2016年03月27日
幸せな人生に必要なもの3つ
お金、地位、権力......。幸せの定義は人それぞれかもしれません。しかし、真の幸せに必要なことは実はもっとシンプル。
ハーバード大学で行われた75年にわたる研究によると、良い人間関係こそが幸せと健康をもたらしてくれるようです。
1. 孤独は寿命を縮める
人々は自分がこうありたいと思っている以上に孤独である場合幸せでなく、中年以降、健康や脳機能が下降気味になり、孤独でない人にくらべて短命です。
悲しいことに、アメリカ人の5分の1が孤独であるといいます。
これにはちょっとヒヤッとしてしまいました。もし、自分が幸せか、と問われれば、好きなことばかりをやらせてもらえている現状は(上を見たらキリが無いのはわかっているので)幸せだ、と即答する自信がある私です。
しかし、幸せの自覚があるにもかかわらず、いつも孤独を感じています。海外で生活していることもあり、ふとしたときに寂しいな、と思う瞬間が訪れます。
そういえば最近珍しく不調が続き、忘れっぽいかも......、と思い当たる節もあり、私自身ちょっと怖い事実です。
2. 人間関係は数より質
葛藤のなかで生きるのは、本当に健康に良くありません。葛藤の多い結婚、たとえば愛情の欠落などは、おそらく離婚するよりも健康に非常に悪影響をおよぼします。
良好で温かな関係で生きることは、私たちを守ってくれます。
嫌だなとか、許せないな、と言った感情を持ったままベッドに入ると、なかなか寝付けず翌日もボーッとしたまま過ごす羽目になることも。
それが長期的に付き合う相手であったら、健康に及ぼす影響は容易く想像がつきます。スマートな友人のなかには、ちょっと面倒、と思う相手とは無理に付き合わず上手に距離を置く人も。
ストレスになるような関係は断ち切って、すこし自分本位に人間関係を築くことが幸せへの近道かもしれません。
3. 良い関係は脳を守る
必要な時に助けてくれる人がいる、と感じている人の記憶は鋭く長く留まりますが、そうでない人の記憶はより早く消えてしまいます。
すこし角度は違うかもしれませんが、私の周りで親子関係が良好、かつ愛情をたくさん受けて育ったひとは勉強もそれなりにできたのを思い出しました。心の充実感が脳にも影響するようです。
1938年のプログラムスタートから、J.F.ケネディも含む被験者(すべて白人、ほとんどが第二次世界大戦に従事)は90代を迎え、724名中60名が現在も健在。
その壮大な研究結果が示す、真の幸せを得るのに必要なポイントは本当にシンプルです。
人間関係の煩わしさに嫌気がさしたり、孤独を感じたときには「ひとりでも大丈夫」とつい強がってしまいますが、それでは幸せも、長生きも叶わないようです。
引用:http://www.cafeglobe.com/2016/03/053295harvard_happiness.html
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