マーケットの愚か者

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2月15日
883,171
16:00 東京マーケットは一進一退、先物は昨日の下げ幅を取り戻す19,440円で引ける。日中の動いた値幅は僅か70円。こうなるとプレミアムは剝げ落ちて来る。プット、コール共々、下値限界付近まで来ている事が伺える。
昨夜、非常に頭の良い人が　株でもやって稼ごうかなぁ・・・　みたいな事を言っていた。　”株でも”　である。○○でもとは困ったもので、完全に楽をして稼げる事と思っている。1,000円を得る手段は人それぞれ。法にさえ触れなければその手段や難易度は似たようなモノ。深夜のガードマンの時給、スーパーのレジ打ち、大会社の月収のほんの一部、相続して得た金、ホステス、体を張って得た金、マーケットで得た金。親から貰った小遣いだろうが、正当に得た1,000円のパワーは全て同じ1,000円。いけないモノが法を破って得た金と楽をして得た泡銭。前出の　”株でも”　の　”でも”　は、楽をして株で儲けられると思っている事。世の中の8割の人間がそのように思っている事と思う。株、FX、オプション、マーケットで常勝する事は非常に困難な事。大袈裟かもしれないが、あのラリー・ウィリアムズはこんな風に言っていたと思う。

トレーディングは戦争の次に最も危険な人間の行う事業である。

今日もまた、楽をして得ようとする資金を我々プロは飲み込んで行く。今後もずっとそうだ。楽をして得たマーケットの儲けは、倍返し、10倍返しとなり消えて行く。その手法が何の優位性を待たないモノであるなら、ギャンブルと変わらない。

2月13日
684,251

2月14日
753,931
18:30 東京マーケットは反落、先物は19,280円で引ける。材料出尽くしから高値を放れる。小煩さかったコールが急落、20,000円の壁は絶大でカバードコール復活。為替もレンジ内での動きが定着しつつある。下げ過ぎていた新興国通貨に復活の兆しが見える。久しぶりの新値更新は更なるレンジへと向かう値動き。ユーロ系通貨の弱さが目立つ。

2月10日
499,851
17:30 東京マーケットは急伸、先物は一気に19,385円まで駆け上がる。売り込まれたコールは買戻しが先行、小爆発といったところ。昨年から手控えていた仕掛けを再開した途端に大きな値動き。SQ通過後は下方向と見ていたが、逆に大きく持って行かれる。安値で売り建てたコールは瞬殺、レンジを上げて再度仕掛けるも大きく引かされる。ついて無いといえばそうなのだが、ピンポイントで大曲する仕掛けには頭を抱えてしまう。まさかここまで上げて来るとは夢にも思わない展開。

2月9日
464,011

2月10日
9:45 動かない相場に耐えられず、昨夜仕掛けた途端に急伸するトランプ相場。割安なコールが見事に修正高し、慌てて値位置を上げたレンジのプットを売り被せる。切ればいい事なのだが躊躇してしまう。新値更新で切る事にする。

当月限S.Q.は　19,276.09円　。売り持ちしていた先物は切って正解。

2月6日
438,140

2月7日
504,011

2月8日
474,011

17:00 東京マーケットは19,000円で終始値固め。週末のS.Qまで動かない感じで、センター19,000円のストラングルポジションを切った事が悔やまれる。S.Q.通過後の動きに期待し、様子見が続く。個人的には下振れ期待。
10年程前に新規口座入金1000万円で10万円のキャッシュバックなどという、とんでもないイベントをやってのけたLION FX。クリ○ク証券に嫌がらせをされて新規取引停止となったので本日より試してみる。この会社、結構イイと言うか最高水準。取扱い通貨は50を超え1000単位のロット。各スプレッドもクリ○ク以上の狭さ。更にスワップは高い、売りスワップは超絶に高い。WEBブラウザ、フレーム、アンドロイドと何でもありで使い易さ抜群。更に自分なりにいじれてカスタムOK.。何より良いのが電話の対応が素晴らしい。クリ○クの傲慢な態度と比べたらフレンドリーで親切。何でもっと早く気付かなかったんだろうと思う。クリ○クには貴金属も含めてポジションが多数存在している。本当なら即全切りして1円残らず出金したいところなのだが意味の無い事は控える事にする。新規のポジションは今後LIONにし、既存のポジションは切るべきラインで処分すればイイ。過去に商品先物会社で多く見られたが、客の注文を丸向かいしたり全く執行しなかったりする。8割以上の客が負けるのだから、客の逆の行動を取ってWの儲け。板の薄い市場では両建てし、為替やCFDなんかは注文すらしない。為替やCFDはそんな事も法的には問題無い市場である事を忘れてはならない。8割以上のプレーヤーが負ける事は現在も過去も不変。3年以上連続して勝ち続けているプロは別。

1月16日
142,048

1月17日
72,048

9:10 米国市場のダウは小幅安。東京時間に入って19,000円の大台を割り込む。大統領就任前の修正安が現実味を帯びる。支持線は18,500円、その下は17,000円まで何も無い。先行して下げているGBPの動きに注目する。フライングはご法度、比較的大きな下げが来ると見ている。引き付けて引き付けて、更に引き付けてのプット売り。

1月18日
92,048

1月19日
95,688

1月20日
115,688

1月23日
125,688

1月24日
170,688

1月25日
325,688

1月26日
370,688

1月27日
260,688

1月30日
165,688

1月31日
168,140

2月1日
173,140

2月2日
253,140

2月3日
228,140

2月4日
16:00 昨夜の米国市場でのイベントはショボい内容。材料出尽くしで反落狙いだったが、予想以上の数値に株価はジリジリと押し上げられて小幅高で引けている。225指数の20,000円の壁は絶大で、19,000円の値固めさえ危うい状況。

個人口座のマイナンバー登録が進み、なるべくなら法人口座での取引をと思っている。しかし法人口座の取引規制は厳しい内容。建玉 制限に取引手法。個人口座でも見かけるが　”余剰資金での取引”　とうたっている事が多い。失ってもよい余剰資金？って一体何？負ける事を前提とした口座開設には思わず笑ってしまう。しかし常勝口座での扱いは手厳しいモノで、一つの口座が新規取引の規制がかかる。完全に難癖をつけられた内容だが、一方的に新規の取引を制限されてしまう。向かいポジションが意味を成さない常勝口座など不要という事なのか、意味不明な対応に困惑してしまう。1000円の価値は法律を守って得た金であれば、その価値は皆同じ。安い肉体労働で得た金、水商売や男から巻き上げた金、会社からの給与、そして市場から得た儲け。その額が大きくなったって、税金さえルール通りに収めていれば良い。この国はそんな国ではなかったのか・・・。最近の動向は、何故か違う様な気がしてならない。
文句を幾らいったところで使えなくなった口座は使えない。違う会社のスプレッドやルール、提供サービスを調べてみる。システムの安定性や出金時の対応等々。そして実際のディーリングの使い易さや履歴やデータ管理・・・。面倒な事のオンパレードだが、生き残って行くにはやるしかない。生きるとは？・・・変わる事。これを機に、資金量を倍以上に供給する事にした。