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2020年04月11日

意外だった角田光代さん。

サワコの朝での印象に驚いたこと。

コロナ感染拡大が続く中、こんな記事でもいいのかと気になる中ずっと気になっていた。


「いつも旅のなか」を読んだ。

2005年4月に刊行された一冊。


角田光代さん、1967年神奈川県生まれ。

「幸福な遊戯」で90年、「海燕」新人文学賞を受賞してデビュー。

yjimage[1].jpg


現在53歳になられると思う。

「サワコの朝」の中でも、

「50代になったから。」

とか、よく言われていた。

世界中を歩き回った人だ。

なのに、50代になった今、

「腰が痛くて立っていられない。」とか、

「午後4時になるとお買い物に行く生活。」

だとか、とても

「五感と思考をフル活動させ世界中を歩き回る旅をした人」感が”無”い人がそこにいた。


「えっ?私が読んだ本の筆者なの?」

だった。


独りでどこにでも行く人だったようだし、旅では酷い体験もされたようだし、ここでは書けないような物に

はまったこともあったようだし、ということで世界中に怖い物無しという行動派の方だと思っていた。


しかし、TV画面の中にいた彼女はおっとりしていて、サワコさんの質問にも間を置いて

「ええ〜っと、(どの本だったか)分らないです。」

なんて答えていて、私が想像してきた人物像とかけ離れて見えた。


まあ、若い時は何でもやってきて、50代になったから落ち着いてしまったという人はいるだろうと思うけれど、

あまりの格差に驚いてしまったのだ。


最近は5年間かけて「源氏物語」の現代語訳に挑まれたということで、「上」「中」「下」巻の3巻を3年で

仕上げるつもりが5年掛かってしまったと語っていた。


だから、小説の書き方を忘れてしまって、基礎からやり直していると語っていた。


やっぱり、エネルギーみなぎる人のようで、「源氏物語」読んでみたいと思ってます。




















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