マーケットの愚か者

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1月8日

11：00　昨夜の米国市場は引け間際にガンガン下げだして、引け値は400ドル近い大幅安で終了。一時高かったCMEも再び17,500円台に叩き込まれて引けている。
東京マーケットは当月限のS.Q.算出日。注目の価格は17,400円で、意図的な売り込みが見て取れる。落ちれば安値から放れるのが常で一気に17,980円まで急伸。行き詰まって17,700円辺りまで押し込まれて乱高下。ヘッジのポジションを外すと共に、踏みあげられた比較的近いプットポジションも切る。今夜のイベントを前に、安いプレミアムは再度復活の時間が訪れる事と思う。

13:15 東京マーケットは中国次第。中国が上がれば上がるし下がれば必要以上に下げる。更にはアセアニアと南アランド通貨が同じ様な動き。必要以上にこの国を意識しているのか、それとも先導的プレイヤーがこの国の連中なのか。どちらにせよ必要以上な動きに振り回されず、ある程度のブレは目を背けて見て行きたい。それにしても南アランドが下げる。6円台が見えて来て、一体幾らまで売り込まれるのか。年内5円台も見えて来て下値の目処が立たないが、5円を割れる事は国家の存続が疑われる水準。いくら何でもって価格帯で買って出たい気がしてならない。

16:00 東京市場は高値から放れて17,690円で大引け。プットは今夜のイベントを控えてかなりうるさくなって来る。�B月限P10500は理論値を大幅に上回る17円！3月11日に10,500円は無いでしょ？っと言ったところだが付いた値段が全て。
今朝の寄付きで�B月限P17000が1410円を付ける。板の薄いトコロでの成行き損切り注文なのか、とんでも無い値段が付く。何枚で来たのか解らないが、この市場ではたまに起きる惨事。
今夜のイベントは、悪い数字が出ても切り返すような気がする。USDが116円台へと向かえば話は別だが、どうも株価が先行している気がしてならない。連休明けの東京市場で、プレミアムの急落は見え見え。今夜が勝負どころである事は間違い無い。