日常備忘録

さすがに誰も見ないチラ裏！と思ってたんだけど、思ったよりPVがあってビビる。
←THE小心者(/・ω・)/　とはいえ検索で出ないから、まだチラ裏気分でだらだらと
綴ります。今も昔も好きなものはいっぱいあるよ。


それはそれとして（投げた）なろう小説のご紹介。七沢またりさんの少女シリーズ。
どれも素晴らしい文章云々なんてどうでもよくなるくらいお話に力があり、世界が
出来上がっています。チートなぞ無粋という向きもあるでしょうが、これはこれで
良いものです。（ハーレム要員ではない）女の子が活躍するお話はやっぱりいいな
と思う。あとどれも突き抜けた性格で、そこがいいのです。あ、そんなでもないと
思うのですが３作どれも戦争や争いがあり人心が荒んだ世界なので、容赦なくグロ
描写があったりします。そして見た目はともかく、可愛い精神の女の子もいません
（笑）。どうぞご注意ください。４作目の極星もそうですね。


死神を食べた少女

死神を食べた少女 (上)

死神シェラさんのお話。腐りきった王国に立ち向かう勇者ではなく、その腐りきった
王国軍兵士として戦うシェラという少女のお話です。読み終わったらシェラさんとか
閣下とか言っちゃうよね、わかるよ。

勇者、あるいは化物と呼ばれた少女

勇者、或いは化け物と呼ばれた少女（上）

勇者さんは元々某所の有名勇者さんですが、それをオリジナルに起こしたお話です。
とはいえ元が物凄くオリジナル色強いお話なので充分ファンタジーでカッコよくて
キ○ガイです（褒め言葉）。

火輪を抱いた少女

火輪を抱いた少女I 晴れのち地獄

例によって殺伐とした世界ですが、３作の中では一番明るい主人公になると思います。
シェラさんと同じく負け組の兵士として戦いますが、戦いだけに囚われないマイペース
ノエルさんの幸せ探しな日々。








ストーリー・文章・キャラ・世界観の全てが揃っている小説というのはどんなジャンルでも
あまり無いものだと思っています。例えそれが揃っていたとしても小さくまとまり過ぎれば
「ああ面白かった」で、心に留まりにくかったり。案外どこか尖ったものの方が印象に残る
ことだってあるかもしれません。世にはクソゲー（何かが足りないもの）なるものを愛する
人たちだっているのです。


で。現在の久我さんは特に腐っているわけではありませんが、BLは好きな方です。とはいえ
何でもいいから♂と♂くっつけとけ！というのは二次創作では問題無いのですが（そうか？）
オリジナルだとそれはダメなんじゃないかなと思う人です・・・つか子宮持ってそうな男に
萌えない。心に愛棒をお持ちな腐女子のお友達が多かったのでそう思うのかもですが。ええ、
腐女子の標準装備なので仕方ないです、しかも時々荒ぶるので（黙れ）。


そんな久我さんから見て「世界観が凄い」BL小説のご紹介。双方ムーンライトノベルズで
連載していた有名小説。どちらも書籍化済なのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、
どちらも久我さんの好みでは無かったので興味はありませんでした。しかしこの世界観と
その描写は、些細な好みなどどうでもいいやと思うくらいには面白かったです。



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合法ショタと脳筋のラブラブ内政物語です（おい）。作者さんの他の話もそうなんですが、
毎回情景描写と世界設定が物凄い。内政にしろ、その内政に至るまでの素地がその土地に
無ければどうしようもないんだぜ、というところから始める領主さまのお話です。


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壮大な物語を支える近親相姦もの。世界から切り離されてきて生きてきた男が戸惑いながら
世界を知っていく過程で、読者も世界を知っていきます。ある程度はお約束を踏襲した感じ
なんですが、まさか近親ものでこんな壮大な話が読めるとは思いませんでした。


まあ諏訪緑の漫画でもそういうのあった気がする（BLじゃない。たぶん）。