2017年12月30日
株主優待を獲得するためには「現物買い」が必要?
一言で言えば、株主優待の獲得月に株主名簿に自分の名前が
載っていることが必要です。
株は市場で日々売買されているため、株主も日々流動的です。
なので株主優待を提供する会社は便宜的に、ある期日の株主
に対して株主優待を提供することにしています。たとえば
「2017年12月31日現在の株主に対して株主優待を提供しま
しょう」と言うことです。2017年12月で言えば最終営業日
が12月29日、株主名簿を書き換えるのに3日かかるので
12月26日に購入する必要があるという具合です。
2017年12月26日現物買いで株式購入
↓
2017年12月29日株主名簿書換完了
「つなぎ売り」なら12月26日に信用取引売り(空売り)を同
時に仕掛けて、キャピタルロスを相殺します。
ここでひとつ疑問を持つ人がいます。私がそうでした(笑)
「現物買い」ではなくて「信用取引買い」ではダメなの?
信用取引の方がコストが安くなるじゃん?
はい「信用取引買い」ではダメなんです。
「信用取引」は自分の名前で株を売買していないのです。
信用取引は証券会社からお金を借りてレバレッジを効かせて
株式を売買します。つまり購入者は証券会社になってしまう
のです。つまり自分の名前で株主名簿に載らないということ
になります。
という訳で、「買い」は「現物買い」をします。逆に
「売り」は名簿と関係無いので「信用取引売り」をします。
もっとも「信用取引売り(空売り)」には「現物売り」
なんてあり得ないんですけどね(笑)
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