2020年11月08日
やせる? 脂肪? オメガ? 図解眠れなくなるほど面白い脂質の話 書評
今回は「図解眠れなくなるほど面白い脂質の話」のご紹介になります。
この本では、
健康的な食生活をしたい
脂質って太るの?
など、脂質の役割と選び方を教えてくれる本になります。
麻布大学 生命・環境科学教授
米国国立衛生研究所で脂肪酸と脳機能に関して研究。
えごま油などに含まれるオメガ3系脂肪酸の有用性を広めるべく研究・講演を実施。
その後、日本脂質栄養学会の理事長を務める。
この本でのポイントは3つほどになります。
脂質はカロリーが高い、太る原因だと思ってはいるものの、実際にはよくわからない人も多いと思います。
脂質はカロリーが高いため、とりすぎると太ってしまいます。
ただ、油には太りやすい油と太りにくい油があるのです。
脂質は他のタンパク質や炭水化物に比べ倍のカロリーがあります。そのため、エネルギーとして消費できなかったものは脂肪として蓄えられてしまいます。この話は一般的によく知っている話だと思います。
ただ、脂質には太りやすい油と太りにくい油があるのです。
いわゆる常温で固体の油は比較的に太りやすく
体内に蓄積しやすいのです。これは牛肉や豚肉などの脂身がそれにあたり
この油は肝臓や脂肪細胞になりやすいのです。
一方で常温で液体の油は比較的に太りにくい
これは、エネルギーとして消費されやすく、
魚の油や、MCTオイルなどがそれにあたります。
ただ、その中で、常温でも固体でも、エネルギーになりやすい脂があります。
オリーブオイルなどオメガ9系の脂肪酸を含む油になります。
脂の中の脂肪酸というものが影響しており
脂肪酸も飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸といわれるものに分かれます。
この中で、飽和脂肪酸の長鎖脂肪酸が動脈硬化の影響が高いのではといわれており
ステーキやバター、マーガリンなどに多く含まれており、体に残りやすいと言われています。
もちろん、必要な栄養でありますが、取りすぎると動脈硬化の影響になるので気を付けてください。
ちなみに中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸も飽和脂肪酸にあるのですが、こちらは太りにくい脂と言われています。
これらは、ココナッツオイルやバターに含まれており、太りにくいと言われています。
ただ、こちらも、ココナッツオイルは先ほどいった長鎖脂肪酸を多く含み、取りすぎると同様の効果をもたらし、バターは単純にカロリーオーバーになるので気を付けてください。
結果として二なりますが、常温で固体の油は太りやすい脂なので、気を付けたほうがよさそうです。
低脂質ダイエットをするために、余分な脂を徹底的に排除してダイエットに臨んだことはありませんか?
ダイエット中でも脂質は最低限摂取したほうが良いのです。
人の37兆個もあると言われる細胞の細胞膜は脂質でできています。
この細胞膜は栄養素を取り込む役割や、老廃物を排出をする役割をしています。
脂質を極端に無くすことで、内蔵機能の低下や肌荒れ、乾燥肌、血管の劣化、
体力の低下を引き起こします。
脂の1日の必要量は男性では53〜93g、女性だと44〜80gが目安だそうです。
ダイエットしてもこの数値を参考に摂取したほうがよさそうです。
特にきれいな肌を手にいれたい場合はバランスよく摂取しましょう。
肌は皮脂膜、角質細胞、セラミドで構成されています。
・水分の蒸発を防ぐ、皮脂膜はオメガ9系
・肌の潤いを保つ、セラミドはオメガ6系のリノール酸
・角質細胞には、オメガ3系脂肪酸
がそれぞれ必要です。
そして、肌にはターンオーバーといわれる機能があります。
これは、古い細胞は角質として剥がれ落ち、新しく生まれ変わる機能の事です。
これが脂質が不足することで、うまくいかないと
しみやしわ、たるみ、肌荒れなどの、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、脂質、性格にはオメガ3,6,9は非常に大事です。
病気のリスクを下げることができるからなのですが、
実は先ほど話したオメガ6系は美容にはいいのですが、炎症を促す作用があるため、取りすぎは禁物です。
オメガ6系は大豆や麦、米、いわゆるコンビニなどの弁当、加工食品などにふくまれており、日本人はその食生活から、普段から十分に接収できているので、取りすぎないようにしたほうが良いです。
オメガ3系は魚、えごま油、アマニ油なんどにふくまれ、EPAやDHAには炎症を抑える効果があり、血圧の低下や脳の認知機能力向上の効果がある。
日本人はこのオメガ3が不足しているので、意識して取ったほうが良いです。
オメガ6系はとりすぎると健康被害の原因になります。
そのため、オリーブオイルなど、オメガ9系が含まれているものを使い、
パルミトレイン酸を摂取しましょう。この物質は皮膚の老化を防ぐ酷化があるそうです。
オメガ3系は熱に弱いのですが、
オメガ9系は熱に強いため、摂取ができます。
ただ、オメガ9系は過剰摂取を避けましょう。これは肥満を避けるためです。
大手コンビニチェーンのセブンイレブンもパンのトランス脂肪酸削減をしていることで有名ですが、
この脂肪酸は心臓に蓄積され、心臓病や糖尿病のリスクを高めると言われています。
マーガリンやホイップクリーム、スナック菓子などに含まれているので、気を付けましょう。
脂質は太るのかという話ですが、
カロリーが高いため、太りやすいです。
ただ、油にも種類と役割があり、適切や量や種類を選ぶことで、太りにくいものもあります。
また、脂質不足は、細胞レベルで影響を与えるため、最低限の摂取は必要です。ダイエットをするにしても気を付けましょう。
そして、油の選び方ですが、オメガ3,9系の脂肪酸を摂取して健康的に過ごしましょう。
ただ、トランス脂肪酸だけは避けたほうがよさそうです。
ぜひ、今後の食生活に取り入れて建国的な生活をエンジョイしましょう。
それではノシ
この本では、
健康的な食生活をしたい
脂質って太るの?
など、脂質の役割と選び方を教えてくれる本になります。
監修者紹介
守口 徹
麻布大学 生命・環境科学教授
米国国立衛生研究所で脂肪酸と脳機能に関して研究。
えごま油などに含まれるオメガ3系脂肪酸の有用性を広めるべく研究・講演を実施。
その後、日本脂質栄養学会の理事長を務める。
書評
この本でのポイントは3つほどになります。
1、太りにくい脂質と太りやすい脂質があります。
脂質はカロリーが高い、太る原因だと思ってはいるものの、実際にはよくわからない人も多いと思います。
脂質はカロリーが高いため、とりすぎると太ってしまいます。
ただ、油には太りやすい油と太りにくい油があるのです。
脂質は他のタンパク質や炭水化物に比べ倍のカロリーがあります。そのため、エネルギーとして消費できなかったものは脂肪として蓄えられてしまいます。この話は一般的によく知っている話だと思います。
ただ、脂質には太りやすい油と太りにくい油があるのです。
いわゆる常温で固体の油は比較的に太りやすく
体内に蓄積しやすいのです。これは牛肉や豚肉などの脂身がそれにあたり
この油は肝臓や脂肪細胞になりやすいのです。
一方で常温で液体の油は比較的に太りにくい
これは、エネルギーとして消費されやすく、
魚の油や、MCTオイルなどがそれにあたります。
ただ、その中で、常温でも固体でも、エネルギーになりやすい脂があります。
オリーブオイルなどオメガ9系の脂肪酸を含む油になります。
脂の中の脂肪酸というものが影響しており
脂肪酸も飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸といわれるものに分かれます。
この中で、飽和脂肪酸の長鎖脂肪酸が動脈硬化の影響が高いのではといわれており
ステーキやバター、マーガリンなどに多く含まれており、体に残りやすいと言われています。
もちろん、必要な栄養でありますが、取りすぎると動脈硬化の影響になるので気を付けてください。
ちなみに中鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸も飽和脂肪酸にあるのですが、こちらは太りにくい脂と言われています。
これらは、ココナッツオイルやバターに含まれており、太りにくいと言われています。
ただ、こちらも、ココナッツオイルは先ほどいった長鎖脂肪酸を多く含み、取りすぎると同様の効果をもたらし、バターは単純にカロリーオーバーになるので気を付けてください。
結果として二なりますが、常温で固体の油は太りやすい脂なので、気を付けたほうがよさそうです。
2、美容や健康を保つために油は必要です。
低脂質ダイエットをするために、余分な脂を徹底的に排除してダイエットに臨んだことはありませんか?
ダイエット中でも脂質は最低限摂取したほうが良いのです。
人の37兆個もあると言われる細胞の細胞膜は脂質でできています。
この細胞膜は栄養素を取り込む役割や、老廃物を排出をする役割をしています。
脂質を極端に無くすことで、内蔵機能の低下や肌荒れ、乾燥肌、血管の劣化、
体力の低下を引き起こします。
脂の1日の必要量は男性では53〜93g、女性だと44〜80gが目安だそうです。
ダイエットしてもこの数値を参考に摂取したほうがよさそうです。
特にきれいな肌を手にいれたい場合はバランスよく摂取しましょう。
肌は皮脂膜、角質細胞、セラミドで構成されています。
・水分の蒸発を防ぐ、皮脂膜はオメガ9系
・肌の潤いを保つ、セラミドはオメガ6系のリノール酸
・角質細胞には、オメガ3系脂肪酸
がそれぞれ必要です。
そして、肌にはターンオーバーといわれる機能があります。
これは、古い細胞は角質として剥がれ落ち、新しく生まれ変わる機能の事です。
これが脂質が不足することで、うまくいかないと
しみやしわ、たるみ、肌荒れなどの、肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、脂質、性格にはオメガ3,6,9は非常に大事です。
3、油の選び方
1、オメガ6系は控えて、オメガ3系を積極的に摂取しよう。
病気のリスクを下げることができるからなのですが、
実は先ほど話したオメガ6系は美容にはいいのですが、炎症を促す作用があるため、取りすぎは禁物です。
オメガ6系は大豆や麦、米、いわゆるコンビニなどの弁当、加工食品などにふくまれており、日本人はその食生活から、普段から十分に接収できているので、取りすぎないようにしたほうが良いです。
オメガ3系は魚、えごま油、アマニ油なんどにふくまれ、EPAやDHAには炎症を抑える効果があり、血圧の低下や脳の認知機能力向上の効果がある。
日本人はこのオメガ3が不足しているので、意識して取ったほうが良いです。
2、オメガ9系脂肪酸はオメガ6の代用として使おう!
オメガ6系はとりすぎると健康被害の原因になります。
そのため、オリーブオイルなど、オメガ9系が含まれているものを使い、
パルミトレイン酸を摂取しましょう。この物質は皮膚の老化を防ぐ酷化があるそうです。
オメガ3系は熱に弱いのですが、
オメガ9系は熱に強いため、摂取ができます。
ただ、オメガ9系は過剰摂取を避けましょう。これは肥満を避けるためです。
3、トランス脂肪酸の摂取は控えるようにしましょう。
大手コンビニチェーンのセブンイレブンもパンのトランス脂肪酸削減をしていることで有名ですが、
この脂肪酸は心臓に蓄積され、心臓病や糖尿病のリスクを高めると言われています。
マーガリンやホイップクリーム、スナック菓子などに含まれているので、気を付けましょう。
まとめ
脂質は太るのかという話ですが、
カロリーが高いため、太りやすいです。
ただ、油にも種類と役割があり、適切や量や種類を選ぶことで、太りにくいものもあります。
また、脂質不足は、細胞レベルで影響を与えるため、最低限の摂取は必要です。ダイエットをするにしても気を付けましょう。
そして、油の選び方ですが、オメガ3,9系の脂肪酸を摂取して健康的に過ごしましょう。
ただ、トランス脂肪酸だけは避けたほうがよさそうです。
ぜひ、今後の食生活に取り入れて建国的な生活をエンジョイしましょう。
それではノシ
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