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posted by fanblog

2016年01月19日

天才! 成功する人々の法則!1万時間の法則!もっと効率的に訓練する方法があった!


天才! 成功する人々の法則

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2008年にグラッドウェル氏が発表した『天才! 成功する人々の法則』は、ニューヨークタイムズのベストセラーになりました。アンダース・エリクソン氏による研究をベースにした同書に何度も出てくるのが、「成功へのマジックナンバー」として引用されている1万時間の法則です。
グラッドウェル氏はまた、その1万時間を「ティッピング・ポイント」とも呼んでいます。

天才になって成功するのに必要な時間が一万時間。
これをもとに計算してみると、
一日一時間の訓練なら28年、
一日二時間なら14年、
一日三時間なら10年で世界に通用するレベルの技能を付けられるということになります。
毎日訓練して、ですよ。

1万時間の法則は、新しい分野に挑戦したい人に、莫大な努力を強要しているようなもの。
でも、もっと簡単に、熟練に達することができるのです。

「どんなスキルでも、6カ月以内で世界クラスになれる」

練習量よりも練習の質が大切だということなのです。たとえ6カ月ではなく2年かかったとしても、グラッドウェル氏の不愉快な1万時間よりはずっとマシでしょう。
さらに、科学的にも心理学的にも、新たな学習へのアプローチ法が繰り返し発見されています。このように洗練された方法や戦略を用いることで、これまでに言われていたよりも短い時間で、専門、習熟、卓越、少なくとも得意と言えるレベルになることができるのです。

目標達成に必要な情報を入手することが、高速なスキル獲得のすべてです。つまり、目標により早く到達するために何を変えればいいのかを見つけることなのです。
スキルによっては、結果や指標を自分で追跡できるものもあります。Googleフォームのような便利なツールを使って自分にフィードバックをして、結果に基づいてアプローチを適応させることが可能です。
それ以外のスキルについては、ほかの方法でフィードバックを得る必要があります。たとえば、マスターマインドグループ(異なる関心や特技を持つ人々が集まり、ほかのメンバーの問題解決を支援するグループのこと)などが例として挙げられます。
プログラミングの学習中なら、「Code Review」のようなコミュニティにコードを投稿すると、貴重な改善点の指摘を得られるでしょう。
さまざまな分野に、同様のコミュニティやフォーラムが存在しています。単純に練習を繰り返すよりも、専門家に価値あるフィードバックループを提供してもらうことで、高速にスキルを向上させ続けることができるでしょう。

単なる経験と、計画的訓練で得られる経験は大きく異なります。計画的訓練では、各人が現在の能力を積極的に超えることに集中します。
大方の予想通り、計画的訓練はハードです。エリクソン教授は、エリートのアスリート、作家、音楽家は、計画的訓練に必要な集中力を、比較的短い時間しか維持できないことを発見しました。それでも、とても具体的なスキルに集中することで、最高のパフォーマンスを発揮し続けることができるのです。
生活の主要なエリアにおいて計画的訓練をトラッキングするためのツールやアプリも出ています。あるいは、身の周りにあるツールの使い方を変えることも可能です。
たとえば、プレゼンテーションスキルを向上したければ、スマートフォンで動画を撮影すればいいでしょう。特化したツールを使いたければ、「SpeechMaker」などがあります。
ウェブには、さまざまなスキルに対応した教育的ゲームやツールがあふれています。新しいトピックの学習には、「Anki」のようなツールがオススメです。プログラミングの学習には、計画的訓練を。それができたら、「Pramp」や「interviewing.io」などの新しいツールを使って、ライブでコーディングインタビューの練習をしましょう。
周囲を見回して、マラソンを開始してください。

先生になる
教えることで学ぶというアイデアは、何ら新しくありません。しかし、National Training Laboratoriesは、研究結果に基づいて「ラーニング・ピラミッド」を発表しました。これは、さまざまな形態の指導によって得られる学習定着率を示した、シンプルな図です(編集部注:前述のリンク先の画像を参照ください)。反対意見はあるものの、多くの人にとっては信頼できるガイドラインとなっています。
これによると、受動的学習アプローチによって得られる定着率は低くなっています。しかし、大人になってからのスキル習得は、この方法が多いのが残念です。
一方、参加型の方法では、定着率がぐんと上がります。「グループディスカッション」(定着率50%)は、マスターマインドグループやオンラインでも可能です。「実践による練習」(定着率75%)で、計画的訓練が導入されます。さらに、「他者に教える」(定着率90%)を無視することはできません。
6歳児に説明できなければ、理解しているとは言えない。
──アインシュタイン
すでに熟練か初心者かは関係ありません。専門家としてさらに上を目指すのであれば、他人に教えることがたくさんあるでしょう。初心者なら、いま学んでいることを誰かに説明すればいいのです。
たとえば、ティム・フェリス氏の方法を用いて「非常に良い」ロッククライマーになったハリー・クラウドフット氏は、その道のりを文章に残しています。彼の記事の多くは、ほかの人が学ぶ際の参考になるでしょう。
このアプローチをとって他者に教えられるようになるには、非常に具体的な分野まで真に理解していなければなりません。それがモチベーションと責任になり、そのトピックを本当に理解できるようになるのです。
すでに高いレベルを持っているなら、「Private Tutoring At Home」などのサイトを利用して、教える仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。もう少し責任がないものを探しているなら、「Quora」「Reddit」などの掲示板で、関係のある質問に答えてみるのもいいでしょう。
ブログもオススメです。あなたの見つけたこと、方法、結果などを公開しましょう。ブログの開設が面倒なら、「Medium」に書いたり、プライベートなFacebookグループを作って他者の参加を促したりと、選択肢はたくさんあります。

行動に移そう

上記のように、グラッドウェル氏の1万時間の法則は、非常に不安定な基盤の上に成り立っています。しかし、幸運なことに、そこまでの努力を必要としない方法があるのです。
練習時間の過ごし方に注目することで、学習速度を上げることができます。これにより、思ったよりもずっと早く、スキルを習得できるでしょう。
そのためにも、信頼できるフィードバックループを見つけ、計画的訓練を導入し、他人に教えることを学習法に取り入れてください。


原文http://www.makeuseof.com/tag/10000-hour-rule-wrong-really-master-skill/

この記事へのコメント
こんにちは。
ブログランキングから参りました、matumoと申します。

確かに誰かに教えた時の方が、理解度はぐんと高まりますね。
グループでやる作業も、わからないことがその場で共有できるのでやはり理解度が違ってきます。
参考になりました。
応援して帰ります。
Posted by matumo at 2016年01月22日 01:15
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