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2020年11月16日

お釣りの概念が育たない。

車で移動する時はFM放送を聴くことが多い。

いつものパーソナリティーのMCで、話題を聴くともなしに聴いていた。

その中で気になったことがあった。


主に小学生対象だったようだが、

「お釣りの概念が育たない。」

と、いうことだった。

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現金よりも電子決済が多くなったことで、目の前で現金を使うことが減ったためだという。

成程、有り得ることかもしれないと納得した。



例えば、一万円で何が買えるだろうか?

とか、

十円で買える物は?

とか、

百円で、千円で何が買えるか?

ということが想像しにくくなると言う。



お財布の中を想像して、お釣りの小銭が増えないようにお釣りを工夫するということもある。

546円の買い物をして千円でお釣りをと、いうことは当たり前にするかもしれない。

が、千円と50円を用意したり、千円と51円を用意すれば少しは小銭の数を減らせることを

考えたりしないだろうか?


そんな面倒臭い事なんてと言う人もいるだろうが、私は成るべく数を減らせることを考える。


電子決済で数字だけのやり取りになるとそういう現実的なことも考えないで済んでしまう。


学校で算数の勉強をして、それを現実の世界で使いこなして概念が出来て行くのだと言われているそうだ。

それが育たない小学生が増えているのだという話題だった。



そうか〜、私達は10円持って、50円持って、駄菓子屋さんに行き、

「今日は、あれとあれが買える!」

なんてワクワクして行ったものだ。



だから、おまけが当たった時の嬉しさは50円をもらったような気分になったものだ。


今は、駄菓子屋さんが無ければ、親と一緒にスーパーの買い物の一部になっての買い物だ。


50円玉、100円玉を握りしめてのお小遣いは

「お釣り」や「相対的な物の価値」を現場で見るという勉強を、訓練をしていたのだ。



そう言えば、何処かの宮家の姉妹は学園祭などでお釣りの計算ができなかったと、

読んだことがある。

(買い物を自分でして、お釣りが正しかったか、なんて普段の生活の中でないのでしょうね。

お釣りの概念は育つわけないか・・・。それとも算数が〇▽□?)



お金の管理だとか、お釣りの概念って普段の生活の中で育つんですね。

現金握りしめて買い物したのが訓練だったんだ。
























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