2012年11月19日
滑って何年目?は正確ではない。
スノーヤー同士の会話でよく「滑って何年目?」って聞き方をしますが、これは正確な情報を得られない事のほうが多いです。私は「総滑走日数は何日ですか?」とお聞きします。大抵、えっ?って顔をされますが年間平均滑走日×年数でだいたいの計算ができます。
山での事故などのnewsでもよく使われる表現なのですが、登山歴XX年のベテランとか言われても、1年に1回だけ近所の低山を登っていただけかも知れません。
総滑走日数の考え方は、パイロットの総フライト時間で経験を表すのと似ています。
この表現方法をtwitterでツイートした時に、それではまだ正確では無いとのご指摘を頂きました。
その方の主張は、同じ1日でもコンディションや諸条件が違うので比較にならないというものでした。
確かにそうですが、そこまで厳密に追求するとキリが無いので「何年目?」よりはマシだと思うのです。
直近の情報としては、年間滑走日数を聞けばなんとなくどれくらいスノーにハマッているかはわかります。
一緒に滑りに行く場合は、できれば同じレベルの方同士で行ったほうがお互いにストレスが無く良いと思われます。
とは言え、それだと初心者の方はなかなかゲレンデへ出かけるきっかけが無くなりますので、もし一緒にいく場合は、せめて午前中はスクールに入るなどして、ご自身のレベルアップを図るとともに、同行の上級者をフリーにしてあげてください。
そしたら午後は少しぐらい物足らなくても初心者コースを一緒に付き合ってもらえると思います。
コアな方ほど滑りたくってたまらないはずなので、丸々1日お付き合いする事はストレス以外の何者でもないはずです。(特別な関係の場合は別かもしれませんが・・・)
あと、最近は携帯が普及したせいで待ち合わせの時間と場所を決める習慣が無くなっていますが、ゲレンデでの落し物のダントツ1位は携帯電話です。
万が一のために、朝から滑りに行った場合には、ランチの場所と時間、夕方の合流場所を決めておきましょう。基本的に呼び出しの放送は行っていないゲレンデが多いですし、もし対応してくれても聞こえないことも多いです。
別行動で、一人だけはぐれた場合は遭難などの心配がありますのでそうもいかないかも知れませんが、複数人数同士で行動していた場合には、はぐれても待ち合わせの時間まではお互いにフリーで滑っていることができるので、時間が無駄になりません。
もし、ブランクがあったとしても、スキーや、スノーボードは自転車と同じだと思っています。昔滑れた人は、少し滑ると昔の感覚が思い出されて滑れるはずです。
なので、休眠している方も道具が良くなった分、昔より楽しく滑れますのでどんどんゲレンデに出かけてくださいね!
おわり。
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