最近は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ=ミニファミコン」が再販開始したばかりで「少年ジャンプバージョン」も発売されました。
今回の「ネオジオミニ」は30代〜50代くらいのオッサン世代がゲームセンターで遊んだタイトルが豪華に揃って帰ってきました。
ゲームセンターはもちろん駄菓子屋に置いてある「ネオジオ筐体」はレトロチック満載な昭和感が漂い懐かしい少年時代の記憶が蘇ります。
駄菓子を口にしながらゲームしたあの頃・・・。
そして何よりも嬉しいのが「ネオジオミニ」がそのまま単体で遊べるのが魅力的です!
学校や会社など、お昼休み時間に同僚や上司?!とも熱いバトルを過ごせてしまいます。
この日を指折りして待っていました!
それでは「ネオジオミニ」をレビューしたいと思います。
「NEOGEO min」の特長
❶ゲームセンターで遊んだ懐かしいタイトル40本も収録(SNK-HPより引用)
❷本体は手のひらサイズのコンパクト設計で、どこでも楽しめます。
❸クッキリ、ハッキリ鮮やかな3.5型液晶モニターを搭載
❹ゲームパッドの「NEOGEO mini PAD」を使えば二人対戦が可能です。
❺更に別売り「mini HDMI」ケーブルを使えば大型テレビで大迫力満点!
❻いつでも、どこでもセーブができる便利な機能を搭載
開封の儀
パッケージは遊ぶ前からワクワクしてくるほど上質な仕上がりです。 外観 「NEOGEO min」をチェックする まず大きさをチェックします。 「ネオジオミニ」は高さが「162mm」あるので手提げカバンに入れて持ち歩くのは厳しいです。 リュックサックなら余裕で入るコンパクトサイズです。 外部コントローラーも持ち歩くなら、なおリュックサックが無難でしょう。 コントローラー周りを見てみます。 入力レバーは「PS4コントローラー」の「アナログ部分」に近い感覚です。 「4ボタン」の沈み込みは、あまり深くないので遅延は感じられません。 付属ステッカーはコントローラーの天板と筐体の上部フロントに貼るスペースがあります。 サイドの外部コントローラーの接続部分を使えば二人対戦や協力プレイが出来ます。 少し経ったら買えると思うので、とりあえず一人専用で我慢します。 接続準備する ちなみに「HDMIケーブル」は別売りを購入してください。 筆者はうっかり普通の「HDMI」と勘違いしてしまいました。 普通の「HDMI」は入りません。 なので後日「mini HDMI」を購入することになってしまいました。 ここでゲーム準備完了! スイッチオン! 背面の「ロゴマーク」を押して電源を入れます。 この効果音と演出が当時の記憶が蘇ります! そしてホーム画面はこんな感じです。 入力レバーを左右に動かして遊びたいゲームをセレクトします。 まず「餓狼伝説スペシャル」をプレイ! 画面が小さくて見づらいことはありません。 とても鮮やかでクッキリしてるので大満足です。 次は「真サムライスピリッツ」をプレイ! 少しもっさりしたモーションでリアルな剣術アクションは、かなりハマりました。 当時「黒子コマンド」を使用して対戦してました。 そして元祖「KOF94」をプレイ! 「KOF94」は操作性が格段に良くなってカプコンの「ストリートファイター2」と張り合う程の人気を競いました。 当時の「KOF」は「KOF派」と「スト2派」と好みが大きく分かれ「2D対戦格闘ゲーム」の歴史を築き上げました。 「KOFシリーズ」はSNKの中で一番、お金と時間を費やしました。 ここで機能説明します ゲーム中に「セレクト+スタート」ボタンを同時押しすると「設定画面」に切り替わります。 「セーブ機能」は4スロット使えます。 使ってみた感想 ❶液晶画面サイズが3.5インチなので文字など見えづらいと思ってましたが全く問題ないです。 ❷個人差はありますが方向レバーは親指の腹でグリグリ操作すると「超必殺技」が出しやすいと思います。 多分、熱中しているうちに慣れてきます。 ❸40タイトルもあるので数か月は満足に楽しめます。 しかしオフライン専用なので一人で遊ぶと飽きやすいかもしれないです。 なのでパッド2台分を用意して対戦/協力プレイすると楽しめるはず! ❹画質は当時のブラウン管モニターよりも鮮やかでクッキリして非常に綺麗です。 ❺外へ持ち運ぶ場合には液晶フィルムを貼っておいた方が安全です。
良かったところ ❶「KOF」「サムライスピリッツ」「餓狼伝説」「メタルスラッグ」など当時、流行ったタイトルが勢揃いしているのが嬉しい! ❷操作による遅延はほとんど感じない。 ❸ゲームセレクト後のロードは短いので気になりません(3秒間くらい) ❹いつでも、どこでも「セーブ機能」を活用すればクリアは簡単?! ❺Type-Cケーブル1本で簡単接続! ❻PCモニターやテレビがなくても、これ1台でゲームが楽しめる。 残念な点、注意する点 ❶テレビやPCモニターで遊ぶ場合「mini HDMIケーブル」が付属していないので別途、購入しなければならない。 ❷「対戦/協力」プレイをしたければコントローラーを2台分を用意しなければならない。 2台分を購入すれば本体代+mini HDMIケーブルを合わせると2万円を超えてしまう。 ❸ネット対戦はできません。 総評 筆者は学生時代によく通っていた駄菓子屋に「NEOGEO筐体」が置いてあり「1ゲーム50円」でよく遊んでいた記憶が懐かしいです。 まさか「ネオジオミニ」がミニチュアサイズの筐体となって復活したのはNEOGEOファンにはたまらない一品です。 しかも当時よく遊んでいたゲームタイトルがほぼ揃っているので文句のつけようがありません。 最近までのレトロゲームの中で一番欲しかったアイテムです。 現在は9月上旬まで入手が困難のようです。 限定生産ではないようなので少し待っていれば購入できると思います。 主な仕様 サイズ-W108mm×D135mm×H162mm 重さ-390g 関連商品
先日、6月28日に再販開始した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の「以下=ジャンプ版」が黄金ボディーとなって登場しました。 子供の頃に読んだ懐かしい大人気マンガの名作タイトルが20本収録しています。 RPGの代名詞「ドラゴンクエスト」はもちろん、「キャプテン翼」や「北斗の拳」など懐かしいゲームが黄金ボディーに凝縮! しかし・・・この「ジャンプ版」も予約開始後あっという間に予約完了してしまいました。 今でもアマゾンやヨドバシなど探し回っても正規購入することはできません。 一応、アマゾンでは転売屋から購入することはできますが、あまりオススメしません。 どうしても欲しい方は仕方ありませんが任天堂社に再販を要求しているのはずなので、もう少し様子見ておいた方が良いと思います。 それでは「ジャンプ版」を簡単にレビューしたいと思います。 「ジャンプ版」の特長 ❶懐かしい大人気マンガの名作タイトル20本を収録(任天堂社より引用) ❷本体は手のひらサイズでコンパクト設計 ❸リセットボタンを押せばゲーム中、いつでも、どこでもセーブできます。 ❹当時、アナログ画質でぼやけていたゲーム画面は最新テレビで「HDMI」に接続すれば「クッキリ、ハッキリ」した鮮明な画面でゲームが楽しめます。 ❺接続は「HDMI」と「USB」のたった2本のケーブルだけ! 開封の儀 外箱は週刊少年ジャンプの雑誌そのままのイメージで作られてます。 外観 「ジャンプ版」をチェックする 外観は「ミニファミコン」の黄金カラーになります。 まるで100m世界記録保持者ウサイン・ボルトが競技にて履いていた「金の靴」と同じ雰囲気が漂いカッコいいです! 「ジャンプ版」本体の大きさを見てみます。 恒例のアップル社「iphone6S」と並べてみます。 「iphone6S」よりは大きいですがゲームタイトルが内蔵されていると考えれば、かなりコンパクトな設計です。 「ミニファミコン」と「ミニスーパーファミコン」比較してみます。 次に本体の周りを見てみます。 「先端コネクタ」の蓋を開けると「USB端子」が備えてあれば嬉しかったです・・・。 コントローラーは「ミニファミコン」と全く同じです。 筆者は「ミニファミコン」で遊んだせいか慣れてしまい今は奮闘中です。 そして「マイク」部分も飾りです。 収録タイトルに「マイク」を使用することはないので気にすることはありません。 電源スイッチの周りも見てみます。 「EJECT」も「カセット差込口」同様、飾りです。 ここでも言いますが「先端コネクタ」の蓋を開けたら「USB」端子があれば好きなコントローラーで遊べたのに残念! 接続準備する 背面の接続端子は「HDMI」と「USB-B」の2か所だけです。 接続した様子はこんな感じです。 スイッチオン! 「ミニファミコン」と同じくLEDランプはなくシールが貼ってあります。 ゲームしてみる 電源を入れると大人気タイトルの20本が収録されています。 ちなみに「ミニファミコン」は30本も収録しているので少し割高感があります。 懐かしい「キャプテン翼」や「キン肉マン」が遊べるのでテンション上がります。 当時ディスクシステムは持っていなかったのでディスクシステム版の「キン肉マン」がプレイできるのは嬉しいです。 このホーム画面で、しばらく操作せず待機していると・・・。 まず「キャプテン翼」を起動します! 筆者が小学校の頃のゲームの思い出が蘇ります! 「日向小次郎」、「若林源三」も懐かしい!! ドリブルのモーションが何よりもインパクト絶大でした。 次は「キン肉マン」をプレイ!! また音楽もたまらない! キャラクターセレクト画面で「正義超人」の「ブロッケンJr」と「ウォーズマン」を選びます。 「ブロッケンJr」のガス攻撃は相手の動きを封じ逃がしません。 何せ攻撃力は弱いのが致命的でした。 この「ドラゴンボール神龍の謎」もかなり遊びました。 「あたたたたたたー!」と叫ぶ「北斗の拳」も健在です! 1面では建物の中に「リン」が道しるべとなって現れて追いかけますが途中で迷子になりボスまで、なかなか辿り着きませんでした。 機能面をチェック ゲームの途中で「RESET」ボタンを押せば押した場面から再開します。 昔クリアできなかったゲームも、いつでも、どこでも「セーブ機能」を使えば今こそ、クリアできるかも?! 「設定」を選んで画面の表示を3パターンの「画面フィルター」を使って遊ぶことができます。 「ミニファミコン」も同じなので引用します。 「アナログテレビ」・・・ブラウン管の走査線をイメージ 「4:3」・・・通常のテレビ表示 「ピクセルパーフェクト」・・・1ドットが正方形に表示 「ピクセルパーフェクト」は比率がやや正方形になり全体的に引き締まって綺麗です。 液晶テレビ特有の「動画ボケ」は「ピクセルパーフェクト」を選んでおけばかなり軽減されます。 是非、試してみてください。 その他機能 内容は覚えていませんが、これはこれで懐かしいです。 親からゲームを禁止されてる間には説明書を何度も読み返した記憶が蘇ります。 使ってみた感想 今回は「ジャンプ版」ですが収録20本のうち当時は6本くらいしか持ってませんでしたが懐かしいゲームはいつでも新鮮です。 「ミニファミコン」とは違い、年齢層はやや高めのゲームタイトルばかりです。 当時「少年ジャンプ」を読まなかった派は遊ぶタイトルが少ないかもしれません。 「ドラゴンクエスト」など「RPG」や「アドベンチャーゲーム」のタイトルが多くアクション系のゲーム少ないのでコントローラーは小さくても何とか支障なく遊べると思います。 良かったところ ❶操作の際に「入力遅延」がほとんどない。 ❷「ドラゴンクエスト」など当時はセーブ機能が少なく「パスワード」入力形式が多かったので「セーブ機能」はとても重宝します。 残念な点、注意する点 ❶「ミニファミコン」に比べ10本分ゲームタイトルが少ないうえに本体価格が高い。 ❷ゲーム中に「リセット」したくなった場合に、いちいち「タイトル一覧」に戻されるのがテンポ悪く感じてしまいます。 ❸コントローラーは小さいので手の大きい方は遊びにくいかもしれません。 総評 「ジャンプ版」は「RPG」「アドベンチャー」系が多くゲーム難易度も高めのタイトルばかりなので「セーブ機能」が重宝するでしょう。 特に「ドラゴンクエスト」など当時の「パスワード」の入力ミスは苦い思い出しかありません。 何時間もかけてレベルアップした労力が一瞬でパアになってゲームを止めたことは少なくありません。 レトロブームはまだまだ続きます! 7月24日に「NEOGEO mini(ネオジオ・ミニ)」が発売します。 今回「ジャンプ版」はレアなタイトルばかりですがコレクションとして、いかがですか? 主な仕様 サイズ―高さ 50.45mm × 幅108.12mm × 奥行き142.47mm(本体にコントローラーをセットした状態) 質量−約229g(コントローラー含む) 入力端子−HDMI端子、USB端子(micro-B) 映像出力−720p、480p ・音声出力:HDMI端子からのリニアPCM2CH出力 お目通し戴き、ありがとうございました。 本日の1票をお願いします。 パソコンランキング AD: N.K 関連商品
当時、小さな名機「ミニファミコン」が大きな話題となり予約開始日に転売屋も含め予約が集中して「即予約終了」という結末になりました。 その時に買えなかったユーザーが不満を任天堂社に訴えた結果、再販開始が決定しました。 そして遂に2018年6月28日に再販開始しました。 1年半以上の歳月を経て、この日がやってきました! 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の特長 ❶懐かしい30本の名作タイトルを収録 ❷本体は手のひらサイズでコンパクト設計 ❸リセットボタンを押せばゲーム中、いつでも、どこでもセーブできます。 ❹当時、アナログ画質でぼやけていたゲーム画面は最新テレビで「HDMI」に接続すれば「クッキリ、ハッキリ」した鮮明な画面でゲームが楽しめます。 ❺接続は「HDMI」と「USB」のたった2本のケーブルだけ! 開封の儀 外観 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」をチェックする まず大きさを見てみます。 アップル社「iphone6S」と並べてみます。 次に「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン=以下、ミニスーパーファミコン」と並べてみます。 初代ファミコンも並べてみます。 背面の接続端子を見てみます。 電源供給は「USB-B」をテレビに付いてるUSB端子やスマホの電源アダプターに接続すれば、すぐに遊べます。 コントローラーはかなり小さく使いづらいかも?! 「ミニスーパーファミコン」の時は本体はコンパクト設計でコントローラーは当時のサイズのままでした。 遊べなくないサイズなので慣れていくでしょう。 マイク搭載のUコントローラーも同じく小さいです。 「RESET」は便利なセーブボタンに代わりました。 ちなみに正面の「接続端子」も飾りです。 接続準備する 背面の「HDMI」と「USB-B」の2本を接続します。 スイッチオン! ゲームしてみる 電源をいれると30種類の「ゲームタイトル」一覧画面になります。 まずは任天堂の代名詞「スーパーマリオ」をプレイします。 学校が終わったら「ファミコン」持っている家で10人くらい集まって交代しながらゲームしてました。 話を戻し早速「スーパーマリオ」をプレイ! プレイをしてみて心配だった「入力遅延」は全くありませんでした。 ただしテレビによって「入力遅延」の個体差が生じてしまうので素早い入力を求めるなら「ゲーミングモニター」を強く推奨します。 次は「魔界村」をプレイします。 「魔界村」をクリアできる人は地元ではカリスマ「勇者」扱いされておりました。 今だッ!ポチッ!! 4つまで記憶することが出来ます。 再開したいデータを選んでボタンを押します。 するといきなり死んでしまいます。 安全を見計らってリセットボタンを押し繰り返せば着々とゲームが進むのでクリアできると思います。 機能面を見てみます 「設定」を選んで画面の表示を3パターンの「画面フィルター」を使って遊ぶことができます。 「アナログテレビ」・・・ブラウン管の走査線をイメージ 「4:3」・・・通常のテレビ表示 「ピクセルパーフェクト」・・・1ドットが正方形に表示 「ピクセルパーフェクト」は比率がやや正方形になり全体的に引き締まって綺麗です。 液晶テレビ特有の「動画ボケ」は「ピクセルパーフェクト」を選んでおけばかなり軽減されます。 是非、試してみてください。 その他機能 使ってみた感想 小さくなったコントローラーは遊んでるうちに慣れてしまい気にならなくなりました。 ゲームの色合いは当時とはかけ離れていました。 例えば「スーパーマリオ」の「1−1」の背景の空は「紫」もあれば「青」もありました。 筆者のアナログテレビでは「青」の色合いとなっていました。 どちらが正解なんでしょうね。 良かったところ ❶操作の際に「入力遅延」がほとんどない。 ❷いつでも、どこでも「セーブ機能」を使えば昔クリアできなかったタイトルが今ならクリアできる?! ❸「アナログ」「4:3」「ピクセルパーフェクト」の画面フィルターを使えば当時、味わえなかった最高画質でプレイできます。 残念な点、注意する点 ❶ゲーム中に「リセット」したくなった場合に、いちいち「タイトル一覧」に戻されるのがテンポ悪く感じてしまいます。 ❷コントローラーは小さいので手の大きい方は遊びにくいかもしれません。 総評 最近は「レトロゲーム」ブームのせいかゲームソフトのインフレが起きている。 「ミニファミコン」は30本ソフトが内蔵されているので1本あたり定価5000円で計算してみると約15万円する。 さらに今月末に登場する「ネオジオミニ」は40タイトルの名作が内蔵されている。 当時のネオジオソフトは1本あたりの価格は3〜5万円はしました。 40タイトル ✕ 3万円=120万円 当時120万円の価値は今では1万3千円です。 時代の流れは早いものです。 今後も「ミニ・ニンテンドー64」や「メガドライブミニ」など「小さな名機」が続々と登場します。 まずは「ミニファミコン」で童心に返って遊んでみませんか? 主な仕様 サイズ―高さ 50.45mm × 幅108.12mm × 奥行き142.47mm(本体にコントローラーをセットした状態) 質量−約229g(コントローラー含む) 入力端子−HDMI端子、USB端子(micro-B) 映像出力−720p、480p ・音声出力:HDMI端子からのリニアPCM2CH出力 お目通し戴き、ありがとうございました。 本日の1票をお願いします。 パソコンランキング AD: N.K 関連商品
今回は1985年10月20日に発売された「セガ・マークIII」と1983年7月15日に発売された任天堂社「ファミリーコンピュータ」を簡単にご紹介したいと思います。 なぜ今になって「SEGA MARKV」? 短問直入に言えば「セガマークVミニ」も作っていただきたい! 「セガマークVミニ」も名作はあるんです。 その思いを込めて簡単にレビューしたいと思います。 最近、再販したばかりの「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ=ファミコン」が大人気でレトロブーム再燃のきっかけとなりました。 実は1980年代の家庭用ゲーム機は「ファミコン」だけじゃないんです。 「ファミコン」以外にセガ社「セガ・マークV」、エポック社「スーパーカセットビジョン」と存在していました。(ウィキペディアより画像引用) 当時「ファミコン」世代には「3台ハード戦争」があったのですが「セガ・マークV」と「スーパーカセットビジョン」はあまり目立たなく、おもちゃ屋さんでも置いてあるところが少なかった。 「セガ・マークV」は「セガ・マスターシステム」と「SG-1000/SG-1000II」を融合し良いところを全部引き継いだ集大成とも言えます。(ウィキペディアより画像引用) それでは「セガ・マークV」の魅力をお伝えしたいと思います。 「セガマークV」と「ファミコン」のスペック 簡単にスペック表を作成しました。
性能は後出しの「セガマークV」に軍配が上がります。 しかし「ファミコン」は性能よりもソフトの質が勝り「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」など「キラータイトル」を生み独り勝ちしました。 世界販売累計台数 ファミコン・・・6191万台 セガマークV・・・780万台(SC-1000からマスターシステムまで全て合わせて) 販売台数の桁が違いすぎます! 外箱 外観 「ファミコン」は大衆に馴染みやすい「おもちゃ感」がありますが「セガマークV」は真逆でクールスタイリッシュな「コンピューター感」が漂います。 本体に接続するための付属パーツ類は「ACアダプター」や映像出力の「RFスイッチ」は「ファミコン」と、ほぼ同じ構成です。 「セガマークV」と「ファミコン」の比較 「ファミコン」のソフトはオリジナルが主として「セガマークV」はゲームセンター「アーケードゲーム」からの移植が多くアーケードファン(高年齢層)には根強い人気がありました。 例えば「アフターバーナー」は「セガマークV」と「ファミコン」にも移植されました。 「AC」版 コントローラーの違い いかにもハイテク感が満載のデザインでとてもクールでカッコいいです。 方向キーのトップはネジ式になっております。 「上下左右」の入力は問題ないのですが「斜め入力」が押しにくい。 そこで任天堂社の特許である「十字キー」はまさにコントローラー革命をもたらしました! 任天堂の「ファミコン」の「十字キー」はとても画期的で非常に「斜め入力」がしやすいので「操作性」「耐久性」「快適性」の全部をリードしてしまいました。 セガマークVのキラーソフトは目立たなかった! 「ファミコン」のキラータイトルと言えば「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」シリーズが有名ですね。 また任天堂を大いに貢献してきたマスコットキャラクター「マリオ」シリーズも有名でした。 そのまま現在に至り「マリオ」ファミリーは世界中で大活躍しています。 一方、「セガマークV」では「アレックスキッド」や「ワンダーボーイ」シリーズが牽引してました。 「アレックスキッド」や「ワンダーボーイ」シリーズは欲しくても当時はネット通販すら普及してないので自力で「セガマークV」を取り扱っている店を探すしかない。 その為、ファミコンブーム時に「セガマークV」の存在すら知らない方は多かった。 またゲームセンターではセガが体感ゲーム(アフターバーナー、スペースハリアーなど)のパイオニアとしてアーケードゲーム業界を一気に築いてきましたが、当時は家庭用ハードスペックが力不足もあり家庭用ハードへ移植の際には完成度が低くゲームセンターのクォリティーには及ばなかった。 そのせいで「ファミコン勢」は「アーケードゲーム」はゲームセンターで遊び、ゲームセンターにないゲームは「ファミコン」で遊ぶという割り切りが出来てしまい「セガマークV」は持っている人は少なかった。 そしてゲーム戦争は「ファミコン=家でゲーム派」と「セガマークV=アーケード派」と「2極化」することなく、ひっそりと消えてしまった。 オススメのゲームはないの? しっかりあります! まず、これから「PS4」にて配信予定の「ファンタシースター」と「アレックスキッド ミラクルワールド」などあります。 左「ファンタシースター」、右「アレックスキッド ミラクルワールド」 例えば「PS4」のゲームタイトル「北斗が如く」のゲーム内容に「セガマークV」版の「北斗の拳」が組み込まれています。 「セガマークV」版 左「セガマークV」、右「ファミコン」 「セガマークV」版のケンシロウは腕に「テーピング」を巻いて肩には「肩パッド」が描かれており芸が細かいです。 原作のキャラを忠実に再現してます。 クォリティー高いのが分かります。 アーケードゲームも負けません! 軽快なサウンドと可愛らしいキャラクターで大人気の「バブルボブル」を比較します。 「セガマークV」版の「バブルボブル」はアーケードゲームからの移植でこのクオリティーは非常に高いです。 「AC」版 「サウンド」「動作」「再現度」全てにおいて「セガマークV」が勝っていました。 しかし「キラーソフト」に恵まれず「セガマークV」はひっそりと消えていきました・・・。 とても惜しかったです。 総評 1980年代のファミコンブームの影に「セガマークV」はハイクオリティーながらも知られることはなかった。 当時「アーケードゲーム」が熱い中、「ファミコン版」への移植の決定の時は歓喜したことでしょう。 しかし発売してゲームをしてみると・・・「アーケードゲーム」と「ファミコン版」への移植のクオリティーの差に愕然としたことは少なくないはず。 そこで「セガマークV」は「ファミコン版」に負けない「再現力」で闘いました。 「セガマークV」を知らない「おっさん世代」にも「セガマークV」の魅力がお伝えできたらと思いレビューをさせていただきました。 関連商品
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