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2017年06月25日

リトミック教育はいつから?何歳から何歳まで?

生まれた直後の赤ちゃんの大脳




リトミック教育はいつから?何歳から何歳まで?を述べる前に赤ちゃんの

大脳の成長について調べてみました。



赤ちゃんの生まれたときの大脳の大きさは平均400gと言われています。

これが1歳で倍の800gになり、3歳で大人の脳の80%の大きさに更には、

6歳でほぼ大人の脳と同等の大きさになると研究結果で言われています。




最近の大脳生理学の研究によれば、こうした脳の成長は、生後にあたえられる

環境からの刺激によって、大きく変化することが分かってきています。

しかもその変化が最も起こりやすいのは誕生からの数年間、すなわち乳幼児期だと言われています。

1歳ですべてが終わるわけではありませんが、第2の段階まで、その中でも2歳までが重要な時期であるので、

「放っておいても子は育つ」という考えではいけません。



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画像モデルあんじゅちゃん ぱくたそ フリー写真



 大脳の発達を年齢で段階分けすると、第1の段階が1歳頃まで、第2の段階が3歳頃まで、

第3の段階が6歳から7歳まで、そして第4の段階がそれ以降となっています。

(三石、1990)。脳が急速に発達を遂げているのは第2の段階までで、3歳頃までが

環境から与えられる刺激により脳の働きの可能性を大きく左右してしまうといわれています。



また、視覚についての研究によると、2歳半くらいまでものを見せずにいると、

ほとんどものが見えなくなるということがわかっています。これを臨界期といいます。

新生児の知的能力は最高であり、開発されないと早期に退化してしまい、

知的教育を怠れば、知的能力に乏しい、ぼんやり型の子供になってしまいます。

言葉や音感、運動などにもそうした臨界期があるので、リトミックやそれ以外の

習い事は早いほどいいといわれています。



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井深(1991)は、3歳までに外からの刺激を受け止め、パターン化し、記憶するといった、

もっとも基本的で重要な情報処理の仕組みができ、思考、意志、創造、情操など、

3歳までにできたものをいかに使うかという働きが3歳以後にできるといい、

3歳までにつくられる脳の精度がよくなければ、いかに使うかというところをいくら訓練しても良い

結果が得られないのだといっています。



また、村松・吉木(1990)は


「2歳よりも1歳、1歳より0歳、0歳より胎児というように、天才児を育てられる確率は、
教育を始める時期が早ければ早い程高く
なっていく」


と述べています。




リトミック教育はいつから?何歳から何歳まで?




上記4者から考察すると、リトミック教育はいつからすればいいかというと、

生まれてすぐの乳幼児に教育させるのが理想的でしょう。



リトミック教室は1歳コース、2歳コースなど年齢ごとに分けられています。一番早いベビーリトミックは

生後2〜3ヶ月(首がすわったら)から受講することが可能です。

ですのでリトミック教育は

生後2〜3ヶ月から3歳までに受講する事をおすすめします。



参考 東北学院大学教養学部総合研究論文
須森りか 1999年
早期教育が幼児の発達に与える
影響と今後の在り方


目次へ <リトミックとは 意味 解説 まとめ>


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