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2015年05月13日

うしおととら 藤田和日郎

連載は1990年〜1996年ということで、もう20年近く前の作品です。

なぜ今その記事を書くのかといいますと、今年7月にテレビアニメが放送開始されるからです!

最初にテレビアニメ放送開始のニュースを見た時に「なぜ今になって!?」と驚きました。
ひょっとして妖怪ウォッチが起こした妖怪ブームにあやかろうって事なんでしょうかね。。。

でも最近のアニメは映像のクオリティがとても高いので、藤田さんの迫力ある絵がどのように表現されるのか、純粋に楽しみです。

さて、このうしおととらですが、自宅の寺に長年封印されてあった「獣の槍」をひょんなことから抜いてしまった中学生「蒼月 潮」と、その獣の槍に封印されていた妖怪「とら」とが巻き起こす騒動を描いた妖怪漫画です。

最終的には、人間と妖怪とを巻き込んだ大妖怪「白面の者」との壮大な戦いを描く話になります。

とにかく、藤田さんの絵の迫力が凄い!
妖怪の存在感、咆哮、戦う人間の表情、気迫、そういうものが強く伝わってくる気がします。

また、個性の強いキャラクター揃いなところも見逃せません。
優しく力強く、どこまでも前向きな主人公。
獣の槍とともに挫折しながらもどんどん成長していく主人公の姿は、まさに少年漫画の王道である「勇気と成長」そのものです。
大妖怪「とら」は対照的に傍若無人で身勝手な存在。
しかしながら、うしおと行動を共にするうちに少しずつ変化が現れて・・・というこれもまた少年漫画の王道的な存在です。

他にも書いていけばものすごいボリュームになるほど、登場する一人ひとりが個性的で、味のあるキャラクター揃い。人間だけでなく、妖怪もみんな魅力的です。

ストーリー全体を通じて、他人(妖怪もいるから他者の存在という表現のほうが適切かも)を思いやる気持ち、他人のために戦う気持ち、友情といったものが表現されていて、大きな勇気を貰える作品です。
それだけでなく、暗黒面に落ちる人間の姿や弱さといったものもしっかり表現されているところも考えさせられるところです。

体調を崩した時に読むと、背中を押される感じがします。
気がつけば涙を流していることも・・・。

漫画はかつて相当持っていたのですが、収納スペースの問題から、ほとんどを処分してしまいました。
でもどうしても手元に置いておきたい幾つかの作品を厳選して残しています。
この「うしおととら」は、そのうちの一つです。

ざくっと簡単に書いてみましたが、もしテレビアニメを見て「面白そうだ」と少しでも思ったら、ぜひぜひコミックの方も読んでみると面白いと思います。
今はレンタルコミックで簡単にまとめ読みができますしね。
posted by 霧島もとみ at 2015年05月13日 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックー冒険
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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