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2021年02月26日

母と息子暮らし。

「母と息子暮らし」と、「母と娘暮らし」の違いを感ずる出来事があった。

これは母も子供も成人している場合のことです。

母は高齢者で、息子、娘は既婚者でない場合のことになります。

子供は離婚経験者かもしれないが、現在は母と子供の二人暮らしということになります。

お互いにとって、歳を重ねてのこういう暮らしは無くてはならない存在になっていくのだろう

と想像します。


知り合いの方は高齢の母と働き盛り、あるいは定年も近くなった男性の場合もあるだろう。

母と言う存在は、もしも既婚でなかったならば、男性にとっては居心地のいい存在であるかもしれない。

とに角、子供のためならば、成人していようが同居していたら家事全般を請け負ってくれて

いるのが通常といえるかもしれないからだ。


良い、悪いは別にしてそういう家族構成の流れになっているのなら、いつまでも、母は母、子は子としての生活は続くのだろう。


しかし、いつまでも母は元気でいてくれるものでもない。

お互いにいつの間にか高齢になっていく。


そんな一人の男性の母親が家で躓いて軽い骨折をした。

息子は勿論心配して病院に付き添い母親に診察を受けさせた。

受診後母親は今までのように身体を動かすのが困難になった。


トイレ移動も難しいが入院を必要とする程でもなかった。

それで、家にあったキャスター付きの補助器具で何とか過ごしていた。



と、そんな話を聞くことがあった。

私はすぐに市内各地区に設置されている「包括支援センター」という行政のサービス

のことを提案してみた。

彼はそんなサービスを知らなかったからだ。

男性には男性なりのネットワークはあるが、家庭内の細々した、より暮らしやすくなるような

話をするようなネットワークではないのだろう。

だから、高齢の家族に対する行政のサービスなどを知る機会が少なかったのだろう。



その点主婦や女性のネットワークは、家庭内の細々とした事を話す機会のあるネットワーク

がある。

そして、彼は「包括支援センター」に繋がることができ、取り敢えず保健師の訪問を受け、

福祉用具の借り受けをすることができ、順序は入れ替わったが介護認定の面接を受けることになるようだと、安心したようだ。


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こういう行政のサービスを高齢者にどのように受けさせることができるかなどと言う時、

娘と同居の母親の方が有利なのではないかと思うのだ。


これからデイサービスだの入院だのとなっていくこともあるだろう、そんな時も男性でも個人差はあるだろうが、

きめの細かい介護ができるのは、やはり娘の方だと思うのだ。

親が高齢化していく時、同居しているのが息子の場合と娘の場合では、どうも差があるように思ってしまうのは私だけだろうか?

































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