アニメ偉言

ベジータ（こいつが最後の相手か。
不気味なほど落ち着いた野郎だぜ。
極限まで隠されているが針のように
研ぎ澄まされた気がわかるぜ。強いな）

第6宇宙最強の戦士、殺し屋ヒット見参。
気を感じられるということは神の域ではない…
というのはすでに過去の話。

悟空とベジータは神の気も感じられるようになっているから、
ヒット以下第6宇宙の戦士たちが全員ゴッド級でもおかしくはない―!?

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ビルス「ヒットとか言ったよね。
どこかで聞いた覚えがあるが何者だ?」

ウイス「第6宇宙で
最高の腕を誇る殺し屋だそうです。
狙った獲物を取り逃がしたことは一度もない。
百発百中のヒットと呼ばれているそうですよ」

シャンパに第6宇宙の生ける伝説と言わしめた男。
ヒットの噂は第7宇宙にまで轟き、ビルスにも伝わっていた?
超サイヤ人ゴッドの予知夢はなんだったんだということにもなるが、
それはあくまで第7宇宙内での強敵出現に限られるということか。


SSGSSベジータ「ほう?
そんな小さな構えでいいのか」

対するベジータの構えもなんかおかしいぞ。
だらりと腕を下げ、やや前傾姿勢を取っている。
刃牙の脱力みたいなフォームだな。
GダッシュのGはゴッドかゴキか。

もしくはレスリングのタックル姿勢か。
だからそういうリアル格闘技の技術を今さら
ドラゴンボールに持ち込むのは魅力半減だってば。


SSGSSベジータ（拳を放つ瞬間が見えなかった）

ヒットの攻撃もなんだか刃牙っぽい。
烈海王の寸勁みたい。別名「1インチパンチ」。


SSGSSベジータ（この距離で!
しかも予備動作なしで攻撃を!）

今度は龍書文のごとく
ハンドポケットからの居合?
ポケットの中で加速は完了している!?




悟空「ジャコ。あいつの攻撃見えたか?」

ジャコ「見えない」

悟空「おめえでさえ見えねえんか?」

ジャコ「イエス」

ジャコの視力はもはや神以上かい。
戦闘力では1000もないだろうに。
視力だけというのも神レベルの無茶設定。


SSGSSベジータ「このオレが
体に触れることすらできないだと?」

口から流れる血を拭ったベジータ。
「このオレがあんなゴミを相手に気高い血を…」と
言ったときの表情そっくり。（地球襲来時の悟空戦）


SSGSSベジータ（ムカつくが奴の攻撃は見切れない。
だが、これだけ攻撃を受けてもオレは立っている。
奴の弱点は攻撃の軽さだ）

SSGSSベジータ「おっ、重…い」

軽いと思ったら重かった。
なんか間抜けなやり取りだなあ。

ヒットはベジータを殺さないよう戦っていただけ。
ルール無用の殺し合いならヒットの完勝ということになるのだろうが、
緊張感がないせいか、どうにもヒットから強者感が感じられない。


悟空「クリリン。ベジータに仙豆やってくれ」

仙豆はもったいないだろ。
デンデ。ベジータの傷を治してやってくれ。
のほうが手軽に済むのに。


銀河王「もしかして
時とばしかもしれんね」

銀河王「私も噂で聞いたことあるだけだが、
ほんのわずか時間を飛ばせる者が存在するらしい。
時間にしてたしか0.1秒ほどだが…」

ジャコ「わかりやすくいえば
自分以外の時間を0.1秒だけ
止めることができるのだ」

ジャコ「わずか0.1秒といっても
あれほど超高速で動ける者にとっては
じゅうぶんにアドバンテージの取れる時間だ」

おいおいおい。
部外者が何ベラベラとネタばらししてんのさ。
ここまで引っ張ったら悟空自身に謎を解かせるべきだろ。

それに0.1秒って。
初期のジャッキー・チュンとクリリンでさえ
0.2秒で目にも留まらぬ攻防を繰り広げたんだぞ。
今のレベルなら0.1秒で軽く1億発は出せてもおかしくはないぞ。

とはいえ、この試合はブルマたちにも状況が把握できるくらいの
戦闘スピードとしても描かれているからメチャクチャなんだよなあ。

時とばしという意味もよくわからない。
止めるのか飛ばすのか一体どっちなんだよ。
止めるという意味ならグルドのタイプストップのほうが明らかに上だ。
飛ばすという意味ならジョジョ第5部のキング・クリムゾンのほうが性能いい。

第6宇宙の面々を見てると能力バトルをやるにしても中途半端すぎる。

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ブルマ「ジャコ。あんたたしか
時間のコントロールは銀河法違反だとか
言ってたわよね。だったら逮捕しなさいよ」

ブルマのツッコミも的を射ない。
銀河法が適用されるのは第7宇宙の天の川銀河だけでしょ。
別の宇宙の人間相手に通用すると思ってるのか。


悟空「おい。
なんかアドバイスはねえか?」

ベジータ「ない。頑張れ」

頑張れカカロット。お前がナンバーワンだ。
とブウ編で言ったことがあるけど、
悟空の前で直接言うのは初めてか。
そう考えるとベジータもまた成長したかな。


ビルス「おいウイス。
お前なら対処法を知ってるだろ。
早く行って教えてやれ」

ウイス「己で解決法を見つけるのも
修行のひとつです」

だったら時とばしの能力もバトル中に悟空自身が気付いて
対処していくという展開にしてほしかった。
なんで試合前にバラすかなあ。


ウイス「我々には
第7宇宙一強いモナカさんが
いるではありませんか」

ビルス「お前、知ってるくせに意地悪を…」

ウイス「あっ、そうでしたね。
悟空さんとベジータさんを発奮させるために
嘘をついてな〜んでもない素人さんを
連れてきたんでしたっけ」

え〜何それ。
ビルス100％宣言と同じで真っ赤なウソかよ。
本物のモナカは死んでるどころか存在すらしなかったとは。

素人とは言ってるけど、悟空の不意打ち顔面パンチを受けて
痛い程度で済んでるのはそれなりに強いのかもしれないけど。
そういえばモナカ役の中の人は刃牙をやったこともある。
グラップラーモナカの活躍は幻に終わった。


ヒット「変身するのを忘れているぞ」

悟空「えっ?　ありは体力の
消耗が激しいからもっと後にな。
まだおめえを倒す方法は
見つかんねえかっさ、できるだけ
時間を稼ぎてえんだ」

SSGSSは体力の消耗が激しい?
仮にそうだとしてもゴールデンフリーザよりは消耗しないだろ。

SSGSSベジータをボコった相手にノーマルで戦うのは、
オラ手加減すっからおめえも手加減してくれと言ってるも同然。
ルール無用の殺し合いなら完全に悟空は詰んでいる。


ヒット「手の内を明かすとは、若いな」

悟空「へへ〜オラこう見えて
結構トシなんだぜ」

ヒット「オレは1000歳を超えている」

ヒットもなんだかんだで自己紹介しまくり。
数億年生きてるビルスから見たら全員若いよ。
（そんな相手から中年扱いされるブルマって）


ヒット「何度やっても無駄だ。
いくらお前が頑丈な奴でも
急所を撃ち抜かれ続ければ
死に至る。降参を勧める」

ヒットはやはり手加減をしている。
ノーマル悟空が死なない程度に力を抑えている。
これほど緊迫しないバトルの何が楽しいんだ。
いや何も楽しくない。


悟空「おめえ0.1秒だけ時間が飛ばせんだろ?
0.1秒後、おめえの攻撃してきた直後の
動きを、オラ予想したのさ」

は?
それって予想じゃなくてもはや予知なんじゃ。


悟空「二ヒヒヒ…やっと本気出してくりたか。
じゃあオラも…全開で行くぜ!」

と言いつつ悟空はノーマル状態のまま。
せめてSSGSSに変身してから言ってよそれ。

せっかくの大一番だというのに迫力も緊張感もないバトル。
ヒットも時とばしなんて姑息な能力にこだわらずに
伸び伸びとドラゴンボールらしいバトルをしてくれよ…

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