似た様な毎日の中で感じるあれこれ

金曜日は七夕だった。

各々が願い事を書いて、笹に括り付ける。

商業施設や駅などに実際に笹が飾ってあり、

そこに訪れた人が願いを書いていくのは

毎年の恒例行事になっている。


神社の絵馬の様な役割を担っている七夕だが、

願いも割と偏りがある。

5割が金銭関連で、

3割が健康、2割が恋愛、1割はその他というところだろうか。

どれだけお金に執着しているのかがわかる、

そんな黒いイベントでもある。


確かにお金があれば生活の選択肢は増えるが、

選択肢が増えたところで、その人の立場は変わらないし、

きっと、普通の人間でしかない。



「あり得ないくらいのお金を得て、悠悠自適に暮らしたい」

誰もが一度はそう思うが、

きっとやることのない単調とした日は退屈だろう。

身を粉にして、勤勉に社会の一部にとなる方が、

たぶん人間らしいし、生きてる実感を持つことができるはずだ。



お金を消費し続ける人生は、きっとつまらない。

まあ、その立場に立てないからこそ、批判的に見てしまうのですが。

お金があったらあったで、また変わるんでしょうね。

それでは。