2018年07月03日
幸せな乳牛
なかほら牧場は、岩手県岩泉町の山の中。
365日の通年昼夜放牧で乳牛を育て、牧場内で製品をつくっています。
市販の牛乳も放牧のイメージがあるかもしれませんが、
広い北海道でも放牧は全体の7%ほど(しかも夏季だけ)、本州に至っては数軒しか放牧されていません。
そんな貴重な放牧の中でもとくにかわった山地(やまち)酪農』というやり方で放牧を行っている牧場。
一年を通じて昼も夜も山に牛を放ち、在来種の野シバを主体として、その土地の植生で牛を育てています。
一般的な放牧に使われているのは施肥を必要とする外来種の『牧草』ですが、酪農では山に牛を放牧し、
肥料のいらない野シバ・野草・木の葉・クマザサを食べさせるのです。
野シバは広葉樹に匹敵する保水力があり、集中豪雨があっても崩れないつよい山になります。
酪農は、牛にも山にもやさしい循環スタイルの牧場といえます。
通年昼夜放牧で、無農薬・無施肥のケミカルフリーな野シバや山野草、木の葉などを食べて育った牛たちのミルクは、
オーガニックや自然栽培などを選ぶ人たちから支持されています。
また、牧場内で製造した製品は化学的添加物を一切使用していないため、
妊娠中・授乳中のお母さんからお年寄りまで、みんな安心です。
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