2012年09月03日
被災女性の孤立化防ぐ 登米・支援センター月内開設
どうすれば、美容にいいですか?
被災女性の孤立化防ぐ 登米・支援センター月内開設
宮城県登米市内の女性グループが中心となり、女性同士で情報交換したり、悩みなどを語り合ったりする「とめ女性支援センター」の開設に向けた準備を進めている。東日本大震災の津波で同市に移り住んだ被災者支援の一環で、今月中のオープンを目指している。
センターは、登米市役所から約2キロ離れた同市迫町佐沼の住宅街に設ける。木造平屋で築約40年の旧整骨院を賃借。一部を改装し、喫茶や相談室、子どもの一時預かりなどのスペースを設ける。事業費は本年度の運営費を含め約800万円。内閣府の補助事業を活用する。働く女性のため夜間の利用も検討している。
震災後に同市や南三陸町の30〜40代の女性が設立した「LaLaLaCLUB(ラララクラブ)」が、センターの開設を提案した。市や地元の大網商工振興会と協力し、2月に運営母体の「とめ女性支援ネットワーク」を発足させ、開設に向けた話し合いを重ねた。
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ラララクラブ代表の西城順子さん(43)は「子育て中の母親を中心に、被災者ら市外から移り住んだ女性は地域で孤立しがち。同じ登米市に住む女性同士で気軽に語り合い、つながりを育む場が必要だ」と話す。
登米市は南三陸町や石巻市など津波被害を受けた沿岸自治体と隣接し、市外から移住した被災者は2000人近くに上るとされる。登米市教委によると、市内の小中学校には震災後、市外から約230人が転入しており、同市に引っ越した被災者の中には子育て中の母親も多い。
ラララクラブのメンバーで、同市南方町のイオン南方店跡地仮設住宅で暮らす近藤美喜さん(45)は「仮設住宅は狭く、子育て中の女性が落ち着いて情報交換できる機会がない。悩みを抱える母親もおり、センターのような施設があると安心できる」と言う。
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Posted by 一度の人生いつも美しく at 14:29
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