アニメ偉言

うしお「俺が…俺が弱かったばっかりに…
お役目様は…俺を守るために死んだんだ…」

抜け殻と化したうしお。
中の人繋がりで、遊戯王ゼアルの主人公、
九十九遊馬もこんな状態になったことがあった。
かっとビングを取り戻せ、うしお―!

うしおととら 第3巻(全巻購入特典対象外) [Blu-ray]




うしお「強く…なりてえよ!
俺は強くなりてえよォォ!!」

原作のうしおは強くなるために杜綱から
「空骸の糸」という法力僧の修行を受けるのだが、
アニメではカットされちゃった?　いきなりキリオ襲来。


法力僧「バカな!
10人がかりの結界が破れるだと!?」

キリオが持つエレザールの鎌を信奉し、
獣の槍をうしおから奪いに来た法力僧たち。

原作だと杜綱の修行によって一皮剥けたうしおが
心を細く意識を外にという極意でもって対処するのだが、
アニメのうしおは力任せに結界を打ち破った。

その極意は白面の尻尾のひとつシュムナにも有効なんだけど、
アニメにはシュムナ出てこないだろうしなあ。


うしお「あの槍は何度も
俺や人の命を救ってきた。
ギリョウさんやジエメイさんの
変化した槍なんだ。
俺は槍を助けてやりたい!」

斗和子が中国から持ち帰った赤い布により、
獣の槍は力を封じられ奪い去られてしまう。


和羅「16年前、光覇明宗上位師僧に
引狭（いなさ）という男がいた。
武法具の研究に携わり
素晴らしい業績を残した男だ」

和羅「獣の槍を支援できる強力な武法具を。
それが彼の口癖だった。だが彼は次第に
道を誤りはじめたのだ」

和羅「西洋魔道との合流。
仏門において魔術を
実践しようとしたのだ」

キリオの父、引狭について語られる。
引狭は獣の槍の支援から、それを超える武器と
扱える人間を自ら作り出してしまおうと考えた。
ギリョウとはまた異なる狂気、凶器への道。

西洋魔道には錬金術も含まれる。
からくりサーカスにも通じる世界観がここに。


流「なんでここが『囁く者達の家』って
言われてるか知ってるか?
あいつらは魔道化学で作られた
合成有機の塊だ。親も生命も
存在理由もねえ。そいつらが囁くのよ。
人間め、お前ら羨ましい、妬ましいってな」

そのころ、とらは流とともに引狭の研究所にいた。
囁く者達の家。原作だととらが「ししゃも焼く家」と言ってた。
そこには人造妖怪どもが溢れていた。はやく人間になりたい?


流「昔から俺は大抵のことは
そこそこできる奴でよ。気が付いたら
周りにてめえの面白いと思えるものが
なくなってた。だから法力僧になったのよ。
妖とでも戦ってでもいなきゃ、
退屈で死んじまうぜ」

天才ゆえの孤独を、闇を生きてきた流。
うしおという光に出会ったことで、闇は一層深く…

鉄血のオルフェンズの三日月とオルガの関係が
うしおと流っぽくなりそうで心配だったけど、
そっちのほうは上手く解消されそうでよかった。

しかし、うしとらのアニメは端折りすぎ。
原作で流ととらが共闘して倒した
ヴィタエ-418、ヴィタエ-427は出てこない。
日輪のポロリもカット…(´;ω;｀)


引狭「私の悲願であった
究極の人工生命体が完成した。
合成有機ホムンクルス、九印」

引狭の日記。
戦闘シーンがカットされたヴィタエ-418/427や
原作でうしお日輪が戦ったメイ・ホーも姿だけ登場。


斗和子「12世紀の学者
ボルムス・エレザールが
考案した方法です」

斗和子がもたらした錬金術の知識によって
無敵の武法具ともいえるエレザールの鎌が完成する。
白面の化身の誘惑であるとも知らずに。


斗和子「獣の槍を封じる赤い布があります。
それで巻き取られ、灼熱の鉛と水銀で
満たされたコンクリートの箱に
沈めるのです。獣の槍は完全に
この世から封殺されましょう」

斗和子による獣の槍破壊法。
それをキリオが実行しようとしている。


台のプレート「キリオ
2001.2.3〜2002.9.25」

原作だと日付は「1979.2.3〜1980.9.25」となっていた。
やっぱりアニメは原作当時から20年プラスの時代設定なのね。


日輪「おそらく引狭が
最も創りあげたかったもの…
マテリアはキリオだ!」

引狭「武法具を持つために
生まれてくる人間。それがマテリア」

キリオ自身もまた錬金術によって
生み出された人工的な存在だった。
しかも、完成体となったキリオのベースは
斗和子がどこからかさらってきた赤ん坊…

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