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2019年09月17日

大規模停電復旧の応援。

2019/09/15の新聞のコラム欄から引用


先日、新東名高速道路を東に向かっていると、電源車や高所作業所を伴った電力会社の車列を見かけた。

停電対応に向かう応援部隊なのだろうか。車体に書かれた営業所名を見ると西の方からだった。


 ▼台風15号による伊豆地域の停電は解消されたが、千葉県内で続く大規模停電は深刻さを増している。

東京電力は他の電力会社からの人員派遣を受け、1万6千人体制で復旧に当たっている。

それでも完全解消には2週間ほどかかりそうといい、長期化が懸念される。


 ▼台風によって気温が上がり、停電地域では通過直後には真夏日と熱帯夜が続いた。断水も起きた。

エアコンが使えず水も不足する中では、暑さは体にこたえる。熱中症とみられる死者も出ているだけに対策は欠かせない。


 ▼さらには携帯電話やインターネットは使用できず、情報の受信も発信もできなくなった。

行政は被害の全容を把握できず、住民にも支援物資配布の知らせが届かないなどさまざまな不都合が生じているという。

改めて電気がなくなることの厳しさを思い知らされた。


 ▼千葉市付近に上陸した直後、台風15号の中心付近の最大風速は40メートルで、関東に上陸した台風としては

最強クラスだったとされる。広範囲で電柱が倒れたり送配電設備が損傷したりした上に、倒木などによって修理現場には

容易に近寄れない状態だったらしい。


 ▼困難であっても電気は生活や命につながるだけに復旧を急いでほしい。

週末からは被災地で限定的にボランティアの受け入れが始まった。一日でも早く日常が戻ることを祈りたい。



上記コラムの内容は、災害記憶として残さなければと思った。

事実も思いも全くその通りで、今被災地外に生活している者は他人事と思っていない。

台風が今まで関東を襲ったものの中で最強だったとは聞いているが、その後のこんな状況は予想もしていなかった。

東京電力や政府でさえも対応が甘かったと認めているほどだ。


TVの番組などで、こうなったメカニズムを説明したりしている。

電気が通じないければただ、復旧工事をすればいいと思ってしまうが、倒木などの為にすぐには工事に取り掛かれなかったり、

それ以前に全体の被災状況さえ掴めていなかったなどの理由があるだろう。


私も、真っ先に、

「他県からの応援はないのだろうか?」

と、考えていたが、実際にあったのだ。

20190910-00010011-mietvv-000-1-view[1].jpg

写真は中部電力三重支社から。



それでもまだ、復旧には時間がかかる。

ボランティアの受け入れが始まる頃にはまた、雨と風の予報が出ている。


千葉県を助けたいと思う人は沢山いる。

どうか、めげないで気持ちを強く持っていて頂きたい。


北電の支援記事。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00772572-hokkoku-l17



中電の支援記事。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00010011-mietvv-l24








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