2019年03月01日
泣くことってないですか?
車で移動中に、泣けたことがあった。
交通事故に遭遇したわけでもなく、煽られたわけでもない。
お天気のいい暖かい日だった。
道路には忙しく行き交う車が一杯だ。
「みんな働いているんだよな〜。毎日のことなんだよな〜。」
と、車の流れの中で辺りを見回した。
「息子たちも、それぞれの仕事してるんだろうな〜。」
と、必要な時だけ会えばいい、というスタンスで暮らしている息子の事を思い出した。
当然、彼等も子供時代、青年時代と一緒に暮らして、今は皆自立して、それぞれの
仕事をしている。
私はそんな今を、あまり心配することもなく、相互干渉することもなく、相互依存することもなく、
それぞれが自立して暮らす方法としていい状態だと思っている。
周りを見渡すと、もう、「おっさん」の息子に頼まれた事は、
「仕事していて忙しいだろうから手伝ってあげるのよ〜。」
と、別所帯でも、相互依存している家庭もある。(ちょっと愚痴を言いながらも嬉しそう)
それぞれの家庭のやり方があるんだから、と理解しつつも、
「もしかしたら、私が、どちらかというと冷たいのか、相互依存が嫌なんだろう。」
と、ベタベタ家族が嫌いな自分を振り返る。
夫ともそうだけれど、それぞれとある程度の距離感を持った家族だ。(に私がしたんだろう。)
だから、私に生活感がなくて、ずっと独身だと思っていたと驚かれたこともある。
でも、子供が危機状態の時は素早く駆けつけるし、親の力が必要となれば、何でも
できるし、してきた。
瀕死の動物を、どんなことがあっても助けるようにだ。
長い年月にはいろんなことがある。
その「いろんなこと」がそれぞれの関係、絆を確立していく機会だったと思う。
困った時に親を頼り、頼られた時こそ出番だ、と応える。
それ以外は淡々としていていい。
だから、普段は何の連絡もない。愚痴もない。
私が独りで海外に行くと聞いて、息子たちは空港まで送ってきた。
心配だったんだろう、口には出さないけれど。
しかし、そうして旅をしっかり楽しんでいた母親を見ていて、彼等もそれぞれ独り旅をするようになった。
そんな私が、
「息子たちも、毎日仕事してるんだろうな〜」
と、突然想う。
「朝が早い時は大変だろうな〜、食事はきちんと食べているのだろうか、雨の時は?雪になってない?」
なんて、小さい子供を思うように思いを巡らす。
そしたら、涙が出てきたのだ。
「成長したな〜。辛い事だってある筈なのに、辛いなんて言ったことないもんな。仕事の愚痴も言わないし、
黙々と頑張ってるな〜。男になれたな〜。」
と思いが溢れてきて、車の中だから、独り泣いた。
感情が揺さぶられたのだ。
振り返れば、一瞬に近い間に、これだけの思いで泣けたのだ。
泣いたら気持ちがスッキリしたので、
「あ、こうして涙を出すって、気持ちがいい。」
と、気づいた。
ちょっと恥ずかしい出来事だけれど、CDなど聴いていて曲が盛り上がる
部分と重なったりすると、余計に感情はわさわさ揺さぶられて涙が出てきてしまう。
泣ける映画もあるし、泣ける物語もあるし、泣けるYouTubeもあるので、考えてみると
私はしょっちゅう涙を流し、鼻を詰まらせているようだ。
いいのだ、我慢しない。
どんどん泣いて、すっきりしていようと思っている。
「涙活」の効果は↓で。
https://manatopi.u-can.co.jp/life/160825_956.html
交通事故に遭遇したわけでもなく、煽られたわけでもない。
お天気のいい暖かい日だった。
道路には忙しく行き交う車が一杯だ。
「みんな働いているんだよな〜。毎日のことなんだよな〜。」
と、車の流れの中で辺りを見回した。
「息子たちも、それぞれの仕事してるんだろうな〜。」
と、必要な時だけ会えばいい、というスタンスで暮らしている息子の事を思い出した。
当然、彼等も子供時代、青年時代と一緒に暮らして、今は皆自立して、それぞれの
仕事をしている。
私はそんな今を、あまり心配することもなく、相互干渉することもなく、相互依存することもなく、
それぞれが自立して暮らす方法としていい状態だと思っている。
周りを見渡すと、もう、「おっさん」の息子に頼まれた事は、
「仕事していて忙しいだろうから手伝ってあげるのよ〜。」
と、別所帯でも、相互依存している家庭もある。(ちょっと愚痴を言いながらも嬉しそう)
それぞれの家庭のやり方があるんだから、と理解しつつも、
「もしかしたら、私が、どちらかというと冷たいのか、相互依存が嫌なんだろう。」
と、ベタベタ家族が嫌いな自分を振り返る。
夫ともそうだけれど、それぞれとある程度の距離感を持った家族だ。(に私がしたんだろう。)
だから、私に生活感がなくて、ずっと独身だと思っていたと驚かれたこともある。
でも、子供が危機状態の時は素早く駆けつけるし、親の力が必要となれば、何でも
できるし、してきた。
瀕死の動物を、どんなことがあっても助けるようにだ。
長い年月にはいろんなことがある。
その「いろんなこと」がそれぞれの関係、絆を確立していく機会だったと思う。
困った時に親を頼り、頼られた時こそ出番だ、と応える。
それ以外は淡々としていていい。
だから、普段は何の連絡もない。愚痴もない。
私が独りで海外に行くと聞いて、息子たちは空港まで送ってきた。
心配だったんだろう、口には出さないけれど。
しかし、そうして旅をしっかり楽しんでいた母親を見ていて、彼等もそれぞれ独り旅をするようになった。
そんな私が、
「息子たちも、毎日仕事してるんだろうな〜」
と、突然想う。
「朝が早い時は大変だろうな〜、食事はきちんと食べているのだろうか、雨の時は?雪になってない?」
なんて、小さい子供を思うように思いを巡らす。
そしたら、涙が出てきたのだ。
「成長したな〜。辛い事だってある筈なのに、辛いなんて言ったことないもんな。仕事の愚痴も言わないし、
黙々と頑張ってるな〜。男になれたな〜。」
と思いが溢れてきて、車の中だから、独り泣いた。
感情が揺さぶられたのだ。
振り返れば、一瞬に近い間に、これだけの思いで泣けたのだ。
泣いたら気持ちがスッキリしたので、
「あ、こうして涙を出すって、気持ちがいい。」
と、気づいた。
ちょっと恥ずかしい出来事だけれど、CDなど聴いていて曲が盛り上がる
部分と重なったりすると、余計に感情はわさわさ揺さぶられて涙が出てきてしまう。
泣ける映画もあるし、泣ける物語もあるし、泣けるYouTubeもあるので、考えてみると
私はしょっちゅう涙を流し、鼻を詰まらせているようだ。
いいのだ、我慢しない。
どんどん泣いて、すっきりしていようと思っている。
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