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2015年08月13日

道迷い遭難

文字通り、道に迷った事で起きる遭難です。
国内の山岳遭難原因においてダントツの1位です。

言うまでも無く、道に迷わない事が最も大切です。

地図とコンパスで書いたとおり、読図は登山者にとって必要不可欠なものです。

道に迷った後の行動が生死を分けます。

まずは迷った事を出来るだけ早く認識することが重要です。
これが遅れると、道迷いの鉄則の一つである、「戻る」ことができなくなります。

分岐、ピーク、コル等ポイントポイントで常に自分の位置を地形図上で必ず確認する事で、迷った事を即座に認識でき、簡単に戻る事ができます。

戻る事も出来なくなった場合は、下らずにとにかく尾根に出るまで登る事は誰もが知っているはずです。
とことが多くの遭難者が、実際には下ってしまっている事実があります。

なぜなら、道に迷った時点で、精神的には焦りがあり、肉体的には疲れています。
下るほうが楽に思えるのです。また、飲料が無くなってしまった場合は沢の音を目指してしまうでしょう。

迷った時の行動を支える要素が装備になります。

非常食・飲水が十分とは言わずとも危機的では無い程度にあり、ビバークする装備があれば、落ち着くことができます。夕刻近くなれば、翌朝までそこで睡眠を取り、尾根に向かって登り返す気力・体力を蘇らすこともできます。

こちらの本で「道迷い遭難」について具体的な事例を挙げて分析しています。
是非、一読ください。

ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

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こちらはヒマラヤ遠征や冬の北アルプス登山など40年以上の経験を持つ山のベテランが、地元の1500mの低山で道に迷った事例です。
遭難者ご本人の顛末記です。示唆に富んだ事例を公開頂いたことに感謝します。

この遭難者が道に迷った事を自覚した後の行動がまさに生死を分けています。
こちらも是非、一読してください。



タグ:山岳遭難
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