2020年12月01日
投資 勝つためには 儲けるためには 敗者のゲーム 書評
今回は「敗者のゲーム」をご紹介いたします。
あなたは投資をしていますか?
投資でどうしたら勝てるか知っていますか?
これはそれを教えてくれる本になります。
さて、結論ですが、
インデックス投資が最強
だそうです。
これを実践することが勝利の秘訣だそうです。
この本からはいくつかのポイントをご紹介したいと思います。
この本のタイトルにある通り、題名が印象的です。
敗者のゲームとは?
プロのスポーツの試合を例に例えますが、
プロはミスをしない、目の覚める素晴らしいプレーをしたら勝つ
というのがプロですよね
たとえばプロではなくアマチュアではどうなのか
逆にミスが多く、目の覚めるプレーなどないかもしれません。
それゆえに
相手のミスによる得点が多いかもしれません。
ファインプレーの有無ではなくミスが少ないほうが勝つ
という戦いになるのではないでしょうか
投資で勝つためにはこの敗者のゲームをすることです。
これは市場平均を上回ろうとすることは敗者のゲームであり
誰かがミスをしなければ、儲からないゲームなのです。
例えば、車の運転で法定速度より10Km上回って運転するようなもの。運転で求められるのはほどほどのスピードで運転し大事故を起こさないこと
投資家にとっては株式に投資して長期間そこにとどまっている資金の運用成績が最高である。それが本書の中心概念で、基本的テーマの一つである。
これは相場を過去75年間(900ヶ月)の長期で見ると上昇の大部分は60ヶ月(約7%)に達成する。
この瞬間を逃すと数世代分の利益を失う
この本曰く、過去72年のうち、ベストの5日を逃すと利益は半減するのだそうです。
稲妻が輝くその一瞬に相場にいなければ、最高の儲けを手に入れることはできない
タイミングをみて、とらえることは基本的に難しい、これは博打と変わらない
もう一つ
長期間保有することが結果的には損失よりも利益のほうがずっと多くなることを言っています。
株式・債券、現金、インフレ調整後の収益率変動幅を長期にわたり調べてみると、相場のふり幅は非常に大きい、ただ、長期で持つことによって、その幅は狭くなる
そして、株式のほうがその他の商品群よりも平均で上回る可能性がある。
長期で持ったほうが良いというのは以下のような場合でも示すことができます。
最初の数年が悪いからと運用機関を変えると遅くなる
これは、説明をするのは難しいのですが、
例えば、買い物をしている際にレジに並びます。
隣のほうが早く動いているからと列を変えると
かえって、元の列のほうが早くレジ処理を終えることができた
こんなことがあると思います。
この本では、運用機関や金融商品を変えることで、そのリスクが出てくるというのです。
これは、例えば、手数料を例にも言えます。
安易に変えることで、手数料と余計な時間がかさんでしまい、かえって損をすることもあります。
相場はマイナスサムゲームの側面もあるので、これが容易に起きる可能性があります。
このようなことをこの本では言い続け、上でも書きましたが、
長期間、同じ商品の運用
できれば、インデックス投資を長期間続けることが一番よいと書いてあります。
この本では個人投資家に対して10の戒めが載っていました。
1、貯蓄をしよう
⇒まずは元本づくりです。
2、相場の先行きにかけてはならない
⇒相手はプロ。常に勝てるわけではない、これではギャンブルになってしまう。
3、税務上有利という理由で動いてはならない
⇒うかつに動くと証券会社の手数料を増やすだけ
税務上有利だからと新しい政策や何かにのるのは構わないですが、それでは本末店頭になってしまいます。
4、自分の住宅を資産と考えるな
⇒日本の住宅価値を調べればわかりますが、一度買って売って儲けることはできません。
あくまでも自分の住宅は消耗品です。
5、商品取引は考え物である。
⇒コモディティは投機業者が儲けるための手段、素人が手を出していいものではない
6、証券会社の担当に気を付けること
⇒多くは素晴らしい人。だが彼らの仕事はあなたを設けさせるのではなく、あなたから設けること
7、新金融商品には手を出すな
⇒新しいものは、あくまでもあなたから、お金を巻き上げるために作られたもの
どれだけ、かっこいい装丁であり、魅力に感じようとも騙されてはいけない
8、債券は投資してはいけない
⇒変動リスクはある。インフレに弱い。もちろん分散によるメリットはありますが
9、目的、方針、計画を書き出す
⇒惑わされないためにきちんと計画を練ったうえで、迷ったときに見直せるようにしましょう。
10、直感を信じるな
⇒有頂天の後に大火傷。夜明け前は一番暗い
たまたまの幸運を信じるよりも平凡に着実に増やすことのほうが大事
恐ろしいほどにシンプルなことが書いてある本です。
結論はインデックス投資を長期間続けること
これに尽きるのです。
そして
本当に大事なことはいつもシンプルで簡単であること
医者はうがい手洗いをしましょう
歯医者ははみがきをしましょう
塾講師は計画的にドリルをこなしましょう。
この本では投資はインデックス投資を買って放置すること
これが一番大事なことだそうです。
蛇足ですが、
この本によれば、1960年代のような勝者のゲームにもどることはないとも書かれています。
過去と比べて、機械やAIが参入し始めている現在の相場は賢い存在が多い
それゆえに、過去の愚か者が多くいた時代にもどることは難しい
であるからこそ、インデックス投資を長期間することが最強とも読み取れます。
少しでも勝率が高い手段を探している
あなたにはインデックス投資をおすすめをします。
それではノシ
あなたは投資をしていますか?
投資でどうしたら勝てるか知っていますか?
これはそれを教えてくれる本になります。
さて、結論ですが、
インデックス投資が最強
だそうです。
これを実践することが勝利の秘訣だそうです。
書評
この本からはいくつかのポイントをご紹介したいと思います。
題名が非常に印象深い
この本のタイトルにある通り、題名が印象的です。
敗者のゲームとは?
プロのスポーツの試合を例に例えますが、
プロはミスをしない、目の覚める素晴らしいプレーをしたら勝つ
というのがプロですよね
たとえばプロではなくアマチュアではどうなのか
逆にミスが多く、目の覚めるプレーなどないかもしれません。
それゆえに
相手のミスによる得点が多いかもしれません。
ファインプレーの有無ではなくミスが少ないほうが勝つ
という戦いになるのではないでしょうか
投資で勝つためにはこの敗者のゲームをすることです。
これは市場平均を上回ろうとすることは敗者のゲームであり
誰かがミスをしなければ、儲からないゲームなのです。
例えば、車の運転で法定速度より10Km上回って運転するようなもの。運転で求められるのはほどほどのスピードで運転し大事故を起こさないこと
個人投資家への提言
投資家にとっては株式に投資して長期間そこにとどまっている資金の運用成績が最高である。それが本書の中心概念で、基本的テーマの一つである。
これは相場を過去75年間(900ヶ月)の長期で見ると上昇の大部分は60ヶ月(約7%)に達成する。
この瞬間を逃すと数世代分の利益を失う
この本曰く、過去72年のうち、ベストの5日を逃すと利益は半減するのだそうです。
稲妻が輝くその一瞬に相場にいなければ、最高の儲けを手に入れることはできない
タイミングをみて、とらえることは基本的に難しい、これは博打と変わらない
もう一つ
長期間保有することが結果的には損失よりも利益のほうがずっと多くなることを言っています。
株式・債券、現金、インフレ調整後の収益率変動幅を長期にわたり調べてみると、相場のふり幅は非常に大きい、ただ、長期で持つことによって、その幅は狭くなる
そして、株式のほうがその他の商品群よりも平均で上回る可能性がある。
長期で持ったほうが良いというのは以下のような場合でも示すことができます。
最初の数年が悪いからと運用機関を変えると遅くなる
これは、説明をするのは難しいのですが、
例えば、買い物をしている際にレジに並びます。
隣のほうが早く動いているからと列を変えると
かえって、元の列のほうが早くレジ処理を終えることができた
こんなことがあると思います。
この本では、運用機関や金融商品を変えることで、そのリスクが出てくるというのです。
これは、例えば、手数料を例にも言えます。
安易に変えることで、手数料と余計な時間がかさんでしまい、かえって損をすることもあります。
相場はマイナスサムゲームの側面もあるので、これが容易に起きる可能性があります。
このようなことをこの本では言い続け、上でも書きましたが、
長期間、同じ商品の運用
できれば、インデックス投資を長期間続けることが一番よいと書いてあります。
投資家への十戒
この本では個人投資家に対して10の戒めが載っていました。
1、貯蓄をしよう
⇒まずは元本づくりです。
2、相場の先行きにかけてはならない
⇒相手はプロ。常に勝てるわけではない、これではギャンブルになってしまう。
3、税務上有利という理由で動いてはならない
⇒うかつに動くと証券会社の手数料を増やすだけ
税務上有利だからと新しい政策や何かにのるのは構わないですが、それでは本末店頭になってしまいます。
4、自分の住宅を資産と考えるな
⇒日本の住宅価値を調べればわかりますが、一度買って売って儲けることはできません。
あくまでも自分の住宅は消耗品です。
5、商品取引は考え物である。
⇒コモディティは投機業者が儲けるための手段、素人が手を出していいものではない
6、証券会社の担当に気を付けること
⇒多くは素晴らしい人。だが彼らの仕事はあなたを設けさせるのではなく、あなたから設けること
7、新金融商品には手を出すな
⇒新しいものは、あくまでもあなたから、お金を巻き上げるために作られたもの
どれだけ、かっこいい装丁であり、魅力に感じようとも騙されてはいけない
8、債券は投資してはいけない
⇒変動リスクはある。インフレに弱い。もちろん分散によるメリットはありますが
9、目的、方針、計画を書き出す
⇒惑わされないためにきちんと計画を練ったうえで、迷ったときに見直せるようにしましょう。
10、直感を信じるな
⇒有頂天の後に大火傷。夜明け前は一番暗い
たまたまの幸運を信じるよりも平凡に着実に増やすことのほうが大事
まとめ
恐ろしいほどにシンプルなことが書いてある本です。
結論はインデックス投資を長期間続けること
これに尽きるのです。
そして
本当に大事なことはいつもシンプルで簡単であること
医者はうがい手洗いをしましょう
歯医者ははみがきをしましょう
塾講師は計画的にドリルをこなしましょう。
この本では投資はインデックス投資を買って放置すること
これが一番大事なことだそうです。
蛇足ですが、
この本によれば、1960年代のような勝者のゲームにもどることはないとも書かれています。
過去と比べて、機械やAIが参入し始めている現在の相場は賢い存在が多い
それゆえに、過去の愚か者が多くいた時代にもどることは難しい
であるからこそ、インデックス投資を長期間することが最強とも読み取れます。
少しでも勝率が高い手段を探している
あなたにはインデックス投資をおすすめをします。
それではノシ
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