第2話　ビーター

さてゲームが始まってというか、ゲームの世界に
囚われてはや1ヶ月。

既に2,000あまりの人が倒れていった。それなの
にまだ1階のボスすら倒すことができない。

100階まであるというから、100ヶ月経ってもゲーム
をクリアできないってことになる。

この状況はまずい。誰もが絶望を感じるころだね。

そこで誰かが呼びかけ、ボスを倒そうとする。

だが戦いの途中で、呼びかけた人物は殺されて
しまう。亡くなる直前にキリトに後を託す。

さて、ボスを倒したものの、残りの連中から非難を
受けるキリト。

キリトがベータ版をやっていたものではないか、と
言い出したものがいるのだ。

折角まとまりだしたゲーマーの分裂を恐れてか、
キリトは自らベータ版以上のものだと言い出す。

まあ、ありがちな非難ですね。

非難することで、何らかの気持ちが楽になると
いうことなんでしょうか？

第1話　剣の世界

バーチャルリアリティを極限まで進化した形の
ゲーム。

まるで本当に身体を動かしているようなゲーム
の世界。

運の良い10,000人がそのゲームに参加したはず
だったのだが、それは実は悪夢の始まりだった。

つまり、一端ゲームが始まれば、ログアウト不能
なのだ。

強制的に現実世界に呼び戻そうとすれば、脳に
ショックを与えて死亡させるという。

生き延びてログアウトするにはゲームをクリア
するしかないという。

ゲームが開始されてから１か月後、生存者は
8,000人。

なかなかおもしろい設定だね。