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セシウム、原発地下道で23億ベクレル検出ー福島第1

福島原発の地下道に高濃度の放射性物質が検出され、記者会見で東電担当者は、「調査中・データーがない」などと回答していましたが、なんと23億ベクトルのセシウム検出情報を会見の3日前に東電社長が認識していたことが分かりました。増々東電の隠蔽体質が問題となっています。度々発表される数値が大きすぎて、これが普通に思えるのも危険なことです。

セシウム、原発地下道で23億ベクレル検出 福島第1 福島第1原子力発電所の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏洩源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の2011年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度で、東電は漏洩源の特定を急ぐ。

 トレンチは2号機タービン建屋の地下とつながっており、事故直後に建屋側から流れ込んだ汚染水がたまっている。原子力規制委員会は汚染水がトレンチから漏れて、底部に敷き詰められた砕石の層を通じて地中に拡散しているのではないかとの見解を示している。

 東電によると、海から約50メートルの地中に穴を開け、下を通るトレンチの水を26日に採取した。セシウム134(半減期約2年)は7億5千万ベクレル、セシウム137(同約30年)は16億ベクレルだった。ほかに放射性ストロンチウムなどベータ線を放出する放射性物質は7億5千万ベクレルだった。

 11年4月に海洋流出した汚染水は、セシウム134、137ともに1リットル当たり18億ベクレルだった。今年5月以降、トレンチ近くにある観測用井戸や護岸付近の海水からは高濃度の放射性物質の検出が相次いでいる。東電は護岸の地中を水ガラスで固める「土の壁」や、トレンチから汚染水を抜き取ることなどで、新たな海洋汚染を防ぎたい考え。

【関連記事】 東電社長、汚染水流出「公表3日前に認識」 東京電力の広瀬直己社長は26日に記者会見し、福島第1原子力発電所から海に汚染水が流出している問題について「消極的な姿勢があり、発表が遅れた」と陳謝した。自らも公表3日前の今月19日に認識していた事実を明らかにした。事故処理のトラブルも後を絶たず信頼回復には意識改革など相当の努力が必要だ。

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