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2015年11月11日

「王将に児あり」【改題】『殺人の棋譜』第12回江戸川乱歩賞受賞(1966年)著者斎藤 栄(さいとう さかえ)





江戸川乱歩賞全集(6)殺人の棋譜
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日本将棋連盟所属の河辺真吾八段が、「最高位」挑戦者決定戦に勝利し、タイトル保持者の名人との対局が決まった。

が、河辺を襲った突然の悲劇―三歳の愛娘・万里が誘拐されたのだ。

神奈川県警・須川刑事指揮のもと、犯人逮捕に向けて万全の態勢で臨むが、予想外の方法で身代金を奪われ、万里の行方も不明。

最悪の事態の中、最高位戦第一局が始まった。
著者 斎藤栄
1933年東京生まれ。東大法学部卒。’72年まで横浜市役所に勤務。’63年『機密』で宝石中篇賞、『殺人の棋譜』で第12回江戸川乱歩賞受賞。以来トリック創造に挑戦し続ける本格推理の重鎮。『奥の細道殺人事件』『Nの悲劇』『水の魔法陣』タロット日美子シリーズ等著書多数。



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