第参拾参話「獣の槍破壊」うしおととら・名言: アニメ偉言

2016年05月17日

第参拾参話「獣の槍破壊」うしおととら・名言

とら「嘘だろ?
くらぎじゃねえか!」

とら「バ、バカな…
今度はあやかしかよ!」

白面の尻尾がかつて倒した巨大妖怪と化す。
原作だとこの場面にあらゆる物を溶かすシュムナの尻尾も出るんだけど、
アニメではシュムナの登場回自体が消されてしまって出番なし。
EDでは一応シュムナの尻尾も確認できるけど…

うしおととら完全版 14 (少年サンデーコミックススペシャル)

#うしおととら
私の選ぶ少年誌三大絶望シーン
白面の者の絶望感たるや相当なもの pic.twitter.com/RuI06UK5uf
— 亜印屋 (@ajirusiya) 2016年5月13日

須磨子「覚悟はよいですね?
白面は日本の要の地盤を壊して飛び立ちました。
日本は海に沈みはじめます」

迫る日本沈没の危機。
映画「日本沈没」（原作は小説）の影響を受けたんだろうかね。

今の日本は巨大地震の恐怖に晒されている。
地震を描いたドラマや映画は自粛する傾向にあるが、
こういうときこそ逆に日本沈没でも堂々と放送して
危機意識を高めるべきではなかろうか。

日本沈没 [東宝DVD名作セレクション]

こんなん報道されたら怖すぎる #ushitora #tokyomx pic.twitter.com/2R2l2jDnmk
— くろう (@freeeier) 2016年5月13日

守矢「自衛隊の動きが普通じゃない。こりゃなんかあるぞ」

新聞記者の守矢克美登場。
原作だとハマー機関と関わって重要な役割を果たすのだが、
アニメだと単なる一記者で終っちゃいそうだな。

うしお「なんで…なんで…
俺だけ…こんな目に遭うんだよ」

うしお「俺のちゃんとした人生を返せ!
みんなを返せ!　憎い…お前が憎い!」

うしおらしからぬ弱音。
そして湧き上がる憎悪。
すべて白面の者が悪いんだ。

とら「ナガレは、わしが殺した」

この一言がうしおの心をますます追い詰める。

白面「快楽（けらく）。快楽よ!
悲・哀・憎・悔の泥濘にのたうつ
人間の心を感ずるのは!」

他人の不幸は蜜の味。
白面にとって人間の負の感情はこれ以上とないご馳走だ。

うしお「あばよ、バケモン」

うしお、とらと決別。
さらに白面がうしおの憎しみを煽る。
白面の攻撃によって麻子と紫暮が死んだと思ったうしお。
ついには槍、ギリョウの声に導かれるままに憎しみの権化と化した。

須磨子「白面は憎悪の塊!
憎悪を憎悪では調伏はできないのです!」

白面「しょうこともなし」

しょうことなし。
どうしようもない、仕方ないという意味だ。
槍は白面の眉間に突き刺さった。
しかし、次の瞬間、槍は粉々に砕け散った―