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2019年05月06日

レンタル「何もしない人」

ドキュメント72時間

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/210/1199253/index.html

以下引用

「なんもしない私を貸し出します」。
そんな不思議なサービスを提供する男性がいる。

「何もせず、ただそこにいるだけ」にも関わらず、貸し出しを求める依頼が後を絶たず、

ツイッターのフォロワーは10万人を超える。離婚届の提出に付き添ってほしい、

自分の民事裁判を傍聴してほしい、結婚式を眺めに来てほしい…家族や友人には頼めない、

でも、誰かに「いてほしい」−そんな依頼をするのは、一体、どんな人たちなんだろう?

以上引用

b1199253_main[1].png

2019/04/26(金)22:50 NHK 放送されたもの。

私は一週間後の土曜日2019/05/04の再放送を観た。


ドキュメント72時間  レンタル「何もしない人」


全部たまたまな話になります。

前日3日の金曜日に衣類の入れ替えをしながら聴いていたラジオからこの話が流れてきた。

パーソナリティーの、音楽活動している男性は、常日頃TVで一番好きな番組は「ドキュメント72時間」だと公言していた。

だから、あの番組の「語り」をやらせてもらうのが夢だと言っていた。


私も、ドキュメンタリー番組が好きなので、耳は瞬間ダンボになった。

会話の中で

「何もしない人っていう人がいるんだよね。貸出を求められると、交通費だけ出してもらって、他一切

無料なんだって。それに、その男性独身かと思っていたら、奥さんと子供もいるんだよね。奥さん

不安じゃなかったのかな〜。」

それを聴いていて、

「へ〜、面白い事をする人がいるんだな〜。」

「72時間」好きの彼らしいと聞き流していた。


そして土曜日、朝から忙しかったので、一休みと思ってTVを点けたら、この番組。

それも、あのパーソナリティーが話していたそのものが画面にあった。


「カラオケに同席して、練習した歌を聴いてほしい」

「キャバクラ嬢。韓国に整形をしに行くので今日がこの顔最後の日だから見て欲しい」

「ただ家に来て料理を食べてくれるだけでいい」

「釣りに同行して欲しい」

「独りで入りづらいバーに一緒に行って欲しい」

「芋煮会に来て欲しい」

「アミューズメントパークで一緒に遊んで欲しい」

等々。

一件に2時間位らしい。

一日5件くらい回るようだ。

料理や歌の感想などは述べるが、本当にそこにいるだけ。

彼がこの仕事をする動機は、彼が馴染めない仕事や人間関係が濃くなっていくことに

違和感を感じて、高学歴なのに転職を重ねていたらしい。

奥さんも、不安はあったけどやりたくない事はやらなくていい、と賛同してくれたらしい。

それで、彼の感想。

「何もしない人が傍にいるだけでいいんですよ。みんな多様性があり、バリエーションがある。

貸出を求めてくる人達といると、自分の存在もOKなんだと思える。」


この番組を観て、だから、そんな人達もいると自然に受け入れればいいんだと思った。

ありのままで。










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