志（こころざし）先生の寿司ブログ

こんにちは。

志（こころざし）先生です。

今日は『ヒゲタ醤油』についてお話します。。

ワタクシ九州出身なのですが、以前働いていたことがある寿司屋で使っていた醤油。

これがヒゲタ醤油の”本膳”という銘柄の醤油でした。

九州の醤油は甘いお醤油です。

ワタクシが住んでいるのは福岡ですが、鹿児島や宮崎などの南九州に行けばさらに甘いお醤油になります。

ワタクシが感じるにはお刺身を頂く時は九州のお醤油の方がお刺身に絡んで美味しいです。

お寿司を食べるときはサラッと少し辛めのお醤油が合うかと。。

お寿司のムラサキで使うのはもちろんのこと、実はこのヒゲタ醤油の本膳は煮物にも使っていました。

この醤油で作ると非常に美味しく魚を炊くことができます。。

千葉県銚子市のお醤油やさんのヒゲタ醤油。

ヒゲタ本膳こいくち醤油超特選720mlヒゲタ醤油(株)濃口しょうゆ高級割烹しょうゆ 価格:867円 (2013/2/19 00:05時点)

昔は千葉の銚子から江戸に出荷されていた系譜があり、江戸前の握りには欠かせないお醤油だったのだと思います。

ちなみにワタクシが醤油を判別する時の方法は、白い炊きたてのご飯にお醤油を１滴たらして食べてみます。

こうすると舐めてみるよりもより一層、御飯の甘みを帯びた醤油の香りが際立って善し悪しがわかりやすいです。

もちろん、生まれ育った場所や、家庭の味など好みもあると思いますが、ヒゲタ醤油の本膳をお試しあれ。。

PS・ヒゲタ醤油には”本膳”という銘柄以外にも減塩醤油などもあります。
究極の醤油として年に１度だけ仕込まれる寒冷期仕込みのお醤油『玄蕃藏』というのがあります。