ニトリのEC戦略にまんまとハマった: ふぶろぐ

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2019年09月17日

ニトリのEC戦略にまんまとハマった

増税前に、ベッドを買い替えようと物色していた9月。
そんなに高級なものは考えていない。予算2～3万円。
ネットで売ってるのでも良いし。

ただ、玄関に届いた大型家具を移動できるかしらとか、
寝心地って実店舗じゃなきゃわからないよなとか考えて、
行ってきましたニトリの店舗。

一通りベッドに寝っ転がってみて思ったのは、
どれも寝心地いい♡ってこと。

インターネット最大級【アイテム数10,000点以上】
ベッド通販専門店「ベッドコンシュルジュネルコ-neruco-」

ポケットコイルのマットレスなら何を選んでも良さそうだ。
ちょっとずつの違いはあるのだけど、そこに7～8万円の価値の違いが見出せなかった。
どっちがいいとか悪いとか、さっぱりわからない。
となると、違いは価格差だけ。
店頭には1万円位からあったので、これでもいいかなと思いつつ、あとでオンラインで買えばいいわと帰宅した。

ベッドのフレームはアマゾンや楽天の安いのでもいいしな。
一応もう一店舗ホームセンターのベッドコーナーも物色。
余計にマットレスの違いがわからなくなった。

で、落ち着いて家でニトリネットを見てみると…

マットレスもフレームも、ネット限定商品が2割くらい安くで出てるじゃん！
え、これでいいわ。
商品を見てもいないアマゾンや楽天のショップじゃなくて、
だいたいこれくらいの品質でいいかと考えていたニトリの商品で、
楽天の最安値に匹敵する価格帯の商品が、
ニトリネット限定商品で出ている。
もうこれに決めるわ。ポチッ。

というわけで、ベッドのフレームとマットレス合わせて1万5千円というめちゃ安価格でポチったのでした。

7000円以上の購入で送料無料。
ポケットコイルのマットレスは圧縮されて届くし、フレームも組み立てるので、移動も心配なし。
増税前に支払いセーフ！

まだ届いていませんが、良い買い物したんじゃないかなと満足。

で、よくよく考えてみたら、
ニトリに来る人は高価なものを買いたいと思っていない。
そこそこ良い品質のものを安く買いたい。
その客層が、店舗で見学してからネットを見た時、
ネット限定商品が実店舗の類似商品より2割安かったら、
品質レベルが少しだけ落ちても迷わず購入しちゃうというニトリの策に見事に引っかかったのではないかと思ったのです。

いや、品質が落ちているかどうかはわかりません。
でも1万円のマットレスと10万円のマットレスの違いがわからなかった人が、
同じニトリが8000円でマットレスを売っているのを見れば、
許容範囲であると判断するのは当然です。

そんなわけで、ニトリの戦略すごいなと思っていたら、こんな日経ビジネスの記事が目に留まりました。

「店はショールーム」でOK、通販好調のニトリ

やはり。
術中にハマった。
さすが32期増収増益のニトリ様です。

しかし、こだわればいくらでもマットレスというのはあるようです。
フランスベッドやシモンズ、エアウィーヴといった高級マットレスも、他店舗で寝っ転がってみました。
ええ、完全に予算オーバーですけどね。
知ってるブランドだけでなく、その他にも睡眠を真剣に考えているメーカーがたくさんあるのですね。