都筑区の日々

昨日は久しぶりにじっくりとテレビを見てしまいました。
最近はテレビも低俗番組が増えてつまらないのであまり観ないのですが、｢人間とは何か｣という番組は、さすがにTBS60周年記念ということでかなり内容も充実していました。

内容は人類の進化と動物の進化を織り交ぜたもので、私立中学の入試問題のような内容のものもありました。
こういう番組は子供の教育にも面白くてためになります。

動物の世界は弱肉強食の世界で、弱いものは数が多く、えさも豊富な草食で敵を見つけやすく逃げやすいように目の構造や群れのなし方、足の速さなどを進化させ、他方肉食獣は足の速いもの、サッカーの試合のようにチームワークがうまくて戦略的に獲物を捕らえるもの、白熊のように極寒でも寒さに耐えられるような体や獲物の多い北極に住むものといった多種多様な動物の進化がわかりやすく説明されていました。

このように動物は進化の過程を経て生き残ってきたわけですが、この自然のおきてを破った人間はまさにやりたい放題で地球環境をこわし、人口増や利益至上主義による資源不足や放射能汚染といった天敵のようなものに直面しています。

この番組は私立中学の受験者だけでなく政治家の皆さんや企業経営者の方々にも見ていただきたいようなためになり、かつ面白い番組でした。
http://www.tbs.co.jp/earth-code2011/