リトミックとは　意味　解説　まとめ

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

目次

リトミックとは


リトミックの効果


リトミックの資格と取得方法


リトミック研究センターとは


日本こども教育センターとは


英語リトミックとは


リトミック教育はいつから？何歳から何歳まで？






広告

リトミックとは

リトミック
Rythmique; eurhythmics


リトミックとはリズム表現による音楽教育のひとつの方法のことをリトミックと呼びます。

リトミックは、リズムや音に対して身体的に反応、行動することによって、諸感覚を鋭敏にし精神と身体を

一致調和させ、集中力や自発性、表現性などを培い、技術、技巧によらない創造的な人間教育を目ざします。

特に児童教育に用いられています。スイスの作曲家 É.ダルクローズが 1905年頃に創案したものです。

日本では明治時代に既に紹介されていました。


簡潔に言うとクラブでリズムに乗って楽しむような事


と考えるとイメージしやすいでしょうか？



また子供の音楽能力の発達に影響を及ぼしている要因について、

マクドナルドとサイモンズは｢聴き取る力｣｢身体的な調整能力｣｢知能｣｢経験｣相互作用の結果で

あるとし、音楽的発達は、子供たちが大人と一緒の楽しい音楽的経験に参加する多くの機会を

与えられて高められる、と指摘しています。

(マクドナルド＆サイモンズ共著｢音楽的成長と発達｣渓水社1999)




やはりリトミック幼児教育は子供の音楽的センス、リズム感、運動神経などの発達に大きく

影響されるという事が分かりました。








目次へ

リトミックの効果

それでは次にリトミックの効果について調べてみました。

�@リズム感が良くなる

実は様々なスポーツにはリズム感が大切と言われています。

※詳しくはこちらスポーツとリズム感の関係

リトミックは音楽に合わせて手遊びや体操、楽器を鳴らす事により、音楽とのタイミングを測りながら

音を出すことを覚えます。

それによりリズム感を養い、ピアノやダンス更にはサッカーやテニスなどのスポーツにも多大なる影響を

与えてくれます。

�A心と身体のバランスを整える

音楽を聴くと心が安らぐのは有名な話ですよね？自律神経と副交感神経によい音楽などがありますが、

音楽を聴いてそのリズムやメロディーと一緒に楽しく踊る事で自律神経の健やかな発達を促し、

心と身体のバランスが整います。

�B集中力が上がる

うちの子供は落ち着きが無くて困ってる…なんて良く耳にするフレーズですが、リトミックには集中力を

上げる効果があるとも言われています。リトミックは音楽を聞きながら反射的に表現をする教育ですので、

音や曲に集中するようになりおのずと落ち着きが出てくるでしょう。

�Cコミュニケーション能力が上がる

音楽で感じたことを表現する教育ですので、他人に対する自己表現力があがります。

演劇の練習などにも表現力を向上する目的で積極的に取り入れられているリトミックは

大人になった時、友人や上司に自己表現を得意としていれば友人関係や出世にも大きく

影響されるでしょう。




目次へ

リトミックのリズム感向上とスポーツの関係

スポーツで最高の状態　フロー状態

皆さんはこのフロー状態という言葉をご存知でしょうか？

スポーツで最高のパフォーマンスを発揮できる状態を「フロー状態」または｢ゾーン｣と呼ばれています。

フロー状態は小脳という人間の脳の部位の一部が活性化された状態を超えて深い没頭状態になり

余計なことは考えずに無意識に身体が｢いつも通り」動く状態の事を言います。子供の時に時間を

忘れて遊んでいた。なんて体験をしていたらそれがフロー状態に最も近い状態でしょう。

リトミックはこのフロー状態を促すものです。

運動機能の調節をする小脳

スポーツやダンスで使う機能の調節や、バランス能力・反射神経、リズム感の調節を司る

部分の事を小脳といいます。TOPスポーツ選手やアーティストはこの小脳が常人より優れていると言われています。

リトミックで幼少期から小脳を鍛えていると他の子供より運動神経やリズム感、絶対音感を持つなどの可能性が

高まります。

リトミックで小脳の成長促進

みなさんはリズムの良い音楽や大好きな音楽を聞くと無意識に体が動いたりしてしまいますよね？

それは小脳が活性化されて｢今すぐ踊れるぜ！｣と体が反応しているんです。

リトミックでは音楽に合わせて動きリズム感を養い、小脳を常に活性化させ没頭しやすい状態にする事で

集中力向上の効果と、小脳の成長を促進する効果があります。




リトミックの効果へ


目次

リトミックの資格について

いざ我が子がリトミック教室に通わせるにあたり気になることが出てきますよね？

それは教えてくれるリトミック講師の先生は資格を取得しているのか？

はたまた、取得していない先生でも良いの？やっぱり必要？

という疑問が湧いてくると思います。そこでこの記事では、先生を選ぶ判断にしていただきたく、

リトミックの資格について調べてみました。

リトミックの資格の名称

リトミック指導資格ディプロマA

リトミック指導資格ディプロマB

幼稚園・保育園リトミック指導資格

リトミックバイエル指導資格

日本こども教育センター認定リトミック講師

日本こども教育センター上級認定講師

日本こども教育センター認定英語リトミック講師

日本ジャック＝ダルクローズ協会　ダルクローズ国際免許



…etc




※詳細や取得方法は各資格の名前にリンクしてありますのでそちらも目を通して見てください。








と資格がたくさんありました。リトミック指導の資格は国家資格で交付されているものは無いそうなので、

ますますどの資格を取得している講師の方に自分の子供を教えてもらうか迷ってしまいますね〜。

ここからは私見になってしまいますが、私なら

｢どれだけの時間をリトミック資格取得に費やしたか｣で判断してしまいます。

そこで次の記事でリトミック指導資格の取得所要時間から資格の信頼度を洗い出してみましょう。




次の記事：リトミックの資格は必要？まとめ




目次へ

ディプロマA資格詳細

特定非営利活動法人リトミック研究センターが認める資格。

リトミック研究センター教員養成校コースで週2回（年間200時間）講義を受ける。

ディプロマAは２年間の受講が必須なので資格所要時間は計４００時間。



教員養成校コースでは１年間でディプロマB、2年間でディプロマAの取得をめざす。

少人数によるきめ細かな授業を通じて、自らの動きをトレーニングする「リズム」だけではなく、

1〜5歳の指導法「ティーチング」を学ぶ。










リトミック資格の名称へ

資格詳細

リトミック指導資格ディプロマBとはディプロマAと同様に特定非営利活動法人

リトミック研究センターが認める資格。

ディプロマAよりも比較的容易に取得できる。

リトミック研究センター教員養成校コースで週2回（年間200時間）講義を受ける。

ディプロマBは１年で取得可能なので資格所要時間は約２００時間。



教員養成校コースでは１年間でディプロマB、2年間でディプロマAの取得をめざす。

少人数によるきめ細かな授業を通じて、自らの動きをトレーニングする「リズム」だけではなく、

1〜5歳の指導法「ティーチング」を学ぶ。








リトミック資格の名称へ

幼稚園・保育園リトミック指導資格詳細

幼稚園・保育園リトミック指導資格とはリトミック指導資格ディプロマ同様に、

リトミック研究センターで認められている資格の一つで、１級と２級があり上位の１級は、

毎月１回３時間の講習を年９回２年間受講することにより与えられる資格。

資格取得所要時間は計５４時間となる。




リトミック資格名称へ

リトミックバイエル指導資格詳細

リトミックバイエル指導資格とは、リトミック研究センターが認める資格の一つで

リトミック研究センターの受講コース初級コースを受講中、または初級以上の指導資格を

取得している指導者会員のみ受講できる。リトミックバイエル指導資格の講義を受けると

資格を与えられる。初級コースは３時間の講習を年８回受講する。

資格取得所要時間は約２４時間




リトミック資格名称へ

目次へ　<リトミックとは　意味　解説　まとめ>



広告

「ディズニーの英語システム」無料サンプルプレゼント！


スタディサプリ／塾平均より年間24万円お得！？ 月額980円（税抜）／テキスト代無料

日本こども教育センター認定リトミック講師詳細

日本こども教育センター認定リトミック講師とは、日本こども教育センターが認める資格の一つで

レベルA、B、初級と３段階のレベルがある。６時間の１日講座を受講した後に

３ヶ月間計２７時間の講習を終え、認定試験に合格すると与えられる。




試験は三段階に認定され、試験のレベルは下記の通りである。経験がなくてもレベルAを取得できる

●レベルA　　音楽の専門教育を受け、現在講師をしている方　
●レベルB　　専門教育を受けているが、現在は指導の経験がほとんどない方等
●初級　　　　保育士さん等　あまりピアノが得意でない方




資格取得所要時間は計３３時間。



リトミック資格名称へ