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2015年07月07日

物やサービスがいらないんだとしたら、じゃあ人は何が欲しいのか

隣の隣の町の話なんですが、
今年に入り先月までに3軒の花屋が廃業を決め店を閉めました。
市場関係者に聞きました。



今年の3月に、2軒の服屋が廃業しました。
これは私の町の話です。
2軒とも、私が店を持つ遥か前から営業していた大先輩です。




私の町のとあるスーパーの話。
大安売りやフェアともなれば、結構な賑わいをみせる店なんですが、
最近、安売りをしてもお客の入りが悪くなっているそうです。
うちのお客さんも言っていました。
「最近あのスーパー、すいてるの」と。




はー……
相変わらず厳しい世の中が続きますね。
「生活が苦しい」と答えた世帯が60パーセントを超え過去最高になった、と
この前ニュースでやっていましたね。
その国民から、商品やサービスと引き換えにお金を貰おうっていうんですから、
自営業とは大変な仕事です。
国民の財布のひもはかたく、
それをゆるめてもらうには……頭を使いますね。



もしかすると、もうすでに――
物を買う判断基準そのものが変わってきているのかもしれませんね。
ちょっと前までは、なんだかんだ言っても「安さ」に人は立ち止まっていたような気がします。
水戸黄門の紋所のような感じで、
「これが目に入らぬかァ!」と「安さ」を突きつけられると、
どんな人でも、「ははーっ」とひれ伏していた感があったと思いませんか。



その紋所が効かなくなってきているのかもしれません。
これを、妙に恐ろしく感じるのは私だけでしょうか。
ついに最終局面にさしかかったような、そんな気がしてしまうんです。



紋所が効かない、
つまり、安さに振り向かなくなった人々は、じゃあ、何に振り向くのでしょうか。



お買い得だから今買っておいた方がいい、とか、
こっちの店よりあっちの店の方が安いからあっちで買わないと損、とか、
もう、そんなんじゃないのかもしれませんね。
必要な分だけを必要な時にだけ買う、
必要ないものはいらない、
そんなふうに考え方が徐々にシフトしていっているんじゃないでしょうか。
お金を使う行為に対して、よりシビアになっていっているのかもしれません。




毎日店頭に立っていると、
時代は驚異的な速さで流れ、変化しているのだと実感します。
自営業者である私とあなたは、これから時代とどう戦っていくのでしょうか。





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