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2019年05月08日
十勝の特産品を食べてミタ 後記
これまで、日本語版、中国語(繁体字)版と分け、3月下旬に北海道から届いた荷物の中身を紹介していきました。4月24日に紹介が全部終わりましたが、今回は、背景などについてご紹介いたします。
背景
今回、北海道からクール便で荷物が届いたのは、「十勝食のPR」という企画の依頼を十勝毎日新聞社系列の株式会社CMCを通して受けたからです。十勝の特産品を試食し、その感想を当ブログにてupして、台湾の方にPRするのが最大の目的です。
近年、台湾人観光客に人気が高い北海道ですが、東部の十勝地区は、今年の台北忠孝そごうの北海道物産展でバターサンドを初日で用意した分を売り切った六花亭と、名物の豚丼が知られているくらい。
畑作、酪農など農業が盛んで、「食の宝庫」と呼ばれる十勝ですが、その「食」の部分があまり知られていない感があったので、その「十勝食のPR」を私と十勝総合振興局と委託された株式会社CMCがタッグを組み、今回の試食企画が実現しました。
本来なら3月中に全部行う予定でしたが、調理が必要なものがあったことに加え、依頼した翻訳者「いこと」による中国語版の原稿チェックもあったので、1ヶ月近くかかってしまいました。
翻訳者「いこと」
さて、その翻訳者「いこと」の正体ですが、台湾人で現在台北市内の大学に通う1年生です。「いこと」は、自己申告の日本語名です。名前の前に「ワル」とかつける必要はありません。
日本語の能力は、高1で台北市の第二外国語学習者対象の日本語朗読コンテストの初級部門5位入賞など、その他日本語関連のコンテストで入賞実績があり、昨年12月の日本語能力検定で最高のN1合格と、文句なし。高校在学中は日本から来た来賓の接客も日本語で行ってきた経験もあり、信頼できると判断し、今回依頼をしました。返ってきた翻訳文を見て、自分の未熟さはさることながら、「いこと」のすごさを改めて感じましたが、それは中国語版を見ていただいたらすぐお分かりになると思います。
ただ、小さい頃から大好きなアニメやアイドルの口調で覚えた影響もあってか、なぜか私の前では口が悪く、「うるせぇよ!」とか、「早く行け!」とか、きつい口調になります。それを半分、青い…ではなく、「半分以上、私が悪い」と居直り、その口調を直す気配は全くありません。
「いこと」の友人、高校の後輩は、こうした私とのやり取りを見聞きし、大爆笑していますが、私はいつも「なんで、ここまでボロクソ言われないといけないの?」と思ってしまいます。
総括
提供していただいたものは、どれも美味しかったのですが、一番衝撃を受けたのは「あいざわ農園 北海道十勝山ぶどうジャム」でした。ホームページで出てきた価格もですが、一番はその味。スーパーで販売されているジャムとは比べるのも失礼なくらい洗練されていて、イラッとするような甘さとくどさがなかったので、本当に驚きました。
手元の資料には、「ソテーしたお肉などにも合います」とあったので、今度はそれを試してみたいなと思うと同時に、ジャムを使った料理のレシピ集を出してほしいな、と改めて思いました。
現在、NHKの朝のドラマ「なつぞら」の舞台になっている北海道・十勝。日本でも注目を集めていると聞きました。
台湾でも今後放送されると思いますが、日本のように人気が出るかどうかは未知数。人気が出れば十勝を訪問しようと思う方も増えてくると思うので、その時にこちらのブログの書き込みを見ていただき、お土産の購入の参考にしてもらえれば、うれしい限りです。
*メインブログで紹介した内容と重複したものをupしております。
ご了承ください。
価格:1,296円 |