やっと全部の試験が終わりました。
筆記試験と口頭発表がありました。
最終的な成績は、中間テスト(コントロール コンティニュcontrôle cotinu)および
学期末の最終テスト(examen final)の総合で20点満点評価が付きます。
それぞれの科目で、点数の割合(コエフィシエン coefficient)が変わってきて、
たとえば、私の今回のテストの場合、冬休みにした研修のレポートと
口頭発表を10として、他の科目(3科目ありました)がそれぞれ4〜5
になってます。なので、例えば、普通の科目でよい点をとっても、
研修の評価でいまいちだと、総合的には厳しくなってしまうのです。
筆記試験はだいたいどこでも同じだと思いますが、時間は2時間で、
問題にたいして、
自由に記述する形式。
自分が勉強していた内容について問われれば、好きにアレンジして
記述できるので、ある意味親切な問題ですが、あまり各内容が思い浮かばない
分野についての問題だった場合。。。
とにかくなんでもいいからページを埋める!というのが、
フランス流のやり方みたいです。
なぜかというと、
テスト終了後に、教授のところに遊びに(?)行った時に、
色んな回答用紙を見せてもらったのです。
そこで驚いたのは、フランス人の大学生でも綴りがかけない人がいるということ。
(多分私を励まそうとして、見せてくれたんだと思いますが)
それから、書く内容が無いときは、空想の世界に飛んでしまう人もいるようで、、、
(1800年に行われた実験を行った人の名前が、
現学部長ってありえないですよね。)
そんな感じで、ページ数も制限がなくて、初めに配られる解答用紙は4ページの紙と表裏の2ページの追加用紙。これで足りない場合はテスト中に監督に頼むと追加でまた2ページの用紙がもらえます。
私はフランス語の欠点をカバーするため、5色のボールペンで、
絵や図を使って、説明してみました。フランス人たちも結構色ペンを
使いこなしているようです。
(なかには20色くらいありそうなペンを机に携えて試験を
受けている人もいましたよ)