2013年01月14日
北極の氷が溶けるのは
最近、原発の本を読み返していて、気になったことがある。
「原発のウソ」
小出裕章著 扶桑社新書 p118 参照
放射能も怖いが温排水も怖い.
原子力発電所が排出する温排水のことだ。
海水を冷却水として取り込み循環させてから排出するのが一般的な方法のようだが、
その差は7度。
つまり、海水を7度あっためているということ―――。
福島原発以外では放射能汚染はないようだが、その量が気になった。
日本の河川全体が海に流す水量は4000億トン。
日本の原発54基から排出する年間水量は1000億トン。
信濃川や荒川など日本の川から流れていく水の量の4分の1をも海水からくみ上げ
7度温度を上げてから太平洋なり日本海に流すのだ。
とくに、温度が高いことが重要だ。
海表面より低ければ、潮流より下側に流れ込み深海に落ちていくだろうが、
7度も高ければ、黒潮などの海表面の流れにのっかかり、循環していくということ。
それを40年以上続けていけばどうなるか、結果は明らか。
最近の豪雨、洪水などは1000年周期の気象変動かと思っていたが、原発もその原因ではないのか。
昨年、北極海の氷が溶けて5年前の半分になったというニュースが流れたが、
ヨーロッパの原発が原因ではないのだろうか。
どなたか、専門家の方、シミュレーションしてみていただけませんか。
それとも、すでに研究している方がいればご教授下されば幸いです。
二酸化炭素などより、よほど直接的に環境に影響を及ぼしていたことに気がつかなかったことに、
いまさらながら恐怖を覚えてしまう。
投稿者:海風海太郎(俗称・ようじイルカ)|14:06
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