アニメ偉言

ダ・ヴィンチ「彼女の脳内に
君の人格を送り込んだか」

ルパン「俺の人格が勝つか、
お前の人格が勝つか。
知恵比べと行こうじゃねえの」

優れた芸術と泥棒は似ている。
という前振りは伏線になっていたわけね。
天才芸術家ダ・ヴィンチvs天下の大泥棒ルパン三世。
あと1〜2週あるかと思ったら今回で最終回だって―





ダ・ヴィンチ「なぜ君は宝を追い求める?」

ルパン「理由なんてないさ。
俺がルパン三世だから。ただそれだけだ。
そういうお前はなぜ芸術を追い求める?」

ダ・ヴィンチ「レオナルド・ダ・ヴィンチだからだ」

倒れたレベッカの前でルパンとダ・ヴィンチが歓談。
レベッカの脳内ではルパンとダ・ヴィンチの人格が戦いを繰り広げている。
お互いの人格をアバターとしてレベッカの心に送り込んだ感じなのか。
本人とアバターの意識共有はできてるのかな?


ルパン「いいか。今のお前に必要なのは
世界を創る想像力だ」

レベッカ「世界を、創る」

想像すなわち創造。
記憶を取り戻したレベッカは
ダ・ヴィンチに書き換えられた精神世界を
再び自分色に染め上げるのだった。


ルパン「俺がレベッカの夢に入ったつうことはよ。
イタリア半島の全員の中にも入ったってことだぜ」

レベッカだけじゃなくてイタリア人全員!?
調べてみたらイタリアの人口は6100万人らしい。
6100万通りのルパンとダ・ヴィンチの対決があったのか。
全員救ったってことは6100万勝の完全勝利じゃないか。
確率的には何割かは負けてもおかしくないだろうに。


ルパン「お前は天才すぎるがゆえ、
その人格にクローンの体が耐え切れず
不具合が生じた。だから自分のコピーを
量産しようとしたんだろ?」

不二子「皮肉なもんね。
ダ・ヴィンチを仕留めたのが
ダ・ヴィンチなんて」

エ?　どゆこと?
魂の大きさに器が耐えられなかったとかそんな感じ?
刃牙道の武蔵はクローンの体に魂が見事に合致したようだけど、
話自体は迷走してると言わざるを得ない状況。主人公どこ行った。


ダ・ヴィンチ「生まれてはならない時代に
生まれたイミテーション。それが私か」

ルパン「いや。お前は正真正銘
レオナルド・ダ・ヴィンチだ」

ダ・ヴィンチ「しかし、私が存在した
証は跡形もなく消える」

ルパン「あるさ。ここ（頭）にな」

人は生きた証を残したいもの。
それは天才も凡人も等しく同じ、か。
生きた証。生き様。どう生きたか。
人々の記憶に残り、受け継がれるもの。


ニュースキャスター「大勢の夢の体験談から
レオナルド・ダ・ヴィンチに変装した
ルパン三世によるなんらかの
策謀であるとの疑いが持たれています」

あらら。
救世主が犯人扱いされてしまったよ。
でも、これもダ・ヴィンチの生きた証として
人々の心に刻まれたということか。


ロブソン「静かになりますね」

レベッカ「まさか。
これからも〜っと忙しくなるよロブ!
世界のミセス・ルパンになるんだから!」

ロブ「かしこまりました」

レベッカ「またね…ルパン」

レベッカに始まりレベッカに終ったルパン三世 PART IV。
開始当初は微妙だったけど、終わってみればなかなか楽しめた。
これはPART Vも期待できるかな―!?

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