2012年09月13日
甘草
植物生薬「甘草(カンゾウ・リコリス)」は、
アジア・ヨーロッパに広く分布しているマメ科の植物で、その歴史は古く、
漢方発祥の地である中国最古の医薬書に、
「あらゆる薬の中心として、“国老(帝王の師)”という名を与えられている」
と記されています。
また「他の薬物とよく調和し、諸毒を解する」ともいわれており、
漢方処方中もっともよく用いられています。
また、古代エジプトやギリシャ、ローマなどでも使われていた、
という記録もあり、東西を問わず、古くから親しまれてきた生薬です。
薬用にするのは根茎の部分。普通は、煮たり、絞り出したりした抽出エキスを用います。
甘草の薬効は、「急を和し、百毒を解す」と表現されるように、
急激な痛みなどの症状を和らげ、広い解毒作用を示すところにあります。
症状が激しいときに効果があるとされ、激しくない場合にはあまり効かない、
といったところがあります。未知の薬効を含んだ不思議な生薬といえるでしょう。
◎甘草の効果効能
急迫症状の緩和、潰瘍(かいよう)抑制作用、抗アレルギー作用、
抗ストレス作用、副作用を防ぐ、かぜの防止
◎含まれる成分
トリテルペン、サポニン、ステロール、クマリン、アスパラギン、イソフラボン、リキルチン、
イソリキルチン、フォルモネチン、ポリサッカロイド
ということで、甘草についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
アジア・ヨーロッパに広く分布しているマメ科の植物で、その歴史は古く、
漢方発祥の地である中国最古の医薬書に、
「あらゆる薬の中心として、“国老(帝王の師)”という名を与えられている」
と記されています。
また「他の薬物とよく調和し、諸毒を解する」ともいわれており、
漢方処方中もっともよく用いられています。
また、古代エジプトやギリシャ、ローマなどでも使われていた、
という記録もあり、東西を問わず、古くから親しまれてきた生薬です。
薬用にするのは根茎の部分。普通は、煮たり、絞り出したりした抽出エキスを用います。
甘草の薬効は、「急を和し、百毒を解す」と表現されるように、
急激な痛みなどの症状を和らげ、広い解毒作用を示すところにあります。
症状が激しいときに効果があるとされ、激しくない場合にはあまり効かない、
といったところがあります。未知の薬効を含んだ不思議な生薬といえるでしょう。
◎甘草の効果効能
急迫症状の緩和、潰瘍(かいよう)抑制作用、抗アレルギー作用、
抗ストレス作用、副作用を防ぐ、かぜの防止
◎含まれる成分
トリテルペン、サポニン、ステロール、クマリン、アスパラギン、イソフラボン、リキルチン、
イソリキルチン、フォルモネチン、ポリサッカロイド
ということで、甘草についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
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