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マインド コントロール

最初は表紙が気持ち悪くて ^_^;

あまり読む気がしなかったこちらの本。
読んでみるうちに面白くなり、読みきりました。

マインド・コントロール 岡田尊司著 文藝春秋

なぜ人は、マインドコントロールされてしまうのか、

連日の情報過多、繁忙を極めた生活が当たり前の現在、
考えないことも無くはないのかもしれない。


本を読んだ後の私感。

マインドコントロールは、旧東側諸国、レーニン下のソ連や、
中国の思想改造所(強制収容所)で幅広く活用され、
西側諸国が東側の知見を後追いで慌てて研究するという
事態が続いているが、
これは資本主義がマインドコントロールに馴染まない、
特徴があるのかもしれない。

その特徴は、前のブログでも触れた
マズローの欲求階層の第五段階、自己実現の要求。

資本主義お得意の、自己実現、能力の開発、
これを一般人が自発的にやり始めると、
指導者、グルなどの神秘的存在が否定されなくも無いので、
社会主義には馴染むとはいえない。

マズローの欲求階層の第四段階、
自己評価欲求、自分を認めて欲しい、評価してほしい、
ここまでの段階だと、党のため、組織のために認められたいと
社会主義にも馴染みそう。

よって、資本主義は第五段階、自己実現の欲求が強いので、
マインドコントロールには陥りにくく、
社会主義は自己実現を認めず、指導者に誓うことを求めるので、
マインドコントロールを受け入れやすい土壌だったのかなと思う。

そもそも社会主義には無理があったので、
マインドコントロールが必要だったという観点もあるかもしれない。

そう思うと、日本で選挙の投票率が上がりにくいのも、
背景が見えてくるような気がして。  

....なんだか世俗的な話になったので私感はコレまで。


いずれにせよ、良いマインドコントロール(暗示)は、
自らの能力を発揮させることになるので、
自己実現欲求への駆動力として、
自分にマインドコントロールをかけて、
人生の質を向上させるのは悪くは無いと思います。

マインドコントロールをうまく活用するためにも、
マインドコントロールの本質を探る本書は、
有意義な知見をあなたに与えてくれると思いますよ。

マインド・コントロール

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