな気持ちかなんて、わかるわけない。
立ちたくないけど、同じ立場に立たないとわからんわ。
掘り下げすぎるとまじめに病んでくるからやめよう…
いやー…どうなるかは知ってたんだけども
とにかく、さねみが可哀想でね…
なんでこういう不幸な生い立ちの男を好きになってしまうかな(語弊)
不幸に不幸が重なってる人生なのに、よく頑張って生きてきたね…あああ…
小説版の方は読んでないんだけど、今日新刊と共に買おうと思ったら小説版が売り切れでびっくりしたわ。
どのようにして柱になったのか、ってのを知りたくてね…なんか、そこを想像する楽しみももちろんあるんだけど、もう公式で出てるんなら真実を読みたいからね。
こないだも言ったけど、こうだったのかなー、ああだったのかなー、と想像する枠が狭いのが難点だよね。いや、違う難点ではないんだけど、想像が広げられないっていう意味ね。
既にあるところから、ない物を想像するのって多くの余白がないといけないからね…
岡枝はね、転生もので時々想像することはあるんだけど、なんかどうあがいてもあの兄弟って幸せになれなくて、想像の中でぐらい幸福にしてあげられたらいいのにって思うんだけど、岡枝の頭の中ではなかなか難しいから他の人の作った幸福な兄弟をみて癒やされています。
岡枝の中では、何度も何度も何度も転生するのにそのたびに死に別れてしまって、だんだん再会を求めなくなっていく兄と、何度も何度も何度も転生してその度に死に別れてしまうから、どんどん執着を強くしていくこじらせた弟、という想像しか生まれないです。
暗い。
暗すぎる。
基本的には一抹でも光がさすような話が好きなんだけど、なんかその仄暗い感じを、背負ったままの不死川兄弟が好きっていう矛盾が生まれてるわ。
「あにっ…あ、に、兄ちゃん!」
「黙れよ」
「なんで…、だってやっと、やっと、」
「…お前にゃ、俺の気持ちはわからねェよ」
「探してた、ずっと。何百年も前から、」
「…何度、俺を苦しめりゃ気が済むんだよ…!」
みたいなね。
あとは、稀血ってのだけ何度生まれ変わっても変わらなくて、なんか特異体質だったり、特殊な病だったり、それによって周囲から煙たがられてひとりぼっちになっちゃうんだけど、宇随さんがこっそりさねみに寄り添ってくれてたり(うずさね推し)
原作で描かれる不死川実弥は、とにかく強くて優しいんだけど、その優しさによって近くに居てくれる人達が、傷ついたり死んだりすることが極端に怖くて、だから誰も近づかないようにケモノみたいに威嚇してる。
そうまでして自分に鞭打って、大切なものを遠ざけてきても、それをひとつひとつ奪われていって、それでも最期まで諦めない。
そういう強さの裏側って、どんなんだろう?
…と、リアルに考えると本当に鬱るくらい辛い。
狂ったり、自害したり、絶望して自棄になったり、何故そうならなかったのかな、と不思議でならない。
そういう方向で話が進む可能性もあったよね。
でも、そうはならなかった。
何故、ならなかったのか。
漫画だから、とかそうならない方がかっこいい、面白い、とかじゃなくて、リアルでもし自分がそういう人生だったとして、それでも諦めずに戦うってどういうことだろう?って。
どうしたら、諦めずに戦えるだろう?って。
イヤ普通に考えたら無理だわ。
でも理由をあえてつけるなら、何かなって考えた。
戦いを放棄すれば、自分の生きた過程で起きた生と死全てが、無駄になる、よね。
全てが無駄になる、意味のない事になる、というのは、それらの存在全てが無かったことにされてしまうということだから。
命を守れなかったなら、せめて、みたいな。
せめて、その魂が願ったことは自分が抱えていかなきゃ、っていう。
いや、それでも岡枝だったら無理かも。
自分で命を断つかも。
でもその時になってみないと、わからないね。
どんな気持ちかなんて、わかるわけない。
立ちたくないけど、同じ立場に立たないとわからんわ。
掘り下げすぎるとまじめに病んでくるからやめよう…
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