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2019年02月13日

『脳の構造』

最終的には、心の働きの脳内メカニズムについて述べていきます。

脳の進化と成長

『脳の構造』脳の断面図.jpg脳の断面冠状.jpg



脳を解剖してくわしく見てみよう

脳はどのような構造をしているのか

脊椎動物の進化の初期の段階では、脳は単なる神経細胞が集まった”こぶ”のようなものに過ぎなかった。
ヒトへの進化の過程で、”こぶ”は大脳、間脳、中脳、小脳、延髄、脊髄からなる複雑な構造となり、個体の意地だけではなく高度な精神活動をつかさどる鳩となった。

大脳の表面は、厚さ2〜4mmの層におおわれている。この層は、約140億個の神経細胞(ニューロン)と、それを支える約400億個のグリア細胞から構成されている。ここが大脳皮質。

大脳皮質の中でも新しい皮質(新皮質)は高等動物ほど発達しており、霊長類では、認知や思考、判断といった知的活動の場となっている。

大脳の奥深くには尾状核、被殻からなる大脳基底核があり、大脳辺縁系がその外側を取り巻いている。

大脳辺縁系は『たくましく生きていく』ための生の営みを担っている。この営みは個体の維持や、種族の保存といった基本的生命活動を推進するもので、本能行動情動行動がある。
大脳辺縁系の重要な構成要素に、海馬扁桃体がある。
『扁桃体』は本能行動や情動行動に、『海馬』は記憶の形成に大きな役割を果たしている。

人類の心の働きには、大脳辺縁系が大きく関わっている

脳幹延髄;呼吸や血管の収縮拡張をつかさどる+;三叉神経、外転神経、顔面神経、前庭神経といった脳神経核があり、多くの伝導路が通過する他、大脳皮質からの運動性出力を小脳へと伝える+中脳;視覚や聴覚の情報を中継する。運動の制御に関連する。

小脳;空間的位置を保つ、抗重力筋を支配する。細かい動作の際に必要なブレーキの役割を果たす。

間脳(視床;嗅覚以外の感覚情報を中継する、視床下部;体の自律機能、内臓機能、内分泌機能をつかさどる。

<大脳辺縁系>
扁桃体;食物摂取や外敵への攻撃、逃避などの個体保存のための本能行動をつかさどる。情動の発言にも関わる。
海馬;記憶の形成に重要な役割を果たす。
海馬傍回;記憶の形成に重要な役割を果たす。
脳弓;乳頭体と海馬をつなぐ。
乳頭体;視床下部の一部を構成する。
帯状回;海馬傍回とともに辺縁皮質の中核をなす。

参考文献:ニュートン別冊 脳力のしくみ 2018年7月15日発行

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総合診療科 医学博士 元外科学会専門医指導医、元消化器外科学会専門医指導医、元消化器外科化学療法認定医、元消化器内視鏡学会専門医、日本医師会産業医、病理学会剖検医
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