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2016年11月07日

発達障害は、一生つきあわなければならないのか?

 7月に、小学校のときに広汎性発達障害と診断された高校3年生の男子と出会いました。
 夏休み中ということもあり、ほとんど授業もなかったので、この男子生徒とじっくり関わることができました。
 3年生になり、担任がかわり、担任との関わりがうまくいかず保健室に来ることが多くなりました。
 まず、夏休み入るとすぐに、クラス全員が参加する勉強するための合宿があり、保健室に来て、どうしようと言ってやってきました。
 話をじっくりと聞くと、夕方から合宿が始まるけど、用意もできていないし、お母さんにも話せていないと悩んでいました。
 お母さんに連絡を自分でとらせると、出かけているから夜まで帰れないということでした。
 苦手な担任ともじっくり話してもらい、叱られながらも、合宿に参加することを自分で決めました。
 自宅は学校から5分ぐらいのところだったので、自分で合宿の準備をしてくるように言いました。
 一旦、家に帰り、自分でお泊まりの準備をさせました。
 すると、次に学校に戻ってくると、鞄がないというので、何でもいいからと言うと、もう一度家に戻って準備をしました。
 何とか、合宿の始まる時間に戻ってきて、合宿をスタートさせることができました。
 次に、ホテルで泊まると、シャンプーがあるから持って来なかったけど、学校だからないしどうしようと戻ってきました。
 取りに帰るかどうか悩んでましたが、担任の先生に自分で取りに行っていいか聞いて、許可をもらってから帰るように言いました。
 翌日、合宿中にけがをして手当にきました。
 合宿の様子を聞くと、シャンプーは友だちが貸してくれたし、心配していた食事も十分食べれたし、寝れないかも?と心配していたけれども、すぐに寝れたと、満足げに話してくれました。
 そんな合宿からスタートした夏休みですが、進学に向けての準備をするため、学校での補習ではなく、塾に行くことに決めました。
 先生方のことばをそのまま受け、悪い方に考えてしまいます。
 もう遅い、どうしようと、とにかく最初は、過去の後悔ばかり話し、1年の先生のせいでこんなことになったという話ばかりしていました。
 人は、毒を吐ききれば、次にでてくることばは、前向きなことばです。
 数日で、過去の後悔の段階は終わり、塾に行くという目標に向かって気持ちが進みました。
 母親と塾に見学に行くこともありましたが、1人で説明を聞きに行くこともできました。
 行く前に、何を聞きたいのか、どんなことが知りたいのかを聞き、考えをまとめてから、塾に行きました。
 1時間ぐらい説明を受け、戻ってきました。
 教材費が最初に30万円ぐらい必要ということを聞いて、もしあわなくてやめたときに、30万円は大きいと言って、いろんなことを考えて塾を決めました。
 7月は、塾選びをしながら、学校の補習にも少しずつ参加しました。
 それまでは、担任を見ると怯えていましたが、少しずつ「なんかお父さんみたい」と言うようになりました。
 約10日間で、ずいぶん変わり、言いたいことが何も言えなかったのですが、担任にも少しずつ自分がどうしたいのか、意見を言えるようになりました。
 7月最後に、3学年あわせてグループにわかれて討議する時間がありました。
 最上級生なのに、リーダーシップがとれないと悩んでいました。
 先生方は参加できなくてもいいと思っていたのですが、自分で決めて準備して参加することができました。
 8月1日から、塾の夏期講習に行くため、登校日以外は登校しませんでした。
 8月下旬に学校が始まり、文化祭準備、文化祭と、次々と彼にとって大変な毎日でした。
 しかし、1つ1つ目標を達成し、満足を得ていくうちに、どう思われるかと考え込むことなく、スッとことばがでるようになりました。

 8月に、約10日間の関わりをまとめ、何を考え、どういう思いでその行動をしているのかを伝えました。
 これが、結果的に、この子のトリセツのようになり、担任から母親にも見せられました。
 9月に、お母さんとの面談ができ、いろんなことをお話できました。
 保護者の方と1度面談ができれば、ほとんどうまくいきます。
 2時間ぐらい、今までのこと、将来の不安などをききました。
 最後に1つだけ、しばらくの間、赤ちゃんや幼児のように関わってくださいとだけお願いしました。
 
 仕事に就けるか心配だと専門機関に相談したところ、支援をうけて生きていけばいいじゃないかと言われ、ショックだったそうです。
 でも、私はそう思いません。
 障がいではありません。
 卒業までには、何の問題もないようになるでしょう。

 4ヶ月目に入りましたが、日々成長し、3歳から18歳までいっきに進んでいくようです。
 彼が変わったことで、担任も変わり、「今まで君に対する思いはなかったけど、今は次々と君への思いがあふれてくるんや」と話されているのを聞いて、うれしくなりました。
 どうしていいかわからず、というのが正直な気持ちだったのでしょう。

 これから、ちょうど特別支援を受けてきた子どもたちが高校生になり、高校の先生にはわからないことばかりかもしれません。
 今の高校生が小学生だったときに、小学校で支援をしていました。
 そのときも、診断をうけた子たちみんな、とくに問題がなくなりました。
 高校生であっても、大人であっても、遅いということはなく、変わりたいと思えば変われるのです。

 いつもは、授業の中で、集団を相手にやっていますが、久しぶりに個別に対応した事例です。
 










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