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2017年09月05日

何のための夏期講習だったのか

朋徳学院吉原教室は、学習についてそれぞれの目標を持ち、生徒と一緒に学習をしていく夏期講習です。

学習についても、項目ごとに、これに何分、これに何分というように細かく時間を設定して勉強していきます。

そして、なぜこのような形で勉強をするのか、このやり方だとどんな効果が出てくるのかも生徒にしっかり理解してもらいます。

例えば初日には、

開始前に、夏休み中の生活ルールの説明。
(なぜこういう生活をすると成績が伸びやすいのかも含めて説明します。)

!(^^)!

中3の夏期講習は、9月の県学調でいい結果を出すための講習です。

その試験勉強である夏期講習は、試験本番で「学習した内容をしっかり思い出す」ことができるようにする準備です。最初は忘れてところが多いので、解答の的が外れていたり、スピードが遅かったりするかもしれません。

しかし、勉強を続け、知識、理解度、記憶が増えるにしたがって、スピードが上がり正確さも高くなります。

自分はできるんだと信じて勉強を始めましょう。

勉強すれば確実に前進します。昨日よりも今日、今日よりも明日と成長していきます。

自分の成長を楽しみながら、夏を過ごしましょう。

(*^_^*)

そして勉強に入ります。


目標なしの塾も


夏期講習前にお会いした某学習塾の塾長さんはこう話していました。

「うちの夏期講習は、特に目標設定、事前準備などはありません。行き当たりばったりです。」

こんなふうにおっしゃいました。

いやいや、ちょっと待って下さい。

「それで子どもたちの学力は伸びますか?」

私がこう尋ねると、

「子どもたちに夏期講習用の問題集を渡し、それを解かせるだけです。子どもたちの学力はそれぞれ違うので、目標なんか設定しても意味はありません。分からないところがあったら、それを説明してあげればいいんです。」

これが返事でした。

勉強とは、出来ないことをできるようにすること。

確かにできない部分を説明すれば、生徒はわかったような気持ちになるでしょうが、すぐに忘れてしまいます。

定着しないまま勉強を進めるのでは、何のための夏期講習なのかが分かりません。

受講生がかわいそうだな・・・

ほかにも、ただ中1・中2の復習すればよいという考えの方とお会いしたこともあります。

誰のために、何のための夏期講習なのかという考えが無いんですね!!

新聞の折り込み広告では、

9月からの勉強に弾みをつけるために

とか、

学調で高得点を取るために

と書いてあっても、実際にそう考えてプログラムを組んでいる学習塾は少数なのではと考えてしまう出来事でした。


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