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ハナブサチロロ
世田谷区出身。
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2021年12月21日

映画『C』(2021/福島拓哉監督)@高円寺シアターバッカス

1日1分のワンカットで100日分だから100分のドキュメンタリー。面白かった。
ここに記録されている時間に人それぞれの世界が存在していたコンテンポラリー感。
忘れていく日々。間違いなく自分自身もこの世界で生きていた。
いろいろあるけれど間違いなく幸せな人生ではないか、と笑う。
そして未来へとつづくのだなあ。



2021年12月07日

映画『ベイビーわるきゅーれ』(2021/阪元裕吾監督)@シネマート新宿

公開から大分経ち全国も回ってきたというこの作品、かなり若い人で埋まっていた。すばらしい。

古い価値観が撃ち抜かれる。
まひろ(伊澤彩織)の衣装(入山浩章)がポップで効いてる。
現場は衣装を変えるだけで大変だったと想像できるがこういうこだわりがこの世界観を支えているのだと思う。
浜岡一平(本宮泰風)の言動、行動がいちいちツボを突いて来る。
ギターサウンドが煽るまひろと渡部(三元雅芸)の決闘シーンは鳥肌が立つ名シーンだった。
シネマスコープサイズを効果的に使う移動撮影が彼らの戦いを確実にフォローしフォトジェニックだ。


最近、見ているドラマ「アバランチ」。ここの極東リサーチに三元雅芸氏がいてくれたらなあ、と思ってしまう。



2021年10月23日

映画『モスル〜あるSWAT部隊の戦い〜』(2019/米/マシュー・マイケル・カーナハン監督)@ アスミック・エース試写室

オープニングから凄まじい銃撃戦。そこからずっと戦場に連れて行かれる。
モロッコ・マラケシュ郊外の建設中の街に大量の瓦礫を持ち込んで作ったセットが圧巻だ。
「任務」の遂行の果てはどうなっていくのか。
マシュー・マイケル・カーナハン監督デビュー作。



2021年09月19日

映画『キネマの神様』(2021/山田洋次監督)@アップリンク吉祥寺

前半、どこか教育映画のような硬さを感じたが、さすがに撮影所のシーンになって物語が躍動するように感じた。
大船には少しだけ思い出がある。演出部の宿泊の件で先輩に怒られたり、駅前の吉野家がえらく旨く感じたり、内トラでひどく緊張したり…。
才能があるとかないとか関係なく、いきなり夢破れる時があると思う。大切なのはその後の物語をどうするかであって、人生の岐路における選択は誰も間違いをしていないはずだ。それはこの映画でも描かれているように思える。ただ、人生、悲喜こもごもであるならば、喜(劇)が弱かったような気がする。
映画監督を演じたリリー・フランキーはしなやかで切れのある芝居が見事であった。

夕飯は久々に火弖ル。
スパサラ、もやし葱炒め、鰹の刺身、ササミカツ、すべてが旨かった。
いい店だ。



2021年09月12日

映画『はじめの夏』『二階のあの子』『偽神』(小川深彩監督)@テアトル新宿

『はじめの夏』
はじめの悲しみ、愛情、怒り、様々な感情が入り交じった声がとても印象的。
説明台詞をできるだけ排除しながらも少しずつ状況が見えて来る構成が良い。
人それぞれあの世に心を寄せる夏がある、そんな風に思った。

『二階のあの子』
最初、怖いなと思いながらもだんだんかわいらしく微笑ましく感じたがやはり怖い。
最後の最後にジーンと来る。いろいろと感情が揺さぶられた。

『偽神』
息子役の表情がとても良い。夜のメリーゴーランドも印象的。
神を信じたいと思うこともあるが、生身の人間をどう信じていけるのか、
信じ合える人と出会えるかどうかが人生の持つ意味の一つなのだろうと思う。

どの作品も形にして表せない人の心を浮かび上がらせる。
声や気配など目に見えないものが心の暗闇に潜む何かを照らそうとしている。
それにしても赤ちゃんや神父さんやおばあの真理をつくような台詞が秀逸だ。

小川深彩、未来に向かう才能である。




2021年09月08日

映画『かば』(2021/川本貴弘監督)@アップリンク吉祥寺

懐かしさいっぱい。ハードボイルドで青春でファンタジック。銭湯のように温まる映画。汚いジャージを履いたタバコ臭い先生を思い出した。誰かを傷つけて来たのかもしれない、とも思う。
かば先生も完璧な人ではないが、あの背中はヒーローの背中である。
表情はあまり映らないが皷美佳という俳優、凄い。



2021年07月20日

『街の上で』(2019/今泉力哉監督)@ トリウッド

楽しかった。テーブルでの会話も良かった。満足感。主人公・青がいいヤツで友達になりたいと思った。
脚本もとてもいい。あの街はぐるぐる回ってしまったり、メインの通りの間にいくつもの路地があって、さっき会った知り合いにあっという間に再会したりする可能性がある。そんなことも含めて独特のゆるい空気感が物語と馴染んでいる。
芸能人と恋ができるかもとか、あのお巡りさんはやりすぎかもしれないけれど面白いファンタジーだからいいのだと思う。
ビビビ店主のことや大きな布など少しのミステリアス感も残して、面白いだけでなく、そこそこの痛みもあって、一日が過ぎていく感覚がいい。




2021年07月14日

映画『MINAMATA−ミナマタ−』(2020/米/アンドリュー・レヴィタス監督)@松竹試写室

まだ終わらぬ公害問題。
ただこうして一枚の写真、一本の映画を通して、過去から現在まで繋がっているものが浮き彫りになる。
様々な色合いでいちいちいいカットを見せつける撮影(ブノワ・ドゥローム<『青いパパイヤの香り』>)。
妻役の美波は色気溢れる役者だ。患者を演じた青木柚も光る。リチャード・カーティス組のビル・ナイは安定のいい味。

大きな会社、大きなメディア、公共の利益…そして、犠牲。
未来にも難しく、考えねばならない問題は残っているだろう。
ただ、人ひとりの気持ちを考えること。この大切さはどの時代にもあるのだと思う。

写真家・ユージン・スミスが「美しい」と感じた被写体は暗雲立ち込める世界に輝く光だったに違いない。



2021年06月24日

映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020/米/エメラルド・フェネル監督)@ 東宝東和試写室

親友の無念を背負う復讐劇。
本来であればもっと重いサスペンスになりそうなところをポップでジョークの利いた演出が物語を運んでいく。
メイク・衣装を最大限生かしたキャリー・マリガンが凄い。何か重い物がこびりつく。

いじめや性暴力などは事実が闇に葬られることも多い。
被害者の心の叫びは消されていく。

映画は何とも言えない重いものを残すのだった。

エメラルド・フェネル監督はこれからも楽しみな監督だ。
膝元に落とすスライダーを投げるピッチャーのようだ。

2021年04月22日

映画『ターコイズの空の下で』(2020/日・モンゴル・仏/KENTARO監督)@ 川崎市アートセンター。

トリップ感あるロードムービー。文化も違う遠く離れた地の人々の顔がどこか懐かしい。
言葉は通じないまま、心と心が通うファンタジー。
あの馬泥棒はまたどこかの馬を盗んでいることだろう。そしてまた風が吹くだろう。



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