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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年04月14日
「始まりはいつも些細なことで」 part4
そこにいたのはデライラなのだが、背中に生えていた翼は見えず、変わりに何十本
もの触手が覗いていた。

「ふふふ……、どこへ行こうというのかしら?
 私たち夢魔はね、人間の心が読めるのよ。
 だから今あなたが飲み物を取りに行くなんて嘘でしょ。
 悪いけど部屋には結界を張らさせて貰ったわ。
 出ることもできないし誰も入ってこれない。
 もちろん私達の声も聞こえないのよ。」

鈴香はその光景に声が出ないまま立ち尽くしていた。
デライラが何を言っているのかも耳には入ってこない。

「大丈夫? すごい汗よ。
 まあ、今から濡れちゃうから関係ないんだけどさ。」

そしてそれは起きた。
風を切るようなスピードで、1本の触手が鈴香に迫ってきたのだ。

「ひゃあ!」

触手は鈴香の袴へと入っていくと、太ももへと触手を這わせた。
その触手は生暖かく滑りを帯びており、鈴香に嫌悪感だけを与えていく。

「最初はね、あなたが気絶してたところをやっちゃおうかなーって思ってたの。
 だけどいきなりじゃやっぱりかわいそうだから、話をしてからにしようと思っ
 たの。悪魔にするって言ってもね、痛くもないし、とっても気持ち良いのよ。
 きっと気に入ってくれると思うわ。」

そして他の手足にも触手が絡みつき、あっという間に身動きが取れなくなった。

「いやぁ…離して……、お願いだから…」

鈴香は恐怖と嫌悪感で、とうとう涙を流してしまった。

「あらあら泣いちゃった。そんなに嫌がらなくても…。
 あなたには感謝してるのよ。
 封印をといてくれて、そのうえ精気まで頂いたんだから。
 お礼にあなたを私の妹にしてあげる。」

そう言うとデライラはいくつもの触手を操り、鈴香の体中に触手を絡ませていく。

「いやぁ、そんなこと………。ひゃんっ」

「うふふ、随分と可愛い反応するのね。
 じゃあここなんてどうかしら。」

2本の触手が鈴香の胸に這っていくと、乳首を中心に撫でまわした。

「ひっ! いやあぁぁぁっ! 
 ああっ、そんなとこ……触らないでぇ…。」

すると鈴香の中である感覚が襲った。

ドクン…

(どうして…こんなことに……、
 あれ……なんだか…体……火照ってきたの?)

今度はいくつかの触手が鈴香の秘所へと近づいていく。

「えっ? そっちは、ああっ、やめてぇぇ! それだけはぁっ!」

デライラはニヤリと微笑えむと、触手を秘所へと…

ズプッ

「いっ! いやあぁぁぁっ!!」

鈴香も年頃の女なので自慰行為だってする。
しかし秘所に指以外のものを入れたことはない。
まだ男のモノも知らない鈴香には、異物が入った感覚と痛みしかしなかった。

「痛い痛いっ! 誰かぁ! 誰か助けてぇ!!」

痛みで本能的に助けを呼ばずに入られなかった。
助けを呼べば誰か来る、そんな気持ちしか今の鈴香にはない。
もちろんその声も外には聞こえず、誰も来ないが。

「あら、あなた処女だったのね。
 私の触手で処女喪失なんて、あなたは光栄ね。
 変な男に奪われるよりはよっぽどましよ。」

「うぅ……、お願いだからぁ……許して。」

しかしデライラは鈴香の頼みを無視し、触手を上下に動かした。

「痛っ!! ああああぁぁぁぁ!! 
 いたい! だれかぁ! たすけ、ああぁぁぁっ……!? 」

強烈な痛みしか感じないその動作は、鈴香の精神を大きく削っていく。
しかしそれは突然起きた。
さっきまでの強烈な痛みがスッと引いていき、変わりに快感が走ったのだ。

「はれぇ!? いた、かったのに……なんでぇ?
 はぁんっ! あんっ! ああんっ!!」

「それが魔の快楽よ。気持ち良いでしょ。
 私の触手から滲み出てる液体はね、人間を墜落させる成分を含んでるの。
 その液体を飲んだり塗られたりしたら、たちまち人間はその快楽の虜ってわけ。
 ほら、もう痛みなんて感じないでしょ。あとはその快楽に身を任せれば良いの。」
 
「でも、そんなっ!
 ああっ! きもち…いいわけ、ああんっ!」

もちろんそれは嘘である。
痛みは完全に快感へと変わり、鈴香の傷ついた精神を急速に回復させていった。
 
「うふふ、我慢しないで感じ続けなさい。人間は欲望と快楽に弱いんだから。
 もうちょっとで私のほうも出るわよ。魔力をたっくさん含んだ私の体液がね♪」

「ひぃっ! いやぁっ! お願いだから出さないで!
 私、悪魔になんかなりたくない!!」

「無理よ。もう出してるもの。」

「えっ!?」

そう、デライラの体液は触手を流れ、鈴香の子宮へと向かっていた。

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