2019年07月10日
ノウゼンカズラの花
7月に入り、急に咲き出しました。
ソウゼンカズラは、房にいくつもの蕾が付き、房の先端に向かって順に咲いていきます。
花開いてから数日で、一つの花ごと散っていきます。
一見5枚の花びらのように見えますが、下では一つにつながっています。
ですからサクラの花のように、風に吹かれて花びらがヒラリ、ヒラリと風雅に舞うことなく、散るときはいさぎよくポトッと音をたてて散ります。
暑いこの時期、たくさん元気に咲誇ってくれた分、毎日咲き終わった花殻を掃くのも一仕事。
花びらがペタッ!とタイルにへばり付くと、とても掃きづらい!
落ちた花には、大きな蟻のようなものが寄ってきます。
花の蜜が甘いのでしょうか?
雨降りで、ゾウゼンカズラの花で雨宿りする蝶。
ノウゼンカズラは、忙しく咲き、忙しく散っていきます。
それに比べ、紫陽花の花は、薄緑の蕾から徐々に個性ある色を付け始め、長く咲いた後、真夏の暑さで茶色く枯れてからも、この世との別れを惜しむかのように、花だけが立ち枯れ状態でいます。
何とも落ち着きのある花なんでしょう!
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