2024年01月05日
【2024年最初!】京都編最終章!日帰り旅行で行ける素敵なお寺〜源光庵編〜
ご覧いただき有難う御座います!
本日は日帰り旅行で行ける素敵なお寺の最終章です!
最終章の今回ご紹介するのは源光庵です。
以前にもご紹介した源光庵ですが今回はもう少し詳しくご紹介できたらと思います。
源光庵とは?
京都市北区鷹峯 鷹峯にある曹洞宗の禅寺です。
山号は鷹峰山で、源光庵のご本尊は釈迦如来が祀られています。
正式名称は鷹峰山寶樹林源光庵 鷹峰山寶樹林源光庵といって、別称「 復古禅林」とも呼ばれているそうです!
貞和2年(1346年)に臨済宗の大徳寺2世・徹翁義亨国師により隠居所として創建されました。
その後、衰退するのですが元禄7年(1694年)に加賀国大乗寺加賀国大乗寺27代曹洞宗復古道人卍山道白禅師が当寺に住持して再興し、曹洞宗に改められました。
現在の本堂は元禄7年(1694年)の建立で、加賀国の住人中田静家居士の寄進によって作られました。
幕末頃までは末寺合わせて13ものお寺があったのですが、明治維新後の仏教の廃絶で9のお寺が廃寺となりました。
悟りの窓・迷いの窓
源光庵の本堂には「悟りの窓」と「迷いの窓」という名前の窓があります。
悟りの窓の円型は「禅と円通」の⼼を表していて、円は⼤宇宙を表現しているそうです。
迷いの窓の四角い形は「⼈間の⽣涯」を象徴していて、⽣⽼病死の四苦⼋苦があらわされています。
2つの窓には見方があります。
- 1.「迷いの窓」である四角い窓の前に座る。
- 2.「迷いの窓」で自身を返り見る。
- 3.生まれてこれまでを振り返って、懺悔しましょう。
- 4.「迷いの窓」の前で、これまでを省みたら「悟りの窓」の前に座ってください。
- 5.「悟りの窓」は、自分自身を見直す窓になっています。
- 生かされていることに感謝したり、感謝すべきことを見つける窓です。
伏見城遺構 血天井
本堂の⾎天井は、伏⾒桃⼭城の遺構です。
慶⻑5年7⽉(1600年)に徳川家康の忠⾂・⿃居彦右衛⾨元忠⼀党1800⼈が⽯⽥三成の軍勢と交戦し討死しました。
残る380余⼈が⾃刃して相果てたときの恨跡です。
⿃居元忠は「三河武⼠の鑑」と称される武将です。
君主だった徳川家康とのエピソードが今でも伝えられています。
慶⻑5年に家康が会津の上杉景勝の征伐に向けて、諸将を率いて出兵していきました。
元忠はその間、伏⾒城を預かり守り抜く役⽬を与えられました。
家康が会津へ向かう直前、伏⾒城に宿泊して元忠とお酒を酌み交わしていました。
「我は⼿勢不⾜のため伏⾒に残す⼈数は三千だけになる。汝には苦労をかける」と家康が言うと、元忠はこう答えました。
「将来、殿が 天下を取るには⼀⼈でも多くの家⾂が必要です。もし、⼤坂の⼤軍が包囲した時は城に⽕をかけ討死するしかありません。
多くをこの城に残すことは無駄であるため、⼀⼈でも多くの家⾂を城からお連れ下さい」と⾔いました。
家康はその⾔葉に感激し、深夜まで二人でお酒を酌み交わして別れたと伝えられています。
君主への忠義のため、また⾃らの誇りのために、そして⼤切な⼈々を守るために戦った多くの武⼠たち。
そうした⼈々を供養し、その物語をこの地で語り継ぐためにも血天井として遺されています。
〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
拝観料
大人 400円(中学生以上)
※11月は500円
子供 200円(小学生)
営業時間
日曜日 9:00〜17:00
月曜日 9:00〜17:00
火曜日 9:00〜17:00
水曜日 9:00〜17:00
木曜日 9:00〜17:00
金曜日 9:00〜17:00
土曜日 9:00〜17:00
定休日: 不定
公共交通機関でのアクセス
※最寄駅からかなり離れているので、バスやタクシーで行かれるのをお勧めします!
地下鉄(烏丸線)北大路駅より(北1号)系統玄琢行き 鷹峯源光庵前下車
四条大宮より(6号)系統玄琢行き 鷹峯源光庵前下車
車でのアクセス
京都駅から約10km時間にすると30分ほどで到着です。
※無料駐車場有
以上で全三章の日帰り旅行のお寺紹介の記事はいかがでしたでしょうか?
少しでも行ってみたいなと思って実際に行っていただけたらすごくうれしいです!
次回のテーマは何になるかお楽しみに!
今回も読んでいただき有難うございました。
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12373372
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。